「音羽山丁石」21基すべてを写真におさめよう企画☆

2019.02.07(木) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
10 時間 50
休憩時間
0
距離
31.6 km
のぼり / くだり
1014 / 1265 m
1
2 32
19
3 4
29
1 6
2 35

活動詳細

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本日は音羽山一帯の道標調査の予定でしたが、 前日の雨で足元のコンディションは最悪、おまけに濃霧発生! なので調査は次回に持ち越して急遽予定を変更し、 音羽山観音寺(旧善法寺)の江戸期の丁石17基と戦国時代のものと言われる4基の丁石、 計21基すべてを写真におさめようという誰もやらない(?)試みに変更です☆ (2016年には10基のみ撮影) ちなみに今日歩いたルートは悪路の連続で危険箇所も多いので、 道標めぐりのルートとしてはおすすめ出来ません。 (藪漕ぎ、崖下り、沢登り下り、ぬかるみ、通告止め突破などw) 別にちゃんとした(?)登山道があるようなのでそちらでどうぞ。 帰りは泥んこで恥ずかしいので電車に乗らずに家まで歩いて帰りましたw 桜井-橿原間の道標も撮りましたが割愛します♪

音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 7時半、近鉄榛原駅を出発。濃霧でダイヤが乱れていました。
7時半、近鉄榛原駅を出発。濃霧でダイヤが乱れていました。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 まずは…、神武東征の際に天神地祇を祀ったとされる菟田川之朝原傳稱地を案内する、奈良縣奉祝会による道標。(昭和15年)
まずは…、神武東征の際に天神地祇を祀ったとされる菟田川之朝原傳稱地を案内する、奈良縣奉祝会による道標。(昭和15年)
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 さっそくこんな感じ。
さっそくこんな感じ。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 またもや懲りずに尾根の先端まで来てしまった。
またもや懲りずに尾根の先端まで来てしまった。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 無理矢理ここへ降りる。傾斜45度以上。
無理矢理ここへ降りる。傾斜45度以上。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 女寄トンネルの上に出てきました。
女寄トンネルの上に出てきました。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 半阪峠の手前に立つ道標(昭和15年) 半阪峠には奈良縣奉祝会による男坂傳稱地の碑が建てられています。ちなみに女坂傳稱地はずっと南の大峠にあります。半阪越え(旧忍阪街道)は松山(大宇陀)と桜井を結んでいた重要な道でした。
半阪峠の手前に立つ道標(昭和15年) 半阪峠には奈良縣奉祝会による男坂傳稱地の碑が建てられています。ちなみに女坂傳稱地はずっと南の大峠にあります。半阪越え(旧忍阪街道)は松山(大宇陀)と桜井を結んでいた重要な道でした。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 こちらにも。
こちらにも。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 小峠と呼ばれる地区に自然石の道標が立っています。
小峠と呼ばれる地区に自然石の道標が立っています。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 「左 う多(宇陀)道」「観音講 享和二○(年?)戌 三月十七日」(1802年)
「左 う多(宇陀)道」「観音講 享和二○(年?)戌 三月十七日」(1802年)
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 なんか…たいへんな場所に足を踏み入れてしまった。道なんだけど…(^-^; 迷路のようになっていて遊園地のお化け屋敷を思い出した。
なんか…たいへんな場所に足を踏み入れてしまった。道なんだけど…(^-^; 迷路のようになっていて遊園地のお化け屋敷を思い出した。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 前半からドロドロ。
前半からドロドロ。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 では、お山に登るとします♪ いちおう道です。
では、お山に登るとします♪ いちおう道です。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 たいがいな急斜面を直登してやっとこさ西山岳の西にある峠に到着☆ 五差路。
たいがいな急斜面を直登してやっとこさ西山岳の西にある峠に到着☆ 五差路。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 これがウワサの竜王神社☆ ここからずっと東へ山を下りた場所に「右 お登は(音羽) 里う王(わ)う(竜王)」と刻まれた嘉永2年の道標が立っています。今年の1月4日にその山の下の道標の前でアンチモン鉱山跡のことや道案内してくれたおじさんに、先ほどばったり出会ってお互いにびっくり! 足元悪くて少し参ってたけど一瞬で元気出た☆ 最後に『きぃつけてな!』って言葉がむっちゃうれしかった♪
これがウワサの竜王神社☆ ここからずっと東へ山を下りた場所に「右 お登は(音羽) 里う王(わ)う(竜王)」と刻まれた嘉永2年の道標が立っています。今年の1月4日にその山の下の道標の前でアンチモン鉱山跡のことや道案内してくれたおじさんに、先ほどばったり出会ってお互いにびっくり! 足元悪くて少し参ってたけど一瞬で元気出た☆ 最後に『きぃつけてな!』って言葉がむっちゃうれしかった♪
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 さて、案内板には通行不能××とあるのですが…、
さて、案内板には通行不能××とあるのですが…、
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 ほんとかな…?
ほんとかな…?
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 道は川のようですが、道標「右 於登ハ(音羽観音寺)」は無事に立っておりましたので指示通り右へ登っていくと…、
道は川のようですが、道標「右 於登ハ(音羽観音寺)」は無事に立っておりましたので指示通り右へ登っていくと…、
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 …すごい藪でした。防災無線用のアンテナ。
…すごい藪でした。防災無線用のアンテナ。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 お気づきでしょうが、そうです、霧です。
お気づきでしょうが、そうです、霧です。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 霧の道標♪「左 於と者(音羽観音寺)」とかのんきに言うてる場合ではなく…、
霧の道標♪「左 於と者(音羽観音寺)」とかのんきに言うてる場合ではなく…、
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 よかった、霧が晴れてきた! 音羽山山頂(標高851.7m)
よかった、霧が晴れてきた! 音羽山山頂(標高851.7m)
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 また霧が出るとなんなので、音羽山観音寺のほうへ下ることにします。相変わらずすごい道…。
また霧が出るとなんなので、音羽山観音寺のほうへ下ることにします。相変わらずすごい道…。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 この道(沢)は今まで何回か通ったけど、雨後でいつも以上にドロドロの急勾配。
この道(沢)は今まで何回か通ったけど、雨後でいつも以上にドロドロの急勾配。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 音羽山観音寺(善法寺)
音羽山観音寺(善法寺)
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 さて、音羽山観音寺の全丁石(21基)すべてを写真におさめよう企画スタートです☆ まずは山門下にある戦国時代のものと言われる4基☆
さて、音羽山観音寺の全丁石(21基)すべてを写真におさめよう企画スタートです☆ まずは山門下にある戦国時代のものと言われる4基☆
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 「下品下生 九町」
「下品下生 九町」
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 「中品中生 五町」
「中品中生 五町」
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 「中品中生 四町」
「中品中生 四町」
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 「上品上生 一町」 おそらく山の下から下品→中品→上品と上がっていくのでしょうね♪ 私は下のほうです。
「上品上生 一町」 おそらく山の下から下品→中品→上品と上がっていくのでしょうね♪ 私は下のほうです。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 そしてこれは??
そしてこれは??
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 これらは他の仏塔や石仏などと共にまとめられています。探してみると楽しいですよ♪ ではお山を下っていきます。
これらは他の仏塔や石仏などと共にまとめられています。探してみると楽しいですよ♪ ではお山を下っていきます。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 観音寺参道に残る江戸時代の丁石。珍しく17基すべてが現存しています。まずは十七丁石(天保15年)
観音寺参道に残る江戸時代の丁石。珍しく17基すべてが現存しています。まずは十七丁石(天保15年)
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 十六丁石(天保15年)
十六丁石(天保15年)
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 十五丁石。
十五丁石。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 十四丁石(天保15年)
十四丁石(天保15年)
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 十三丁石(天保15年)
十三丁石(天保15年)
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 十二丁石(天保15年)
十二丁石(天保15年)
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 十一丁石は祠の横にあります。
十一丁石は祠の横にあります。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 十一丁石だけは弘化二年のもので、形式が少し違います。
十一丁石だけは弘化二年のもので、形式が少し違います。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 十丁石のすぐ上にある立派な道標。「梵字 音羽山觀世音 左 たふのミ祢」「安政二乙卯年六月吉日」「願主 南八木 高村市 嶋屋半兵ヱ 播磨屋弥兵ヱ 古手屋茂吉 縄手村 前?田弥七」
十丁石のすぐ上にある立派な道標。「梵字 音羽山觀世音 左 たふのミ祢」「安政二乙卯年六月吉日」「願主 南八木 高村市 嶋屋半兵ヱ 播磨屋弥兵ヱ 古手屋茂吉 縄手村 前?田弥七」
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 十丁石(天保15年)
十丁石(天保15年)
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 九丁石。
九丁石。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 八丁石とお地蔵さまが並んでいます。
八丁石とお地蔵さまが並んでいます。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 八丁石(天保15年)
八丁石(天保15年)
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 お地蔵さまは道標を兼ねています。「左 久王んおん(観音) 江?」
お地蔵さまは道標を兼ねています。「左 久王んおん(観音) 江?」
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 七丁石(天保15年)もお地蔵さまと並んでいます。
七丁石(天保15年)もお地蔵さまと並んでいます。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 こちらも道標になっています。「右 久王んヲン道(観音道)」
こちらも道標になっています。「右 久王んヲン道(観音道)」
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 観音寺の駐車場横に六丁石(天保15年)
観音寺の駐車場横に六丁石(天保15年)
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 ずいぶん下ってきました。五丁石(天保15年)
ずいぶん下ってきました。五丁石(天保15年)
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 四丁石(天保15年)
四丁石(天保15年)
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 三丁石は埋もれている。(天保15年)
三丁石は埋もれている。(天保15年)
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 二丁石はガードレールの外。(天保15年)
二丁石はガードレールの外。(天保15年)
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 ふもとの村へ。
ふもとの村へ。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 一丁石(天保15年)
一丁石(天保15年)
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 多武峯街道との合流点、音羽橋のたもとにある二つの道標でエンディングです☆ 右側の道標「右 多むのミ子(多武峯) 左 お登者さん(音羽山)」 左側の道標「音石山觀音霊場 従是十八町 施主、…右衛門、大坂午年女」
多武峯街道との合流点、音羽橋のたもとにある二つの道標でエンディングです☆ 右側の道標「右 多むのミ子(多武峯) 左 お登者さん(音羽山)」 左側の道標「音石山觀音霊場 従是十八町 施主、…右衛門、大坂午年女」
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 おまけ♪ 帰り道でこんなのを見つけました。ユニークな題目塔です☆ ではまた!^O^/
おまけ♪ 帰り道でこんなのを見つけました。ユニークな題目塔です☆ ではまた!^O^/

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