黒井山等覚寺~りおう(龍王)山~玉葛山~妙見山

2019.02.03(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 5
休憩時間
21
距離
8.5 km
のぼり / くだり
623 / 623 m
1
13
46
1 8

活動詳細

すべて見る

【弘法大師(空海)ゆかりの裳掛(もかけ)地区】 岡山県瀬戸内市の東端一帯を裳掛(もかけ)地区といいます。 2019年1月21日は裳掛地区西部の福谷エリアを訪問しました。 https://yamap.co.jp/activity/3015300 今回訪問したのは東部の虫明(むしあげ)エリアです。 裳掛(もかけ)の名は、間口(まくち)という集落の入江に裳掛岩という岩があり、 ここに弘法大師が衣(=裳)を掛けて干したという伝説に由来します。 この衣を洗って黒くなった井戸が“黒井”と呼ばれました。 今回の出発点となった等覚寺境内にこの井戸があります<写真04,05>。 これが山号(黒井山)の由来ともなっています。 弘法大師が間口集落の家で物干し竿を求めたところ拒まれたので、 仕方なく裳掛岩に衣を干したと言われています。 間口集落と裳掛岩は地図を[全画面表示]にして、 今回の出発点(E)を南にスクロールすると、その位置を確認することができます。 【この地区3座目の龍王山は“りゅうおう”ではなく“りおう”⁉】 備前市と瀬戸内市の境付近に“龍王山”と名の付く山が3座あります。 一つは西大平山の東北東にある龍王山、 一つは四辻(よつじ)山の東にある龍王山、 そして、今回訪問した玉葛(たまかずら)山の北西にある龍王山です。 この龍王山は地図上には名前がなく、しかも標高が記載されていません。 ところが、麓には分かりやすい道標<写真13>と、頂上には展望台が設けられています。 むしろ、他の龍王山2座より明らかに存在感があります。 ところが、この龍王山、読み仮名が“りおう”となっていました。 経緯は不明ですが、おそらく地元の訛りだと思われます。 そして、展望台には「お母さん鯉のぼり」だけが泳いでいました。 そういえば、自分たちが音楽を習った頃の鯉のぼりの歌には、 泳いでいるのはお父さんと子供たちだけです。 あとから、2番の歌詞にお母さんが付け加えられたようです。 りおう山頂上に単独で舞っているお母さん鯉のぼりは、 もしかして、母親に対して感謝の意を表すという意味が込められているのでしょうか。 いろいろと、想像を掻き立てられました。 【玉葛(たまかずら)山と妙見山は見て楽しむ山】 玉葛山と妙見山の登山ルートは地形図上に道がなく、 しかも、YAMAPの地図も利用できない超マイナーなルートです。 ところが、所々に道標がついていたり、道がよく整備されていたので、 特にルートファインディングに困ったということは、ほとんどありませんでした。 妙見山から179.1m三角点峰にアタックしようとして ヤブに突入しそうになり、天候悪化が予想されたためすぐに中断し引き返したり、 黒井集落の赤池まで下りてきて、途中やや道が不明瞭になったりした以外は楽な山行ができました。 今回、この2座を八の字型(=めがね型)に歩いたので、 いろいろな角度から、玉葛山と妙見山を眺めることができました。 その結果、玉葛山は北西方面から、妙見山は南西方面から見ると、 魅力的に映ることがわかりました。 天候はよくなかったので、瀬戸内海や遠方の景色は霞んでいましたが、 その分、却ってコース上にある山の魅力を楽しむことができました。

夕立受山 01福猫その1シャム…最初に出迎えてくれた猫です。タイ仏または弘法大師(空海)の化身か?ありがたや(T_T)⁉
01福猫その1シャム…最初に出迎えてくれた猫です。タイ仏または弘法大師(空海)の化身か?ありがたや(T_T)⁉
夕立受山 02福猫その2黒ネコのタンゴ兄弟…♬黒ネコのタンゴ、タンゴ、タンゴ♩、だんご三兄弟(^^♪いや、2匹でした。
02福猫その2黒ネコのタンゴ兄弟…♬黒ネコのタンゴ、タンゴ、タンゴ♩、だんご三兄弟(^^♪いや、2匹でした。
夕立受山 03福猫その3チビシロ…一番小柄で物欲しそうにこちらを見ていました。人間に媚を売るな、「虎だ!虎だ!お前は虎になるのだ⁉」以上、次々と登場する猫たちを見ながら、勝手に昔の思い出に浸っていました(*_*;
03福猫その3チビシロ…一番小柄で物欲しそうにこちらを見ていました。人間に媚を売るな、「虎だ!虎だ!お前は虎になるのだ⁉」以上、次々と登場する猫たちを見ながら、勝手に昔の思い出に浸っていました(*_*;
夕立受山 04「黒井の井戸」&大師像…「弘法大師が汚れた衣を洗ったところ、井戸が黒くなった」との伝説あり。井戸と弘法大師の関係は最初の文章で触れています。
04「黒井の井戸」&大師像…「弘法大師が汚れた衣を洗ったところ、井戸が黒くなった」との伝説あり。井戸と弘法大師の関係は最初の文章で触れています。
夕立受山 05「黒井の井戸」の中…この水は煮沸して飲むように、井戸の中に逆さに映っている注意書きに明記されていました。
05「黒井の井戸」の中…この水は煮沸して飲むように、井戸の中に逆さに映っている注意書きに明記されていました。
夕立受山 06黒井山等覚寺本堂…「道の駅 黒井山グリーンパーク」の道を挟んだ対面にありますが、道の駅とは地下通路で繋がっており、道の駅から徒歩で行けます。
06黒井山等覚寺本堂…「道の駅 黒井山グリーンパーク」の道を挟んだ対面にありますが、道の駅とは地下通路で繋がっており、道の駅から徒歩で行けます。
夕立受山 07妙現宮鳥居…この奥に神社があるのか、妙見山に登るルートの入口なのか定かではありません。スルーして先にりおう(龍王)山に進みました。
07妙現宮鳥居…この奥に神社があるのか、妙見山に登るルートの入口なのか定かではありません。スルーして先にりおう(龍王)山に進みました。
夕立受山 08ヤブツバキ…日本に自生している椿の仲間で野生種はこのヤブツバキと、その変種とされるユキツバキとヤクシマツバキの3種だけです。
08ヤブツバキ…日本に自生している椿の仲間で野生種はこのヤブツバキと、その変種とされるユキツバキとヤクシマツバキの3種だけです。
夕立受山 09玉葛(たまかずら)山…北東方面から望みました。ミニ富士のようなフォルムです。
09玉葛(たまかずら)山…北東方面から望みました。ミニ富士のようなフォルムです。
夕立受山 10「くろい山道」標石…黒井山等覚寺の往来道だったのでしょうか。
10「くろい山道」標石…黒井山等覚寺の往来道だったのでしょうか。
夕立受山 11シメ♂…くちばしが蠟(ろう)のような色をして、太くて短いので、すぐにわかります。オスはくちばしの付け根周辺が黒いです。
11シメ♂…くちばしが蠟(ろう)のような色をして、太くて短いので、すぐにわかります。オスはくちばしの付け根周辺が黒いです。
夕立受山 12シジュウカラ♂…胸の黒いネクタイのような模様が特徴です。オスはこのネクタイが太いです。
12シジュウカラ♂…胸の黒いネクタイのような模様が特徴です。オスはこのネクタイが太いです。
夕立受山 13りおう(龍王)山登山道入口…そうだったのか⁉「りおう山」分かりやすい登山口です。
13りおう(龍王)山登山道入口…そうだったのか⁉「りおう山」分かりやすい登山口です。
夕立受山 14りおう山頂上展望台…展望台にお母さん鯉のぼりが泳いでいました。なぜ、お母さんだけ?
14りおう山頂上展望台…展望台にお母さん鯉のぼりが泳いでいました。なぜ、お母さんだけ?
夕立受山 15りおう山頂上展望台より玉葛山…南東方向に玉葛山が見えました。
15りおう山頂上展望台より玉葛山…南東方向に玉葛山が見えました。
夕立受山 16りおう山頂上展望台より妙見山…北東方向に妙見山、その右背後に大平山、左奥に片上湾が見えました。
16りおう山頂上展望台より妙見山…北東方向に妙見山、その右背後に大平山、左奥に片上湾が見えました。
夕立受山 17りおう山頂上より東大平山&西大平山…北西方向左に東大平山、中央奧に西大平山が墨絵のように見えました。
17りおう山頂上より東大平山&西大平山…北西方向左に東大平山、中央奧に西大平山が墨絵のように見えました。
夕立受山 18りおう山頂上より龍王山&四辻山…西南西方向左に2週間前に訪問した龍王山、中央に四辻山が見えました。
18りおう山頂上より龍王山&四辻山…西南西方向左に2週間前に訪問した龍王山、中央に四辻山が見えました。
夕立受山 19玉葛山登山道分岐…玉葛(たまかずら)山への道標です。登山の“登”という字に注目(T_T)
19玉葛山登山道分岐…玉葛(たまかずら)山への道標です。登山の“登”という字に注目(T_T)
夕立受山 20玉葛山頂上三角点<点名:玉葛>…標高267.0m地点です。
20玉葛山頂上三角点<点名:玉葛>…標高267.0m地点です。
夕立受山 21玉葛山頂上の祠…水が入ったペットボトルがたくさん供えられていました。龍王山に近いので雨乞いの儀式かも?
21玉葛山頂上の祠…水が入ったペットボトルがたくさん供えられていました。龍王山に近いので雨乞いの儀式かも?
夕立受山 22玉葛山頂上より虫明湾&長島…南南東方向にかき養殖場の虫明(むしあげ)湾と長島が見えました。長島は現在世界遺産登録を目指しています。
22玉葛山頂上より虫明湾&長島…南南東方向にかき養殖場の虫明(むしあげ)湾と長島が見えました。長島は現在世界遺産登録を目指しています。
夕立受山 23玉葛山東尾根より妙見山&大平山…南西方向から見る妙見山のフォルムがもっとも美しいです。右奥に大平山が見えています。
23玉葛山東尾根より妙見山&大平山…南西方向から見る妙見山のフォルムがもっとも美しいです。右奥に大平山が見えています。
夕立受山 24妙見山頂上…頂上標に「妙見山?」と表記されていましたが、100%ここが頂上でしょう。自信を持っていいと思います!(^^)!展望は効きません。
24妙見山頂上…頂上標に「妙見山?」と表記されていましたが、100%ここが頂上でしょう。自信を持っていいと思います!(^^)!展望は効きません。
夕立受山 25妙見山東尾根より179m峰&大平山…中央手前に妙見山東尾根上にある179.1m峰<点名:坂田>が見えます。ここに行こうしましたが、ヤブになったので断念しました。下山途中で雨が降り始めたので無理しなくてよかったです(^_^)
25妙見山東尾根より179m峰&大平山…中央手前に妙見山東尾根上にある179.1m峰<点名:坂田>が見えます。ここに行こうしましたが、ヤブになったので断念しました。下山途中で雨が降り始めたので無理しなくてよかったです(^_^)
夕立受山 26「とんびがくるりと輪を描いたホーイのホイ」…わかるかなぁ?わかんねぇだろうなぁ(*_*;
26「とんびがくるりと輪を描いたホーイのホイ」…わかるかなぁ?わかんねぇだろうなぁ(*_*;
夕立受山 27黒井山等覚寺の鐘楼&六地蔵…ゴール間近で六地蔵が迎えてくれました。いやいや、まだ元気ですよ(*_*;
27黒井山等覚寺の鐘楼&六地蔵…ゴール間近で六地蔵が迎えてくれました。いやいや、まだ元気ですよ(*_*;
夕立受山 28コース概況
28コース概況

動画

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。