奥三河パワートレイル

2023.10.01(日) 日帰り

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チェックポイント

DAY 1
合計時間
10 時間 1
休憩時間
0
距離
65.8 km
のぼり / くだり
4063 / 5197 m
1 11
5
4
2 17
32
10
7
14
5
51
32
15
26
25

活動詳細

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奥三河パワートレイル70kmを走ってきました! まずはリザルト。 タイム 10:01:10 総合13位 男子年代別4位 自分史上2回目のトレラン参戦となる今回のレース。前回、6月のフェアリートレイルでは序盤突っ込みすぎて後半で足攣りゾンビになった反省から、今回は「最後までトレランする」をテーマにペース配分や補給の作戦を立てて臨んだ。 レース当日は前日までの猛暑から一転、雨上がりの涼しいトレラン日和な天気に。 スタートからしばらくはトレイルでの渋滞にハマってなかなか前に進めなかったが、碁盤石山を抜けてロード区間に入ってからはマイペースで進むことができ、かなり後方からスタートしたこともあって周囲のランナーをどんどん抜いていく展開となった。 中間地点のCP3小松エイドからは厳しいアップダウンが続く山岳コースとなるが、もともとハイカーな自分にとってどうせ歩くしかない急登はむしろ得意分野。ここでも順位を徐々に上げていき、CP4四谷千枚田エイドを28位、CP5棚山高原エイドを22位で通過。 鳳来寺山あたりでひょっとして10時間切れちゃうのでは?!という考えも頭をよぎり、CP6門谷からは最後の力を振り絞って10時間01分で無事フィニッシュ。 事前に考えていたペース配分や補給は概ね上手くいき、涼しくて身体の調子がよかったこともあって自分の想定以上の走りをすることができた。 途中、トレイルサーチを見ていた友人からのメッセージや、CP4四谷千枚田でのアナウンスで順位を意識したことで、最後まで気持ちを切らさず走れたことも好結果に繋がったと思う。 またレース中はランニング仲間やTwitterのフォロワーさんと遭遇してエールを送り合う場面もあったり、エイドボラの方々や地元の人々の温かい応援に励まされたりもして本当に楽しい一日だった。 ……10時間切りや年代別表彰(3位まで)にはちょっと届かず惜しかった気もしてしまうが、そういうのはマグレでも無理なのが今の実力ということで。もっと強く速くなりたいな~。 以下はとりとめのない備忘録。 ●作戦 事前にコースプロファイルを検討したところよく言われるように「前半は下り基調の走れるトレイル、後半は急なアップダウンが続く山岳コース」であることを理解したが、山岳パートもまとまった標高差の上り下りは少なく、細かいアップダウンの繰り返しで脚を削られそうな感じ。いちおうペース表的なものは作ったが実際のところはよくわからないので、ペースや上昇率よりも心拍計を見ながら程よい負荷で進むことにした。特に前半はゾーン3を超えないようにひたすら温存し、後半の山岳パートに入ってから元気なら負荷を上げていこうと考えた。 エネルギー補給はアミノバイタルゼリー・メダリストジェルを基本に、登りで吸収の早いマグオンを投入。さらにパン数個を持参して終盤に空腹感があれば食べることにした。またミネラル補給については水分消費を各エイド間1.0~1.5L、合計7~8L程度と想定し、食塩20gと2RUN3包を持参して(たぶん飲みきれないだろうとは思ったが)可能な限りマメに投入することにした。 ●よかったこと・反省点 ・ペース調整の基準として上昇率ではなく心拍数を参照したことは正解だった。走ろうと思えば走れる程度の緩い登りでもゾーン4に入ったら即歩くなど細かい負荷調整ができたので、突っ込みすぎて脚を使うことを避けられた。 ・エネルギー補給はゼリーとジェルで約2000kcal分ぐらいを持参してほぼ計画通り消費。最後まで顕著なエネルギー不足は感じず、全体としては不足はなかったと思う。またフィニッシュまでさほどの空腹感を覚えることもなく持参したパンは食べなかった。ミドルでは基本的に固形物いらんかも。 ・CP3小松でザックからゼリー・ジェルを出しておく予定だったところ、これを忘れたためCP4四谷千枚田まで補給を摂れずややエネルギー不足の状態で走ることになった。CP4四谷千枚田でエイドの猪汁とおにぎりを食べ、さらにその後の登りで摂れてなかった分のゼリー・ジェルを投入したところ、その先1時間ほどなんとなくお腹の調子が悪い状態が続いた。補給は少量づつマメに摂るのが原則と再認識。 ・涼しかったので水分消費は想定よりも少なく5.5L程度だったと思う。エイド毎にソフトフラスク2本へ満タン給水することで足りた。暑い場合はエイド間1.5Lの消費を予想して予備のフラスク1本を持参したがこれは使わなかった。 ・ミネラル補給は食塩を使う作戦だったが、走りながら塩を舐める行為が煩わしく十分な量は摂取できなかった。いちおう脚は最後まで攣らなかったが、CP6門谷~フィニッシュ間のロード下りを走っているときに攣りそうな気配はあったのでたぶんギリギリだった。ソフトフラスクの1本を経口補水液にする等して水と一緒に摂った方が楽かもしれない。当たり前か...。 ●コース状況 スタート茶臼山高原~CP1面ノ木ピット: 走り出してまもなくシングルトラックに。しばらく走ってロードに出るが、津具の道の駅からは再びシングルトラック。ロード部分以外は追い越せないのでひたすら我慢。道草しなければ大抵間に合うとは思うが、CP1到着が関門時間ギリギリになって焦った(※関門12分前に通過)。 CP1面ノ木ピット~CP2笹暮: 風力発電所の横を通って碁盤石山の稜線へ進む。階段&つづらの急登を経てシングルトラックのトレイルへ。この区間もなかなか追い越せないのでひたすら我慢。 CP2笹暮~CP3小松: ほぼロード。タコウズ川沿いの長い下りは体力的には楽なものの、トレランシューズ&舗装路なのでそこそこ脚にダメージがある感じ。道幅はあるので温存しつつもマイペースで進んだ。 CP3小松~CP4四谷千枚田: 山岳パートその1。この区間でD+1000mぐらいありそう。登りはだいたい急登なので歩くしかなく、メリハリをつけやすいというか強制的に切り替えられる。急登といってもテクニカルなところはないので心拍を上げすぎないようにだけ気をつけて淡々と歩けばOK。鞍掛山からの長い下りは気持ちよく走れるナイストレイル。 CP4四谷千枚田~CP5棚山高原: 山岳パートその2。この区間もD+1000m近くあるはず。仏坂峠トンネルまでのロード区間は走れば走れそうな登りだけど心拍と要相談。自分は歩いた。トンネルからは再び登山道の急登。宇連山からは走れる気持ちいいトレイル。 CP5棚山高原~CP6門谷: しばらく走れるトレイルが続いた後、鳳来寺山にむけて300m下って300m登り返し。しかもけっこう険しく心が折れそうになる。まとまった登りは最後なので心拍を抑えることはもう考えずに気持ちいいペースで進んだ。山頂付近の絶景に一瞬癒やされた後は長い階段を下って門前町の門谷地区へ。 CP6門谷~フィニッシュふれあいパークほうらい: 脚が残ってればけっこう走れそうな区間。登山道のダラダラ登りで150mほどの峠越えをした後に旧田口線の廃線跡へ。線路だから平坦だと思ってたら道路に降りて登り返す箇所(現役時代は橋梁があったと思われる)もあり、脚が終わってるとキツイ。長いトンネルが複数あるので門谷でヘッデンをスタンバイしておきたい。

活動の装備

  • スポルティバ(LA SPORTIVA)
    AKASHA II

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