同角ノ頭（玄倉～ユウシン～箒沢公園橋）

急に秋めいて西丹に行きたくなりました。 人伝に丹沢では厳しいと聞いた同角、小川谷を訪れた時から気にとめていたので目指しました。 ついでにアルプスに向けて用意したハイカットの慣らしをしよう。 ただアルプスは泊まりの許可がおりず暫く先になってしまった… ルートはタイムにゆとりが無いけれどユーシン経由。 行ってみたかったユーシンロッジ✨ ロッジ裏手から大石山までは急登で大汗。 ハードウェアのオクタメッシュを試していて、大汗でかなり湿ってしまったのが難点でした。 ベースにFTドラレイヤーベーシックを着てましたがオクタを直に着るべきだったか、まだ着用時期が早かったか🤔 同角ノ頭までは所々トゲの藪で、道は落葉や草木で所々消えかかっているところも有りました。 橋を渡りおえた所が藪だったり、トゲのヤブ漕ぎで服の上から引っ掻き傷をつくったり。 大石山手前で踏み後見失うも地図見て復帰。 同角と石棚と檜洞の分岐下で左手上に木支柱を見るも辿ってきた踏み後がはっきりしていたのでそのままトレース。 やがて踏み跡は不明瞭になり、左手の尾根を頼りに進むもなかなか分岐に着かず。 GPSをみるとツツジ新道の分岐目前まで来ており、藪尾根を詰めて復帰。 下りの際にあの木支柱は分岐のベンチ周りの柵だったとわかりました。こまめに地図を見るべきだったし、人工物の信頼度を優先して手間かけて登って確認すべきでした💦 ツツジの分岐からは西丹VC迄の方が近いけど、計画外なので予定通り箒沢公園に向かいました。 やがて日没となり樹木が密な所は月明かりも届かず完全な暗闇に。 道ロストの恐怖がつのり極度の緊張状態となり、運動量以上に消耗していくのを感じました。 行動食を日中どこかに置き忘れてしまい、非常食の中から行動食を食べると、貪るように食べる自分がいて消耗しているのを実感。 もう最終バスも間に合わないから、水をよくのみ落ち着きをはかる。 コルから急なピークへの登り返し、暗さで取り付きがよくわからない、取り付き後はピークに乗上げるのか巻くのかも定かでない… 急な道より緩やかになって拓けた場所がむしろわかりずらい。 地図ではこの先鎖場があるはず… 闇夜での鎖場、ハシゴくだりは高度感がなく目先の物を掴んでただただ降りるといったかんじ。 崩壊地にかけられた補助ロープを伝ってトラバースする場面があり緊張しました。最大限オブザベーションしルート取りを考え通過。 一通りの注意箇所を過ぎた最後に待ち構えていた難関は、広河原川の渡渉。 暗闇で非常にわかりずらい。 GPSの誤差があるのでヤマップとジオグラフィカで相互確認し、月明かりも少しあったので対岸の道標を発見。 安全性をあげるために、踏石を何個か投入れステップを増やし渡りました。 やれやれ終バス30 分後に下山😅 ビバークした方が安全でしたが、計画書で下山予定時刻4時間後に捜索開始としていたのでなんとか下山したかった💦 バス停でタクシーを呼ぶ。 A社:もうそのエリアは車終了してます。Ｂ、C社などあたってください。（そうですか⤵） Ｂ社:そのエリアはやってません。（え？ネットにも新松田駅配車で出てくるのに) C社:そのエリアはやってません。 →朝そちらの車に乗せて頂いたんですが… →山北のどちらですか？わかりました…お時間かかりますよ 山北と聞いて嫌で断わってるんじゃないか？ きっと金曜の夜は近場の飲み客相手に回数まわしたほうが効率いいにちがいない。 しかし日本だぞ、もう少し親切でもいいじゃないか😭 何はともあれタクシーつかまってほんとによかった😭 バス停でビバークかと本気で考えはじめてたところでした😅 あとは本当に来てくれるのか、疑心暗鬼。 ヘッデンを消し星空をながめながら40分。 来た！なんと朝と同じ運転手さん😃 山北ときいてもしやと思いました〜いやこんな時間に〜🧑‍✈️ こんなことってあるんですね～これも山の出会いか😌なんて呑気なことを考える😅 結果タクシー代はアルプス行けそうな額に💦 十分な靴慣らしになりました。