日帰りとなってますが、長衛小屋テント場で泊まって、19日に登りました 学校参観の振替休日だったので、珍しく平日の親子登山です 長衛小屋のテント場は、峠からゆるい坂道を10分位なので、荷物をデポして楽々登山が魅力! 椅子とか、みんな普段の登山では使わないようなグッズを持参している人が多数 もっと果物とかいろいろ持ち込めば良かった ちなみに北沢峠もテント場もドコモは圏外でした。他のキャリアもつながらないらしい 北沢峠16時発のバスが最終のためか、みんな出発時間が早い!午前5時半過ぎの出発でも、ほぼ最終グループでした 「直登ルート」はバリエーション扱いの地図もありますが、いろいろな情報を元に、子供でも可能と判断してヘルメットを着けさせてGO。息子は何食わぬ顔でサクサク登っていきます。本人は「宝剣岳みたいな怖いと思う所は無かった」そう。岩場ゴツゴツの登りは、直登ルートの前半部分だけです 息子も小6になって身長も150センチを超え、小柄な成人女性と同じぐらい。大人との体格差のハンデはほぼなくなりました。そして通っているボルダリングの成果か、敏捷性は既に抜かれてしまったかも?? そろそろ「子連れ登山」のタイトルは卒業です 帰りのバスでは、途中で工事車両トラブルに遭遇し、バスが通過できず別のバスに乗り換えるという予想外の出来事。翌日は大丈夫だったのかな? この林道は険しい道で、山梨側(広河原~北沢峠)は台風被害を受けた2019年から通行止めが続いています。情報収集は直前にもしっかりやった方が良さそうです
出発地点の北沢峠。この日は徒歩10分で到着なのでお気楽です
甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳。どちらもコースタイムは似たようなもの。今回は時間もないので、甲斐駒だけトライ
長衛小屋に到着。立派な山小屋ですね
よく見たら彩雲
ビール500円でした。生ビールも売っているようです
小屋の前から見たテント場。奥のさらに先は一段低くなり、さらに奥に向かってテントエリアが広がっています。そちらはガラガラでした
夕食準備中。食事中の写真は撮り忘れ
長衛小屋の前に広がる星空
テント場は南西方向に開けているので、天の川がちょうどきれいに見えます
早朝、朝焼けの中で出発準備。既にかなりの人たちが出発しています
出発してしばらく歩くと仙水小屋に到着。敷地の中では休めず、トイレも宿泊者・テント泊の人以外は使用できないと書かれています。(緊急時はOKらしい)。利用者以外には冷たいとも見えますが、今までいろいろあった結果の対応なんでしょうね
仙水峠への登り途中、山に日が差してきました
個人的な日の出の時間
仙水峠でやっと甲斐駒ヶ岳が姿を見せました。近いと迫力が違う
花崗岩の白い岩がとても特徴的
樹林帯を抜け、駒津峰へ向かいます。この時間は雲海が美しかった
鳳凰三山の奥に富士山
駒津峰から息子はヘルメットを着用。次第にガスが出てきました
雲をまとっても美しい甲斐駒ヶ岳
ここは行きで下ります。下山中に登り返します
巨大な岩のすき間を進みます
直登ルート(正面)と巻き道の分岐点に到着。直登ルートに向かいます
分岐のすぐ上で、クサリと足場が打ってある岩を登ります。ここで苦労するなら直登ルートはやめた方が良いかもしれません
日が陰り、見るからに怖そうな鋸岳
直登ルートの登りが続きます
傾斜があるので、風景もダイナミック
無事山頂に到着。だんだん視界が無くなる中で、岩に登ってポーズ
少し視界が開けたので、すかさず記念撮影。先月の富士山頂よりは、展望がありました
わらじが奉納された山頂のほこら
花崗岩に、筋のように別の岩石が入りこんでいる不思議な岩があちこちで見られます
山頂側から眺める摩利支天。絵になります
どや顔で何をしめしているのか・・
他の見晴らしがあまりないので、摩利支天ばかり撮っていました
下山は巻き道ルートで
一気に下って、最後の数百メートで膝がおかしいと言い出しましたが、どうやら膝が笑ったようです。休憩しながら、最後はのろのろ下山しました
バスでの下山途中、左の車両が動かなくなって道を塞いでしまったという事で、歩いて別のバスへ。大変な場所での作業ご苦労様です
この活動日記で通ったコース
北沢峠〜仙水峠〜甲斐駒ケ岳〜双児山〜北沢峠 周回コース
- 07:37
- 8.7 km
- 1188 m
- コース定数 28
甲斐駒ケ岳の登山口は北沢峠か黒戸尾根からのルートがある。北沢峠からのルートは登りやすく、日帰りすることもできる。距離は長いので健脚向け。北沢峠付近に宿泊し別の日に仙丈ヶ岳に登ることもできる。北沢峠まではマイカー規制がありバスでのアクセスが一般的。7月上旬から10月上旬が登山適期。高山植物も紅葉もそれぞれの時期で楽しめる。