藪漕ぎ山行ｰ尾巡山・吉見山・牧神岳ｰ

尾巡山は麓の生見駅からも登ってこれるが、山頂に広がる千貫平公園からなら10分もかからずに登頂できる。公園からは錦江湾、桜島、開聞岳など絶景が広がる。 尾巡山から少し下ったところに吉見山への分岐が表示されているが、これは既に藪に飲まれていた。言われてみたら、道らしきものがあるが、もはや獣道ですらないような状態。指宿スカイラインの盛土をよじ登った先に吉見山への作業道が見える。 吉見山は通信局のアンテナと風力発電の風車が回っている。山頂はこのアンテナ群を覆うフェンスの先にあるので、ギリギリまで近付いてなんとか登頂扱いに。 風車の裏手に少しだけ藪を漕いだ跡があり、そこから林道に向かう。この間は、木々が疎らでまだ通りやすい。 林道は相当前に放棄されたようで、路盤も崩れかけ、木々が生い茂って薄暗い。西のアグリランド頴娃との間には盛土？がある。近くまで小道が付けられているが、風車側の小道には有刺鉄線が張られている。次の小道との間には有刺鉄線はなく、盛土に踏み跡がついているので、意外と通る人がいるのかもしれない。 アグリランド頴娃の広大なグラウンドゴルフ場？に出たら、道を辿って牧神岳へ。地図にはないが、馬頭観音を祀る神社が中腹にあり、そこを通って山頂へ向かう短絡路がある。アグリランド頴娃はキャンプ場や山頂の展望台などあるが、土日祝のみの営業となっている。 アグリランド頴娃から千貫平公園までは指宿スカイラインの路肩を歩くが、縁石とガードレールの間は1メートルほどあり、草も刈り払われているので問題なく歩けた。