百松沢山・南峰

以前はこの時期に毎年登っていた百松沢山であるが、今回は3年振りだ。駐車スペースが気になり早めに来たが、平和霊園は除雪済み、登山口に一番乗りで停める事ができた。 小雪がちらつく中、軽アイゼンを着けてスタート。トレースははっきり分るが、思った以上に新雪が積もっている。スノーブリッジは未だしっかりしていて心配はない。沢が合流する辺りから積雪が多くなり、スノーシューに切り替える。トレースが分かり難い箇所も出てきて、ダウンロードした軌跡を確認しながら進む。行程の3分の2程のところでソロの方に先頭を交代。残り1kmの表示からは何度かの急登を繰り返し、ここが辛い。風は強いが真っ青な空になって山頂到達。 百松沢山北峰には見事な眺望が広がっている。今度は新たなトレースを着けながら南峰に向かう。直ぐ前のカムエボを始め、道央圏の山々が360度はっきりと見渡せる、息を飲むような絶景だ。 南峰を下りた風の当たらないところで暫し休憩した後は、惜しみながら下山。 途中から雪が止んで、山頂前から予報通り快晴になった。百松沢山南峰からの景色は今回も裏切らなかった。改めて、百松沢山のロケーションの良さを実感した素晴らしい山行となった。 下山時にスライドはソロ2人と百松沢山としては少ない。