金剛山・花の季節がやって来た

2024.03.15(金) 日帰り

3か月ぶりの金剛山。木々が芽吹く前に咲く花々を求めてワサビ谷、カトラ谷、ちはや園地、千早本道途中からは「ささやきの小径」を歩いてきました(3月15日・金)。 登山口の温度は 4℃。山はまだ冬の様相。ワサビ谷は何度も歩いているものの、登りは意外と初めて。カトラ谷出合から花芽を出す直前のショウジョウバカマがトレイルの両側にちょこちょことある植林帯の急登を経て落葉樹の自然林帯に入ると、ウグイスが綺麗な声で鳴いていました。 途中、キノコの一種のツチグリを初めて発見。カタクリの群生地はまだ一面落ち葉に覆われていましたが、新葉を出した一株見っけ。傍には虫食いだらけのミヤコアオイの葉っぱ。どうやらギフチョウの幼虫がいるよう。カタクリとギフチョウのコラボを是非とも見てみたい! 一度、黒栂尾根にあがって途中からヤマブキソウの群生地へ。新芽がところどころ出てました。それにしてもカトラ谷の崩落が去年よりも拡がって群生地の傍にまで迫っており、この先が心配です。 このヤマブキソウの群生地からカトラ谷側へと降ります。ニリンソウの新葉も殆ど落ち葉の下。土石流で荒廃したカトラ谷源流部を渡って、反対側のニリンソウ群落地へ。此方も、まだ一面落ち葉に覆われていました。 頂上の国見城址広場には、ちびまる子ちゃんの雪像がかろうじて融けずに残ってました。ここから「ちはや園地」へ。大阪府最高地点でお昼を食べ、近くにある展望台に登りました。この日はPM2.5が多めで、綺麗な遠望は楽しめず。頂に雪が残る大峰の山々がかすかに見えました。 「ちはや星と自然のミュージアム」では、園内の花の開花状況を確認(入口にある地図で確認できます)。「金剛山 野草と木の花ハンドブック」の新版が今年2月に出版されていたので早速購入。 園地内では、今回のターゲットだったオオミスミソウの花や、ピークは過ぎていたもののまだまだ蕾を持ったフクジュソウ等を楽しみながら散策。セツブンソウはモヤシのようにヒョロと芽が出たばかりで、花はまだ先(昨年は既に咲いていた)。 もう一度、頂上へ戻り千早本道で下山。途中から「ささやきの小径」に入り、今回のもう一つのターゲットだったセリバオウレンを探すも見つからず。2月下旬に歩かないとやっぱり出会えないみたい。来年は、雪から顔を出したばかりのフクジュソウと合わせて楽しみたいと思います。

ワサビ谷の急登
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ワサビ谷の急登

ワサビ谷の急登

ワサビ谷の植林帯を抜けると天然林が広がっています。
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ワサビ谷の植林帯を抜けると天然林が広がっています。

ワサビ谷の植林帯を抜けると天然林が広がっています。

ツツジの新芽。シーズンになると一杯咲きます。後ろの太い幹の木は山桜の大木。山桜の古木が意外と多くあります(ワサビ谷)。
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ツツジの新芽。シーズンになると一杯咲きます。後ろの太い幹の木は山桜の大木。山桜の古木が意外と多くあります(ワサビ谷)。

ツツジの新芽。シーズンになると一杯咲きます。後ろの太い幹の木は山桜の大木。山桜の古木が意外と多くあります(ワサビ谷)。

キノコの一種のツチグリ。初めて観ました(ワサビ谷)。
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キノコの一種のツチグリ。初めて観ました(ワサビ谷)。

キノコの一種のツチグリ。初めて観ました(ワサビ谷)。

ヤマグリとヤマネコノメソウ(ワサビ谷)。
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ヤマグリとヤマネコノメソウ(ワサビ谷)。

ヤマグリとヤマネコノメソウ(ワサビ谷)。

カタクリの群生地にところどころ見つかる虫食い状態のミヤコアオイ(ワサビ谷)。ギフチョウの幼虫(今の時期は蛹)がいるみたい。
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カタクリの群生地にところどころ見つかる虫食い状態のミヤコアオイ(ワサビ谷)。ギフチョウの幼虫(今の時期は蛹)がいるみたい。

カタクリの群生地にところどころ見つかる虫食い状態のミヤコアオイ(ワサビ谷)。ギフチョウの幼虫(今の時期は蛹)がいるみたい。

カタクリの新芽(ワサビ谷)
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カタクリの新芽(ワサビ谷)

カタクリの新芽(ワサビ谷)

バイケイソウの新芽(ワサビ谷)
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バイケイソウの新芽(ワサビ谷)

バイケイソウの新芽(ワサビ谷)

ニリンソウの大群落地。新芽はまだ落ち葉の下(カトラ谷)。
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ニリンソウの大群落地。新芽はまだ落ち葉の下(カトラ谷)。

ニリンソウの大群落地。新芽はまだ落ち葉の下(カトラ谷)。

国見城址広場
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国見城址広場

国見城址広場

ちびまる子ちゃんの雪像(国見城址広場)
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ちびまる子ちゃんの雪像(国見城址広場)

ちびまる子ちゃんの雪像(国見城址広場)

ワサビ谷コースの尾根とカトラ谷(手前)。国見城址広場から。
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ワサビ谷コースの尾根とカトラ谷(手前)。国見城址広場から。

ワサビ谷コースの尾根とカトラ谷(手前)。国見城址広場から。

頂上の売店前。雪の季節も、もう終わり。
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頂上の売店前。雪の季節も、もう終わり。

頂上の売店前。雪の季節も、もう終わり。

シン・頂上に鎮座する葛木神社
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シン・頂上に鎮座する葛木神社

シン・頂上に鎮座する葛木神社

モミジ谷の向こうに大和葛城山(959m)を眺める。ちなみに大阪府の最高峰。
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モミジ谷の向こうに大和葛城山(959m)を眺める。ちなみに大阪府の最高峰。

モミジ谷の向こうに大和葛城山(959m)を眺める。ちなみに大阪府の最高峰。

大阪府最高地点(1,053m)でお昼。
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大阪府最高地点(1,053m)でお昼。

大阪府最高地点(1,053m)でお昼。

ちはや園地の展望台から西側の和泉山脈を眺める。中央が岩湧山(897m)。右隣の峰が和泉葛城山(866m)。左隣の峰が南和泉葛城山(922m)
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ちはや園地の展望台から西側の和泉山脈を眺める。中央が岩湧山(897m)。右隣の峰が和泉葛城山(866m)。左隣の峰が南和泉葛城山(922m)

ちはや園地の展望台から西側の和泉山脈を眺める。中央が岩湧山(897m)。右隣の峰が和泉葛城山(866m)。左隣の峰が南和泉葛城山(922m)

中央のかすかに見える峰は、雪を頂いた八経ヶ岳と弥山(展望台から)
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中央のかすかに見える峰は、雪を頂いた八経ヶ岳と弥山(展望台から)

中央のかすかに見える峰は、雪を頂いた八経ヶ岳と弥山(展望台から)

オオミスミソウ(ちはや園地)
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オオミスミソウ(ちはや園地)

オオミスミソウ(ちはや園地)

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セツブンソウの芽(ちはや園地)。去年の今頃はすでに花が咲いていました。
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セツブンソウの芽(ちはや園地)。去年の今頃はすでに花が咲いていました。

セツブンソウの芽(ちはや園地)。去年の今頃はすでに花が咲いていました。

フクジュソウ(ちはや園地)
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フクジュソウ(ちはや園地)

フクジュソウ(ちはや園地)

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マンサク(ちはや園地)
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マンサク(ちはや園地)

マンサク(ちはや園地)

アセビ(ちはや園地)
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アセビ(ちはや園地)

アセビ(ちはや園地)

岩屋文殊
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岩屋文殊

岩屋文殊

再び頂上広場へ。
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再び頂上広場へ。

再び頂上広場へ。

千早本道の新道。新緑や紅葉はこちら側を歩くことをお勧め。
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千早本道の新道。新緑や紅葉はこちら側を歩くことをお勧め。

千早本道の新道。新緑や紅葉はこちら側を歩くことをお勧め。

ささやきの小径の尾根道
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ささやきの小径の尾根道

ささやきの小径の尾根道

見事な〇(ささやきの小径)
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見事な〇(ささやきの小径)

見事な〇(ささやきの小径)

ミヤマシキミの蕾(ささやきの小径)
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ミヤマシキミの蕾(ささやきの小径)

ミヤマシキミの蕾(ささやきの小径)

岡本太郎の芸術か古代マヤ文化の名残か(笑)。(ささやきの小径)
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岡本太郎の芸術か古代マヤ文化の名残か(笑)。(ささやきの小径)

岡本太郎の芸術か古代マヤ文化の名残か(笑)。(ささやきの小径)

カンスゲ(ささやきの小径)
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カンスゲ(ささやきの小径)

カンスゲ(ささやきの小径)

ワサビ谷の急登

ワサビ谷の植林帯を抜けると天然林が広がっています。

ツツジの新芽。シーズンになると一杯咲きます。後ろの太い幹の木は山桜の大木。山桜の古木が意外と多くあります(ワサビ谷)。

キノコの一種のツチグリ。初めて観ました(ワサビ谷)。

ヤマグリとヤマネコノメソウ(ワサビ谷)。

カタクリの群生地にところどころ見つかる虫食い状態のミヤコアオイ(ワサビ谷)。ギフチョウの幼虫(今の時期は蛹)がいるみたい。

カタクリの新芽(ワサビ谷)

バイケイソウの新芽(ワサビ谷)

ニリンソウの大群落地。新芽はまだ落ち葉の下(カトラ谷)。

国見城址広場

ちびまる子ちゃんの雪像(国見城址広場)

ワサビ谷コースの尾根とカトラ谷(手前)。国見城址広場から。

頂上の売店前。雪の季節も、もう終わり。

シン・頂上に鎮座する葛木神社

モミジ谷の向こうに大和葛城山(959m)を眺める。ちなみに大阪府の最高峰。

大阪府最高地点(1,053m)でお昼。

ちはや園地の展望台から西側の和泉山脈を眺める。中央が岩湧山(897m)。右隣の峰が和泉葛城山(866m)。左隣の峰が南和泉葛城山(922m)

中央のかすかに見える峰は、雪を頂いた八経ヶ岳と弥山(展望台から)

オオミスミソウ(ちはや園地)

セツブンソウの芽(ちはや園地)。去年の今頃はすでに花が咲いていました。

フクジュソウ(ちはや園地)

マンサク(ちはや園地)

アセビ(ちはや園地)

岩屋文殊

再び頂上広場へ。

千早本道の新道。新緑や紅葉はこちら側を歩くことをお勧め。

ささやきの小径の尾根道

見事な〇(ささやきの小径)

ミヤマシキミの蕾(ささやきの小径)

岡本太郎の芸術か古代マヤ文化の名残か(笑)。(ささやきの小径)

カンスゲ(ささやきの小径)