05:42
8.5 km
1146 m
俺が最強❗️甲斐駒ヶ岳絶景独占
甲斐駒ヶ岳・日向山 (山梨, 長野)
2025.11.03(月) 日帰り
2025/11/03 予定としては甲斐駒ヶ岳&仙丈ヶ岳 1泊2日テント泊 この日は早朝からまさかの雨 しかも山の上の方では雪が降ってるという情報 戸台パークからのバスも上まで行けるか分からない…らしい😅 バスは3台でスタート▶️ 最初は順調に登り始める🚌💨💨 中盤くらいからバス同士 無線のやり取りが静かな車内になり響く 先頭車両から道路状況が逐一報告され 北沢峠までは無理かもと…聞こえてくる 大平小屋?までなら…みたいな感じだったが 結局そこまでも辿り着けずその手前付近の バスがUターン出来そうな所で停まる その時点で登る人と登らない人をバスの運転手に聞かれたが、今時点の感じだと吹雪いて視界悪く、山登りは困難な状況 結局そのバスに乗ってる全員が下山を決断 その決断を元にバスは下り始める🚌💨 数分すると、先頭のバスが停まった 雪で滑り出したから、これ以上下れないと判断した模様 チェーンの装備もなく、下からチェーンを運んでくるか、雪が少し溶けるの待つか…みたいな状況らしい しばらく立ち往生するな…と思いつつ バスの外へ目を向けると あれ?なんか視界が良くなっない? これもしかすると登れるかもなぁ?? と… 前に座ってる若い子達もなんか行きたい雰囲気だし、そそのかして行っちゃうか❗️ と話し掛けてみた そしたら結構ノリノリで行ってみますか❗️ みたいな感じで、結局一緒にバスを降りて 数名が自力で北沢峠を目指して歩いた 登れるか登れないかは、山の状況を見てみたいし 俺は広島から車で10時間掛けて来て、近県の3〜4時間でここに来れるヤツらとは覚悟と意地が違うんじゃい💢 なんて心で思いつつ 年に2〜3回の数少ないチャンスだし 登れるのに登れなかったらマジ後悔しかないし バス会社の人も最悪下まではなんとかして運んでくれる言うてたしね しばらく歩くと、前日テント泊もしくは小屋泊してた人たちがゾロゾロと歩いてきた 途中までバスが迎えに来てるから、それ乗って下山するんだと… また歩いていると、ピストンで動いているタウンエース的な車が横切って行くのを目にする🚐💨 あれ?あれれ?? あの車の上るタイミングで乗っけてもらえんじゃね?楽して上まで行けるんじゃね?と 近づいて来たタイミングで大手を振ってヒッチハイクしてみた 上に行きたいと言ったら、快く乗っけてもらえてラッキーなことに北沢峠まで運んでもらえた サンキューソーマッチ😆😆 北沢峠に着いて、長衛小屋まで歩く 雪は足元が埋まる程じゃないが軽くある 小屋に着いて、テント泊の受け付けしようとしたら、今日で今季は閉めるから好きなところでやって下さい的なww テント泊用の荷物がウザいから、荷物用にテントを立てた なるべく軽くして、想定出来る最低限の荷物で いざ憧れの甲斐駒ヶ岳へ✨ 装備は雪山用ではないから、無理せず 行けると判断出来た所までと心に決める 山は死にに行くところじゃねーし とりあえず長衛小屋から仙水峠を目指してみる 登山者の雪道の踏み跡は殆どない 新雪だから滑りもしない 最初の鎖場も全然滑らない クマ🐻も警戒しつつ、ベルを強めに鳴らしながら、時々雄叫び上げながら突き進む 仙水小屋を通り過ぎ、仙水峠に着く手前辺りで 2人の可愛いらしい女性とすれ違う この女性らは山頂付近の8号目辺りまでは行けたと ただ強風でそれ以上は進めなかったと… ナイス👍情報サンキュー 2人の作ってくれた踏み跡が心強かったよ❤️ しかもこんな2人をクマ🐻も放っておかないだろうから、この辺にはクマ居ないかもと、勝手な妄想で安心する 少し歩くと仙水峠到着 ここから駒津峠まではコースタイム1時間半の急登らしい まぁ行ける所まで行ってみるか YAMAPの地図見つつ登っても登っても進んだ感じしない、てか思ったより進んでない 中盤頃からハイマツのトンネルゾーン ここがマジウザかったわ😫😫😫 ちょうど胸辺りの高さくらいだったから、通る度に雪がアホみたいに色んなところに降り注ぐ あとで見てみるとジャケット、ズボンのポケット、ザックのポケット全てに雪が半分くらい入っていた😅😅 (登る事に夢中過ぎて、ザックのレインカバー的な物持ってたのに使ってなかった事を下山後気付く😅😅ほんまアホやん) その途中でまた1人の紳士とすれ違う その方は無事登頂出来たと (長衛小屋で1人登頂して下山された紳士がいたんで2人目だな) ただやはり強風が厄介だと 上にまだ10人くらいいるよと その人たち装備薄そうだったから、無理なんじゃ ないかな?と言っていた 上にはまだ10人くらいいるのか…なんか心強い 挨拶交わして駒津峠目指して突き進む 結構疲れたけど駒津峠到着 8人くらいの団体登山者の方々が輪になっている 聞いてみると、この先途中まで進んだが吹雪と雪が深くて断念したと 雪も深いのか… その方々は双児山方面へ下山して行った まぁ山頂方面へ行ってみるかと行こうとしたら 三重から来られた男女の2人組の方も山頂方面から駒津峠へ戻ってきた その方たちも無事登頂出来たと (この日、これで合計4名の登頂者と出会った 三重から来た淑女は女性唯一かもしれない?) 風が弱まれば行けるんじゃない?とか 広島から鳥取は意外と遠いっすよ…とか 色んな話しが出来て、なんかリラックス出来た😌😌 俺は晴れ男だと周りの人達に良く言われる ただ自分自身はもちろん全く信じてないし、 ここぞという時、雨の日も勿論よくあるしww 昨年登頂した空木岳では暴風雨でえらい目にあった、軽く低体温で死にかけたわ😭) 1人の人間が天候など操れるはずも無く、 そんなバカな話は絶対ない でもこの日だけはちょっと面白半分に信じてみた てか信じさせてくれ🙏 俺が最強の晴れ男なんだと❗️🤣🤣 三重のお2人にも、決め台詞的に 見とって下さい、この晴れ男っぷりを 的な言葉を残したww 俺なりの寒いギャグ ここまで来たら晴れた雪景色見てみたいじゃん さぁ山頂目指してみるか 駒津峠から山頂まで最初は下り、ちょっと行くと鎖場 10数メートルくらい岩場をおりる感じ 鎖場を恐る恐る下ってみる なんだ 全然大丈夫🙆♂️ しばらくアップダウン繰り返し歩くと分岐 岩場なら40分ちょいで山頂 周りみちなら1時間くらいかな 予定通り岩場行ってみるか…と 岩場から山頂アタック 最初は問題なく進む もちろん岩には雪がモッサリ ちょっとしたら吹雪と降り積もった雪で ルートわ?どこ? 吹雪で視界やや悪く 岩に付いてる赤いスプレーのマークがよく分からない 地図も見ながら、進めそうな所をひたすら登る 時折り青空が見え始める👀 ただ強風で雲が早いので、すぐ灰色の空へ 吹雪でやられてマジ辛かったけど 時折り見せてくれる青空が心の救い 山頂と思われる所も薄ら見え隠れする 行けそうな気配だったから必死で突き進む するとようやく四角の石碑みたいなの見えて、山頂がわかった やったぜ❗️マジ行けたわ❗️ 山頂に辿り着けた感激と達成感 ただ山頂到着時は更に猛吹雪 少し待てば天候回復するか? なんて言ってられない 激寒、山頂の証拠写真だけ撮影して兎に角下山 下山は摩利支側のルート 迷い易いとYAMAPに書かれていたけど、なんか点々と赤い棒が立てられてた(今年から?) それと皆さんの踏み跡で全く迷わず歩けた 感謝感激🙏😭 下り始めて周りを見渡すと いつの間にか視界がかなり開けた 見上げるとめっちゃ青空になっとるし 遠くを見ると一昨日登った鳳凰三座 来年登る予定の北岳など めっちゃ視界開けとるわ‼️ この日、甲斐駒ヶ岳山頂付近で この景色を見れたのは、申し訳ないけど たぶん俺だけ 11月3日 甲斐駒ヶ岳をある意味独占したのは この俺だとww この日は結果的に1番最後登りはじめたから良かった✨ そして皆さんの情報と温かさが何より最高👍✨ 登頂した皆さん、出来なかった皆さん、写真だけですけど見てやって下さいな 俺は生でこの迫力に圧倒され、貴重な雪景色の甲斐駒ヶ岳を堪能できた幸せなヤツでした この日このタイミングに出会えた 全ての事にマジ感謝🙏 撮った写真は下山後の帰りのバスでゆっくり見れたんだけど、ほんまマジ綺麗かった こんな景色狙ってみれるもんじゃないわ〜 青空と吹雪がまるで星空のようで 樹氷と甲斐駒ヶ岳という組み合わせも超最高😆 ほんま登って良かったわ‼️ 帰りは駒津峠から右側 双児山方面ルートで 北沢峠へ無事下山 テント泊して翌日仙丈ヶ岳登る気も起きず、 ウェアも雪でグズグズだし、山道の雪の状態も悪くなっているだろう?からと 長衛テント場へ急いで戻って テントと荷物をまとめて 15時ジャストのバスで下山 また来年リベンジで仙丈ヶ岳は登る予定 最後にこの日登ろうと思ったのは 今日降り積もった新雪だった事と 午後から晴れ予報だったこと…