行仙岳・笠捨山

2023.10.07(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 39
休憩時間
53
距離
10.6 km
のぼり / くだり
1094 / 1097 m
45
19
1 16
2 5
25
21

活動詳細

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 大峰南部の名峰・笠捨山に初めて登りました。登山口は国道485号線の白谷トンネル東口の少し下。すぐ前に車をとめられます。このトンネルは、行仙岳の少し北側の大峰山脈の主脈を東西にくぐるトンネルです。ここからまず行仙岳に登ります。行仙岳は山頂にNTTの無線中継所があり、このルートはそのために整備されたルートのようで、鉄の階段が何度も何度も出てきます。およそ1時間で行仙岳山頂へ。山頂からは北がよく見えました。釈迦ヶ岳が一番目立ちました。  大峯奥駈道を南に進み、笠捨山を目指します。少し下ると、台形で特徴ある笠捨山の姿が見えてきます。やがて笠捨越にある行仙宿山小屋で休憩し、その後は登ったり下ったりを繰り返します。行仙宿山小屋から80分ほどで笠捨山到着。ここからは大普賢岳も見えました。南には玉置山も。贅沢な眺望の中でお昼休憩。至福の時間です。  さらに大峯奥駈道を進んで、葛川辻まで下り、少しだけ笠捨山方向に戻って、旧笠捨越(笠捨捲道、旧逓信道)に入りました。旧逓信道とは、昔、十津川村上葛川と下北山村浦向を繋ぐ、郵便屋さんが通った道ということだそうです。入口には上級者向きも表記も。確かに荒れていました。でも、登り下りは少なく、要所には金属の踏み板を張ってくれた丸太橋やロープがあり、何とか90分ほどで踏破できました。アドベンチャー気分で楽しい道でした。ただしこの道、初心者だけの場合はやめておいた方が良いです。  帰途は笠捨越から浦向道方面に下り、さらに山彦補給路を下って林道に出ました。林道を20分ほど歩くと駐車地。なかなか効率の良い道でした。

笠捨山 国道485号線の白谷トンネル東口がすぐ先に見える登山口。白い岩が印象的です。石灰岩ではなく、花崗岩だそうです。
国道485号線の白谷トンネル東口がすぐ先に見える登山口。白い岩が印象的です。石灰岩ではなく、花崗岩だそうです。
笠捨山 車3台ほどとまれる空き地があります。その向かいが登山口。標高はほぼ850mです。今日は3名でやってきました。
車3台ほどとまれる空き地があります。その向かいが登山口。標高はほぼ850mです。今日は3名でやってきました。
笠捨山 いきなり鉄の階段を登って取り付きます。すぐ、小尾根に乗ります。
いきなり鉄の階段を登って取り付きます。すぐ、小尾根に乗ります。
笠捨山 小尾根の登りにも鉄の階段が。でも、最初のものほど傾斜はきつくなく、登りやすいです。
小尾根の登りにも鉄の階段が。でも、最初のものほど傾斜はきつくなく、登りやすいです。
笠捨山 何度も何度も鉄の階段。
何度も何度も鉄の階段。
笠捨山 階段脇に、マムシグサの赤い実とツルリンドウの紫の実が実っています。
階段脇に、マムシグサの赤い実とツルリンドウの紫の実が実っています。
笠捨山 太い電柱も何本もあります。どうやってあんな太いのを設置したのでしょうか?
太い電柱も何本もあります。どうやってあんな太いのを設置したのでしょうか?
笠捨山 ミヤマシキミの赤い実もきれいです。
ミヤマシキミの赤い実もきれいです。
笠捨山 50分ほどで大峯奥駈道に合流です。
50分ほどで大峯奥駈道に合流です。
笠捨山 少し南へ登ると、行仙岳の山頂です。第19番靡。
少し南へ登ると、行仙岳の山頂です。第19番靡。
笠捨山 三等三角点、点名はなんと「大峰山」、標高は1227.3mです。なんでここに大峰山??
三等三角点、点名はなんと「大峰山」、標高は1227.3mです。なんでここに大峰山??
笠捨山 北がよく見えます。あれは釈迦?
北がよく見えます。あれは釈迦?
笠捨山 山名を入れてみました。ちょうど釈迦ヶ岳が正面、真北に。八経ヶ岳は釈迦の裏で見えません。
山名を入れてみました。ちょうど釈迦ヶ岳が正面、真北に。八経ヶ岳は釈迦の裏で見えません。
笠捨山 大峯奥駈道を南に進み、笠捨山を目指します。
大峯奥駈道を南に進み、笠捨山を目指します。
笠捨山 正面に、笠捨山が見えてきました。台形の特徴ある形です。意外に近そうですが、時間はそれ以上にかかりました。
正面に、笠捨山が見えてきました。台形の特徴ある形です。意外に近そうですが、時間はそれ以上にかかりました。
笠捨山 笠捨越にある行仙宿山小屋です。
笠捨越にある行仙宿山小屋です。
笠捨山 中を少し見せていただきました。広く、きれいです。新宮山彦ぐるーぷに感謝です。
中を少し見せていただきました。広く、きれいです。新宮山彦ぐるーぷに感謝です。
笠捨山 山小屋入口に地図を貼ってくれています。旧笠捨越(笠捨捲道)が気になります。
山小屋入口に地図を貼ってくれています。旧笠捨越(笠捨捲道)が気になります。
笠捨山 八咫烏さんですね。
八咫烏さんですね。
笠捨山 南端にある行者堂。
南端にある行者堂。
笠捨山 中には役行者様像と聖徳太子像が祀ってありました。
中には役行者様像と聖徳太子像が祀ってありました。
笠捨山 笠捨越は佐田ノ辻ともいうようです。さあ、笠捨山へ進みます。
笠捨越は佐田ノ辻ともいうようです。さあ、笠捨山へ進みます。
笠捨山 シコクママコナでしょう。花の少ない季節ですが、時折慰めてくれました。
シコクママコナでしょう。花の少ない季節ですが、時折慰めてくれました。
笠捨山 右に、立派な山塊が見えてきました。中八人山の山塊です。大峰山脈の主稜をはずれた山ですが、この主稜線より、標高の高い山々が連なります。
右に、立派な山塊が見えてきました。中八人山の山塊です。大峰山脈の主稜をはずれた山ですが、この主稜線より、標高の高い山々が連なります。
笠捨山 分岐がありました。左は今から進む大峯奥駈道。右が旧笠捨越(笠捨捲道、旧逓信道)。帰途、こちらから戻ってくる予定です。
分岐がありました。左は今から進む大峯奥駈道。右が旧笠捨越(笠捨捲道、旧逓信道)。帰途、こちらから戻ってくる予定です。
笠捨山 大桧。宿の地図にも描いてありました。巨大です。
大桧。宿の地図にも描いてありました。巨大です。
笠捨山 このあたりから、東がよく見えました。パノラマにしました。大台ヶ原から南に続く峰々です。気になっていた笠捨山のそっくりさんは、大蛇峰という三重県の新鹿の海から2kmほどにあるお山でした。
このあたりから、東がよく見えました。パノラマにしました。大台ヶ原から南に続く峰々です。気になっていた笠捨山のそっくりさんは、大蛇峰という三重県の新鹿の海から2kmほどにあるお山でした。
笠捨山 L字形に変形したブナの巨木。さっそく馬のように乗せていただきました。もらい写真。
L字形に変形したブナの巨木。さっそく馬のように乗せていただきました。もらい写真。
笠捨山 登ったり下ったりを繰り返します。
登ったり下ったりを繰り返します。
笠捨山 鉄塔の向こうは地蔵岳1250m。その右は東屋岳。笠捨山の先の奥駈道の山々。
鉄塔の向こうは地蔵岳1250m。その右は東屋岳。笠捨山の先の奥駈道の山々。
笠捨山 P1246を過ぎると、前方には邪魔物無しで笠捨山の山頂部です。
P1246を過ぎると、前方には邪魔物無しで笠捨山の山頂部です。
笠捨山 右手はヒメシャラの多い、美しい森です。ここらからひたすら登っていくと・・・。
右手はヒメシャラの多い、美しい森です。ここらからひたすら登っていくと・・・。
笠捨山 着きました。笠捨山の山頂です。第18番靡。また、二等三角点「笠捨山」、標高1352.7mがあります。山頂で眺望を楽しみながら贅沢なお昼休憩。
着きました。笠捨山の山頂です。第18番靡。また、二等三角点「笠捨山」、標高1352.7mがあります。山頂で眺望を楽しみながら贅沢なお昼休憩。
笠捨山 ここからは北~北東がよく見えます。行仙岳からは見えなかった大普賢岳が見えています。
ここからは北~北東がよく見えます。行仙岳からは見えなかった大普賢岳が見えています。
笠捨山 写真中央、手前から無線中継所の見える行仙岳、転法輪岳、そして孔雀岳からの尾根上に頭を出す大普賢岳です。
写真中央、手前から無線中継所の見える行仙岳、転法輪岳、そして孔雀岳からの尾根上に頭を出す大普賢岳です。
笠捨山 大普賢岳をアップで。何度見てもかっこ良い山です。
大普賢岳をアップで。何度見てもかっこ良い山です。
笠捨山 谷底には池原貯水池。手前の集落は、下北山村の役場のある寺垣内集落。
谷底には池原貯水池。手前の集落は、下北山村の役場のある寺垣内集落。
笠捨山 反対側も、南西を中心に少し見えます。玉置山と大森山が一直線上。南紀の大塔山、法師山も確認できます。
反対側も、南西を中心に少し見えます。玉置山と大森山が一直線上。南紀の大塔山、法師山も確認できます。
笠捨山 山頂には道祖神が祀ってありました。桜の花びらが印象的。
山頂には道祖神が祀ってありました。桜の花びらが印象的。
笠捨山 さらに大峯奥駈道を進んで、葛川辻まで下ってきました。ここの「葛川」は「くずかわ」と読むようです。滋賀では「かつらがわ」。
さらに大峯奥駈道を進んで、葛川辻まで下ってきました。ここの「葛川」は「くずかわ」と読むようです。滋賀では「かつらがわ」。
笠捨山 ここは大峯奥駈道と十津川町の上葛川集落への道との分岐点です。
ここは大峯奥駈道と十津川町の上葛川集落への道との分岐点です。
笠捨山 少しだけ笠捨山方向に戻って、いよいよ旧笠捨越(笠捨捲道、旧逓信道)に入ります。
少しだけ笠捨山方向に戻って、いよいよ旧笠捨越(笠捨捲道、旧逓信道)に入ります。
笠捨山 「火の用心」の標識もあり、鉄塔巡視路であることもわかります。その割にはいきなり倒木で荒れていました。
「火の用心」の標識もあり、鉄塔巡視路であることもわかります。その割にはいきなり倒木で荒れていました。
笠捨山 こんな感じのルートです。踏み跡はわかります。
こんな感じのルートです。踏み跡はわかります。
笠捨山 もともとは道の左端に木の幹で崩壊止めを作ってくれていたようですが、ほとんど崩れていました。
もともとは道の左端に木の幹で崩壊止めを作ってくれていたようですが、ほとんど崩れていました。
笠捨山 ちょっと危なっかしい橋です。丸木橋の上に金属の踏み板を張ってくれています。
ちょっと危なっかしい橋です。丸木橋の上に金属の踏み板を張ってくれています。
笠捨山 谷の崩壊で道が無くなったところは、少し下って渡りました。
谷の崩壊で道が無くなったところは、少し下って渡りました。
笠捨山 おっと、また危なっかしいところですね。
おっと、また危なっかしいところですね。
笠捨山 自分の体重が心配なヤマノボラー。踏み抜いたら一大事。もらい写真。
自分の体重が心配なヤマノボラー。踏み抜いたら一大事。もらい写真。
笠捨山 うおっ、ここはさらに・・・
うおっ、ここはさらに・・・
笠捨山 でも、問題なく歩けました。
でも、問題なく歩けました。
笠捨山 ここは丸木橋が崩壊しています。でも、斜面際にロープを付けてくれていました。なんとかクリア。
ここは丸木橋が崩壊しています。でも、斜面際にロープを付けてくれていました。なんとかクリア。
笠捨山 突然、鉄塔下に出ました。そういえば、巡視路でしたね、このルート。
突然、鉄塔下に出ました。そういえば、巡視路でしたね、このルート。
笠捨山 地蔵岳、中八人山がバッチリ見えました。ここ、眺望の良い場所です。山名入りパノラマにしました。
地蔵岳、中八人山がバッチリ見えました。ここ、眺望の良い場所です。山名入りパノラマにしました。
笠捨山 北をアップで。さっきとは違う角度から見た、北側の大峰山脈・奥駈道沿いの山々。
北をアップで。さっきとは違う角度から見た、北側の大峰山脈・奥駈道沿いの山々。
笠捨山 さっき鉄塔の後ろになっていた、遠くの山々を鉄塔をよけてから拡大。そこには奈良と和歌山との県境の山々。よく尖った鉾尖岳、和歌山県最高峰の龍神岳、それに伯母子岳も確認できました。
さっき鉄塔の後ろになっていた、遠くの山々を鉄塔をよけてから拡大。そこには奈良と和歌山との県境の山々。よく尖った鉾尖岳、和歌山県最高峰の龍神岳、それに伯母子岳も確認できました。
笠捨山 鉾尖岳のアップです。
鉾尖岳のアップです。
笠捨山 まだしばらくこのような道が続きますが、鉄塔から後半は、前半より歩きやすい気がします。
まだしばらくこのような道が続きますが、鉄塔から後半は、前半より歩きやすい気がします。
笠捨山 奥駈道との合流点まで戻ってきました。笠捨捲道の区間、ほぼ90分で踏破しました。
奥駈道との合流点まで戻ってきました。笠捨捲道の区間、ほぼ90分で踏破しました。
笠捨山 笠捨越にある行仙宿山小屋まで戻ってきました。ここから右、浦向道方面に下ります。
笠捨越にある行仙宿山小屋まで戻ってきました。ここから右、浦向道方面に下ります。
笠捨山 大きな岩の下を下ります。
大きな岩の下を下ります。
笠捨山 正面に形のよい山を見ながら下ります。槙の戸山1031mだそうです。
正面に形のよい山を見ながら下ります。槙の戸山1031mだそうです。
笠捨山 ここで浦向道と山彦補給路の分岐です。ここからは山彦補給路を下ります。
ここで浦向道と山彦補給路の分岐です。ここからは山彦補給路を下ります。
笠捨山 植林の中、十五曲、七曲と書かれた折り返しの多い道を下っていきます。よく整備されていました。
植林の中、十五曲、七曲と書かれた折り返しの多い道を下っていきます。よく整備されていました。
笠捨山 水場がありました。しめ縄が飾ってありました。
水場がありました。しめ縄が飾ってありました。
笠捨山 この梯子を下って林道に出ました。宿から30分ほどでした。
この梯子を下って林道に出ました。宿から30分ほどでした。
笠捨山 あとはこのしっかりとした林道を駐車地まで1.1km、20分ほど。四ノ川(しのごう)林道というそうです。もらい写真。
あとはこのしっかりとした林道を駐車地まで1.1km、20分ほど。四ノ川(しのごう)林道というそうです。もらい写真。
笠捨山 ただいま。おっと、仲良くしてって言ってるのに、またお兄ちゃんに噛みついてるっ👿!
ただいま。おっと、仲良くしてって言ってるのに、またお兄ちゃんに噛みついてるっ👿!
笠捨山 笠のお化けに叱られて、「もう悪いことしません。」って改心してくれないかなぁ?
笠のお化けに叱られて、「もう悪いことしません。」って改心してくれないかなぁ?
笠捨山 出たっ!笠のお化け。超ビックリ目になりました。(以上、生成系の作りものです😀)
出たっ!笠のお化け。超ビックリ目になりました。(以上、生成系の作りものです😀)

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