活動データ
タイム
05:27
距離
10.2km
のぼり
953m
くだり
958m
活動詳細
すべて見る3か月ぶりの金剛山。木々が芽吹く前に咲く花々を求めてワサビ谷、カトラ谷、ちはや園地、千早本道途中からは「ささやきの小径」を歩いてきました(3月15日・金)。 登山口の温度は 4℃。山はまだ冬の様相。ワサビ谷は何度も歩いているものの、登りは意外と初めて。カトラ谷出合から花芽を出す直前のショウジョウバカマがトレイルの両側にちょこちょことある植林帯の急登を経て落葉樹の自然林帯に入ると、ウグイスが綺麗な声で鳴いていました。 途中、キノコの一種のツチグリを初めて発見。カタクリの群生地はまだ一面落ち葉に覆われていましたが、新葉を出した一株見っけ。傍には虫食いだらけのミヤコアオイの葉っぱ。どうやらギフチョウの幼虫がいるよう。カタクリとギフチョウのコラボを是非とも見てみたい! 一度、黒栂尾根にあがって途中からヤマブキソウの群生地へ。新芽がところどころ出てました。それにしてもカトラ谷の崩落が去年よりも拡がって群生地の傍にまで迫っており、この先が心配です。 このヤマブキソウの群生地からカトラ谷側へと降ります。ニリンソウの新葉も殆ど落ち葉の下。土石流で荒廃したカトラ谷源流部を渡って、反対側のニリンソウ群落地へ。此方も、まだ一面落ち葉に覆われていました。 頂上の国見城址広場には、ちびまる子ちゃんの雪像がかろうじて融けずに残ってました。ここから「ちはや園地」へ。大阪府最高地点でお昼を食べ、近くにある展望台に登りました。この日はPM2.5が多めで、綺麗な遠望は楽しめず。頂に雪が残る大峰の山々がかすかに見えました。 「ちはや星と自然のミュージアム」では、園内の花の開花状況を確認(入口にある地図で確認できます)。「金剛山 野草と木の花ハンドブック」の新版が今年2月に出版されていたので早速購入。 園地内では、今回のターゲットだったオオミスミソウの花や、ピークは過ぎていたもののまだまだ蕾を持ったフクジュソウ等を楽しみながら散策。セツブンソウはモヤシのようにヒョロと芽が出たばかりで、花はまだ先(昨年は既に咲いていた)。 もう一度、頂上へ戻り千早本道で下山。途中から「ささやきの小径」に入り、今回のもう一つのターゲットだったセリバオウレンを探すも見つからず。2月下旬に歩かないとやっぱり出会えないみたい。来年は、雪から顔を出したばかりのフクジュソウと合わせて楽しみたいと思います。
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