妙法ヶ岳

2024.03.02(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 23
休憩時間
1 時間 31
距離
15.1 km
のぼり / くだり
1485 / 732 m
2 12
2 6
51

活動詳細

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今年は雲取山に三峰コースから登ってみたいと思い、あれこれ見ていたら秩父鉄道🚃の三峰口駅が素敵💗。三峯神社⛩️にも詣でたいし、せっかくなので奥宮にも行ってみたい。でも三峰コースに公共交通機関で行こうとするとスタート時間が遅くなり、登るのにもかなり時間がかかりそうなため、登る日にはあちこちに寄る余裕はなさそう。…ということで、今回は三峰口駅から歩いて三峯神社⛩️を詣で、奥宮に詣でるため前回使いそびれたチェーンスパイクも使って妙法ヶ岳に登ることを目標にしてみました。 秩父の山並みを眺めながらの各駅停車の電車🚃の旅は楽しく、三峰口駅も想像していた通りレトロな雰囲気で素敵でした。 三峰口駅からはアスファルトの道を歩きます。気温は低めながらとてもいいお天気☀️。一部日陰で凍結している部分もありましたが、強い陽射しが照り付けていた後半は暑くて結構疲れました。寒さに備えてニット帽にしましたが、つばのある帽子にすれば良かった💦。それでもところどころ眺望の良いところもあり楽しめましたし、紅葉の季節などはさらに素晴らしい景色になるようです。 表参道に入ると、最初は石畳の坂、その後は九十九折りの登山道になり、途中から雪が出て来て、雪の量は徐々に増えていきました。 トレースはしっかりありましたが、足跡の上を歩くと滑って歩きづらく、先週の笹尾根の雪と見た目はさほど変わらないのに新雪とは随分歩きやすさが違うんだなあと学びになりました。途中、雪で折れたのか枝のついた木が登山道に倒れていて通れず、脇の斜面を登ろうとすると滑ってずり落ちそうになったり、雪もどんどん深くなる中延々と登りが続いて息が切れたり、「表参道」という名前でイメージしていたものとはだいぶ違う、ハードな登り💦となりました。 三峯神社の門構えはやっぱり豪華。参道の凍り付いたところで滑り、派手に尻餅をつくというまさかの出来事😓もありましたが、気を取り直して神社に参拝し、安全登山を祈願しました。 その後は秩父の山々が目の前に広がる絶景を見ながら昼食。いいお天気過ぎてまた日焼けしそうでしたが、贅沢な時間を過ごすことができました。 奥宮(妙法ヶ岳)に向かう鳥居の脇には登山届の用紙とポストが設置してあり、本格的な山であることを予感させます。少し歩くと雪道が凍り始め、ガチガチに凍結した上に雪が積もってとても滑りやすくなっていました。三峯神社は一般の参拝客がほとんどで、奥宮にも普通の服装、スニーカーで向かっている人を見かけましたが、これは滑って怖そう! 凍結した道、凍結した上に雪が積もった道の歩行をしばらく経験した後、チェーンスパイクを履きました。初体験のためそろそろと歩きだしてみたら…歩きやすくて感動😃!!凍結して雪も深くはない今日のような道には最高!今日のためにだけでも買ったかいがある!とテンション上がってしまいました😅。ザクザク歩けてつい調子に乗りそうなのをセーブしながら歩きます。 奥宮が近づいて来ると非常に急な登りとなり、網状になった鉄の階段、鎖場、とても急な石の階段が続きます。チェーンスパイクのスパイクがひっかかりそうになるため慎重に、手すりにもガッツリつかまりながら進みました。 妙法ヶ岳山頂に奥宮があり、その周囲はあまり広くはないのですが、360度近く周囲の山々を見渡すことができ、すばらしい絶景に感嘆😲!妙法ヶ岳は標高も高くはなく、あくまで奥宮を詣でることが目的で、眺望はそもそも全く期待していなかったため、驚きつつも感動😇しました。 ここは修験者の道とのこと。登山道や階段や手すりなどがしっかり整備されていて登山靴にチェーンスパイクを履いていても登るのに苦労したこの道を、修験者はさぞかし苦労して登られたのだろう、しかしだからこそなおさらこの絶景にはきっと神々しいものを感じたのではないか…などとも思いながら奥宮を後にしました。 今日は下見と練習くらいのつもりでしたが、当初イメージしていたよりずっとしっかり登山も雪上の歩行も満喫することができ、そしてお天気にも恵まれて秩父の山々の絶景も見ることができ、秩父の山々の魅力を知ることができました。 楽しく無事の山行に心から感謝しつつ、今年は秩父の山にもたくさん登り、魅力も知っていきたいとあらためて思う一日でした。

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