棚山・宇連山・瀬戸岩_紅葉を期待して_20231103

2023.11.03(金) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 46
休憩時間
1 時間 13
距離
8.6 km
のぼり / くだり
618 / 617 m
7
53
52
1 46
1 29

活動詳細

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ここしばらく鈴鹿山脈や長野県遠征ばかりで、愛知県内の山に登ってなかったので、奥三河の宇蓮山に。 棚山高原の林道から、棚山を回って宇蓮山に至る周回コース。 登山口までの林道は酷道と聞いていたけど、たしかに未舗装部分はかなり荒れている。 特に砂利道部分は、雨の後だと腹を擦りそう。 私は下りの時にちょっと油断して、フロントスポイラーを擦ってしまった。 林道閉鎖ゲート前の空き地に車を止め、最初は登山口から一気に高原まで登る急登。 スイッチバックに道が切られているので、想像してたほどキツくはない。 しかし気温が高く、あっという間に汗が噴き出してくるので、シャツの袖をまくる。 高原まで登ると、後はしばらく、ほとんどアップダウンの無い気持ち良い高原歩き。 石垣のある沢沿いに緩く登っていくと、棚山キャンプ場跡に出る。 バンガローや崩壊した建物が森林に飲み込まれつつある景色は、ちょっと怖い。 全くの自然の中より、中途半端に人の痕跡のある景色の方が、私は不気味さを感じる。 キャンプ場跡を過ぎると、有名な東屋に到着。 先に進み、分岐を左へ。 途中の瀬戸岩に寄り道して絶景を楽しんでから、更に左方へ。 高原の気持ち良い道を進んで、更に鳳来寺との分岐点を左に曲がると、棚山への登りが始まる。 軽く登ると、最初の758ピークに到着。 ガイドブックによっては、こちらを「棚山山頂」としている場合もあるけど、一応正式にはサブピークらしい。 一度コルに降りてから、最後登り返して760ピークへ。こちらが本当の棚山山頂。 ここから、コルへ大きく下ってから、尾根を登り返して西尾根分岐へ。 地図上では大した事ない傾斜に見えるけど、実際に登ってみると、スイッチバックしないとズルズル滑るような斜面。 西尾根分岐から宇蓮山山頂を目指すと、棚山コースとはうってかわって人通りが多く、大勢の下山者とすれ違う。 大した登りではないはずだけど、ここまで歩いてきて脚にきているのか、意外としんどいアップダウンを経て山頂に到着。 ガイドブックには「南側は眺望が開けている」と書かれていたけれど、現在は樹木が茂って全方位ほとんど見通しがない。 カップ麺の昼食を摂って、食後のコーヒーを楽しんでから下山開始。 山頂東屋の奥を進んで下山したけど、実際には東屋の右隣に進まないといけなかったらしい。 歩きやすい尾根道を下ってきたら、そのコースはトラロープで通行止めにされていた。 本来の登山道に合流し、東海自然歩道を歩いて下山。 山腹を巻くように取り付けられたトラバース路で、非常に歩きやすくて快適。 何度も徒渉を繰り返して、一旦林道に合流。 すぐにまた分岐して、沢沿いの東海自然歩道を楽しんでから、再び林道に合流し、後はひたすら林道を歩いて登山口へ到着。 季節外れの暑さで汗びっしょりだったので、帰りは鳳来寺ゆーゆーありいなに寄って、温泉でさっぱりしてから帰宅。

宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 登山口前は、詰めれば4台くらい駐まれるスペース有り。
登山口前は、詰めれば4台くらい駐まれるスペース有り。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 林道閉鎖ゲートの右に登山道入り口。
林道閉鎖ゲートの右に登山道入り口。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 高原までの登りは、こんな感じの気持ち良い道。
倒木多し。
高原までの登りは、こんな感じの気持ち良い道。 倒木多し。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 高原に出てすぐの橋。
あまりにも細くてグラグラで怖いので、水量が少ない時なら、すぐ脇の飛び石で徒渉した方が安全だと思う。
高原に出てすぐの橋。 あまりにも細くてグラグラで怖いので、水量が少ない時なら、すぐ脇の飛び石で徒渉した方が安全だと思う。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 キャンプ場跡に至る緩やかな登り。
左側が石垣で固めてあるので、以前は道路だったのか、あるいは水路だったのか?
キャンプ場跡に至る緩やかな登り。 左側が石垣で固めてあるので、以前は道路だったのか、あるいは水路だったのか?
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 杉林と、部分的な紅葉と、木漏れ日が美しい。
杉林と、部分的な紅葉と、木漏れ日が美しい。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 所々に残っている石垣跡。かつては住居があったっぽい。
所々に残っている石垣跡。かつては住居があったっぽい。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 今は一面の杉林だけど、ここなんかは、けっこう大規模な建物があった後では?
今は一面の杉林だけど、ここなんかは、けっこう大規模な建物があった後では?
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 あちこちに完全崩壊した建物跡が。けっこう不気味。
あちこちに完全崩壊した建物跡が。けっこう不気味。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 キャンプ場跡地内の沢には、さっきよりはだいぶマシな橋がかかっていた。
キャンプ場跡地内の沢には、さっきよりはだいぶマシな橋がかかっていた。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 こっちにも崩壊した建物や、バンガロー跡が大量に。中途半端に人の痕跡があるのって、かえって不気味。
こっちにも崩壊した建物や、バンガロー跡が大量に。中途半端に人の痕跡があるのって、かえって不気味。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 キャンプ場跡地から川売集落まで、1時間ちょいで歩けるものかなあ……私の脚だと、2時間くらいかかりそう。
キャンプ場跡地から川売集落まで、1時間ちょいで歩けるものかなあ……私の脚だと、2時間くらいかかりそう。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 「本年は」から、いったい何年が経過したんだろう。ちょっと調べてみると、昭和50年頃に閉鎖したらしいので、もう50年前になるのでは?
「本年は」から、いったい何年が経過したんだろう。ちょっと調べてみると、昭和50年頃に閉鎖したらしいので、もう50年前になるのでは?
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 キャンプ場受付だったらしい建物。意外と中は綺麗。
キャンプ場受付だったらしい建物。意外と中は綺麗。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 唐突に現れるヘリコプター発着訓練所。
周りに高い木が多いけど、ホントにこんな所にヘリが降りられるのか?
唐突に現れるヘリコプター発着訓練所。 周りに高い木が多いけど、ホントにこんな所にヘリが降りられるのか?
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 キャンプ場内の広い道を進む。
あきらかに最近車が通った跡が残っていて、今でも関係者が林道から車で来ているのかも、
キャンプ場内の広い道を進む。 あきらかに最近車が通った跡が残っていて、今でも関係者が林道から車で来ているのかも、
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 期待していたけど、まだ紅葉には早かった様子。
それでも、所々鮮やかな色付きの木が。
期待していたけど、まだ紅葉には早かった様子。 それでも、所々鮮やかな色付きの木が。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 有名な棚山の東屋。
中は意外にも、よく手入れされていて非常に綺麗。
有名な棚山の東屋。 中は意外にも、よく手入れされていて非常に綺麗。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 この分岐は左へ。
この分岐は左へ。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 瀬戸岩からの眺望。
この岩にも登れそうな尾根道が付いていたけど、高所恐怖症の私には無理。
瀬戸岩からの眺望。 この岩にも登れそうな尾根道が付いていたけど、高所恐怖症の私には無理。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 瀬戸岩分岐は左へ。
ちょっと前にトレラン大会があった?
瀬戸岩分岐は左へ。 ちょっと前にトレラン大会があった?
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 草原に映えている奇妙な木。
草原に映えている奇妙な木。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 この分岐も左。
この分岐も左。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 登りの途中、紅葉した木があちこちにあって飽きない。
登りの途中、紅葉した木があちこちにあって飽きない。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 第1棚山に到着。
標高758mで「名古屋峰」なのか……
第1棚山に到着。 標高758mで「名古屋峰」なのか……
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 岩の間を抜けていく箇所もあり。
岩の間を抜けていく箇所もあり。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 第2棚山に到着。
一応、こっちが本当の棚山っぽい。
第2棚山に到着。 一応、こっちが本当の棚山っぽい。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 まだ紅葉している木が少ないけど、なかなかの鮮やかな色付き。
まだ紅葉している木が少ないけど、なかなかの鮮やかな色付き。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 随所に「鳳」の文字入り石柱があって、鳳来寺関連の山なんだなあと実感する。
随所に「鳳」の文字入り石柱があって、鳳来寺関連の山なんだなあと実感する。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 棚山山頂からコルに降りる途中の岩場。
本日の行程で一番の絶景ポイント。
しかし、スズメバチが襲ってきたので写真数枚撮っただけで撤退。
棚山山頂からコルに降りる途中の岩場。 本日の行程で一番の絶景ポイント。 しかし、スズメバチが襲ってきたので写真数枚撮っただけで撤退。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 木々の間に宇蓮山山頂がチラッと見える。
木々の間に宇蓮山山頂がチラッと見える。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 いきなり出現する岩登りポイント。
「あれ? こんなハードコースだっけ?」と思ったけど、本当のコースは左の巻き道。
この赤矢印は良くないと思う。
いきなり出現する岩登りポイント。 「あれ? こんなハードコースだっけ?」と思ったけど、本当のコースは左の巻き道。 この赤矢印は良くないと思う。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 随所で、境界見出票や石柱が石垣で厳重に保護されている。
随所で、境界見出票や石柱が石垣で厳重に保護されている。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 一旦下ったコルからの登り返しは、想像していたよりも急登。
一旦下ったコルからの登り返しは、想像していたよりも急登。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 尾根を一気に下っていく道との分岐。地図によると、標高差600メートルほどをひたすら駆け降りていくらしい。
尾根を一気に下っていく道との分岐。地図によると、標高差600メートルほどをひたすら駆け降りていくらしい。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 西尾根分岐に到着。
登山道としては、西尾根や北尾根の方がメジャーなので、ここから一気に人が増える。
西尾根分岐に到着。 登山道としては、西尾根や北尾根の方がメジャーなので、ここから一気に人が増える。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 宇蓮山頂に到着。
宇蓮山頂に到着。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 昼食はカレー麺。今日も魔法瓶に熱湯作戦。
昼食はカレー麺。今日も魔法瓶に熱湯作戦。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 食後のコーヒー。美味しいけど、眺望が全く無いので気分は今ひとつ盛り上がらない。
食後のコーヒー。美味しいけど、眺望が全く無いので気分は今ひとつ盛り上がらない。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 山頂の南方向、樹木の上からかろうじて景色が見える。
山頂の南方向、樹木の上からかろうじて景色が見える。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 崩壊寸前の山頂東屋。
崩壊寸前の山頂東屋。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 東屋の奥から、尾根を下っていく気持ち良い道で下山。
東屋の奥から、尾根を下っていく気持ち良い道で下山。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 しっかり整備されている道だったけど、通行止めらしい。
それなら、山頂側にもトラロープ張っておいて欲しかった。
しっかり整備されている道だったけど、通行止めらしい。 それなら、山頂側にもトラロープ張っておいて欲しかった。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 意図せずショートカットしてしまったけど、ここから本来の登山道(東海自然歩道)に合流して下山。
すぐ隣を林道が走っていて、ちょっと興ざめ。
意図せずショートカットしてしまったけど、ここから本来の登山道(東海自然歩道)に合流して下山。 すぐ隣を林道が走っていて、ちょっと興ざめ。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 下山路にも、ところどころ紅葉が。
下山路にも、ところどころ紅葉が。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 こんな感じの、気持ち良い緩やかなトラバース路。
こんな感じの、気持ち良い緩やかなトラバース路。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 さすが東海自然歩道、橋もしっかりしている。
さすが東海自然歩道、橋もしっかりしている。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 一応水場らしいけど、湧き水というよりは水たまりって感じで、私だったら煮沸か濾過無しでは飲みたくない。
一応水場らしいけど、湧き水というよりは水たまりって感じで、私だったら煮沸か濾過無しでは飲みたくない。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 登山道が林道に合流。
登山道が林道に合流。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 林道脇にある謎の空き地。
駐車場? ヘリポート?
林道脇にある謎の空き地。 駐車場? ヘリポート?
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 林道をわずかな距離降りると、また東海自然歩道への分岐が。
どちらからでも降りられるけど、今回は自然歩道を選択。
林道をわずかな距離降りると、また東海自然歩道への分岐が。 どちらからでも降りられるけど、今回は自然歩道を選択。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 何度か沢を橋で渡る、雰囲気良い道。
何度か沢を橋で渡る、雰囲気良い道。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 またまた林道に合流。
またまた林道に合流。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 すぐに、また東海自然歩道との分岐があるけど、今度は林道を選択。
自然歩道に入ると、また棚山高原に戻ってしまうため。
すぐに、また東海自然歩道との分岐があるけど、今度は林道を選択。 自然歩道に入ると、また棚山高原に戻ってしまうため。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 沢を橋で渡って林道は右岸へ。
沢を橋で渡って林道は右岸へ。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 ツイスト木。もともとこういう種類の木なのか、何か病気などでこうなっているのかは不明。
ツイスト木。もともとこういう種類の木なのか、何か病気などでこうなっているのかは不明。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 そろそろ日が傾いてきて、林道沿いのまばらな紅葉と良いコントラストに。
そろそろ日が傾いてきて、林道沿いのまばらな紅葉と良いコントラストに。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 たぶん。これが大島の滝?
たぶん。これが大島の滝?
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 ゲートのこっちは、ほとんど車は通ってないはずなのに、異様に綺麗な林道。
普通、こういう場所は落石や落ち葉で埋まっているものだけどなあ。
むしろ、ゲートまでの方がずっと道が荒れていた気がする。
ゲートのこっちは、ほとんど車は通ってないはずなのに、異様に綺麗な林道。 普通、こういう場所は落石や落ち葉で埋まっているものだけどなあ。 むしろ、ゲートまでの方がずっと道が荒れていた気がする。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 ゲートまで戻ってきた。
ゲートまで戻ってきた。

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