双六岳・鷲羽岳

9/1〜3にかけて北アルプス奥地にある双六岳・鷲羽岳へ縦走しました． 裏銀座と呼ばれる美しい稜線からは以前に登った槍ヶ岳が終始存在感を示すとても雄大な道でした． 今年は北アルプスでは水不足となっており、宿泊した山小屋の一つである三俣山荘では断水となっておりました．山小屋内では飲み水は手に入りません． 80年以上の歴史を誇る三俣山荘ですが、スターリンクが導入されており、スタッフの方はインターネットが使えるようで、秘境が文明に飲み込まれていく様を目撃しました． また、夕食は駆除した鹿を活用したジビエシチュー、お肉がホロホロで山奥でこんなに美味しい食事と出会えるのかと感動しました．鹿は高山植物を食い荒らす厄介な存在、それを登山者が食べる構図は何だか面白いですね． ちなみに、早朝に双六小屋↔三俣山荘の巻き道を歩いていたところ茂みを挟んで熊がいて焦りました…大きな音を立てたところ凄い足音を立てて尾根に逃げていったので間一髪です.