芝沢ゲートから光岳・聖岳反時計回り周回

2023.08.29(火) 3 DAYS

活動データ

タイム

32:31

距離

43.9km

のぼり

4470m

くだり

4429m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
11 時間 45
休憩時間
1 時間 53
距離
14.0 km
のぼり / くだり
2335 / 523 m
25
48
4 54
26
1 20
1 21
10
12
DAY 2
合計時間
9 時間 35
休憩時間
1 時間 19
距離
13.0 km
のぼり / くだり
962 / 1215 m
55
1 5
1 22
15
15
2 44
1 7
DAY 3
合計時間
11 時間 10
休憩時間
2 時間 42
距離
16.8 km
のぼり / くだり
1169 / 2689 m
1 14
40
1 27
25
3 24
24
43
22

活動詳細

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南アルプス百名山最後の二座光・聖に2泊3日でチャレンジ。昨年夏は天候が安定せず、断念。今年も6月初めの台風の影響で林道、登山道が崩壊し、諦めかかったが、7月の小屋明けに合わせて地元の方々の努力によって徒歩での通行が可能になった。登山者が若干少なくなるであろう8月最終週の平日、バディー岡本と天候を見きわめて山行を開始。まずは芝沢ゲートまでの林道運転で緊張を強いられる。芝沢ゲートから易老渡までの林道歩きは1時間半。途中崩壊地の高巻きが入る。最初から暑い。易老渡の橋から易老岳までの標高差1500mの5時間にわたるひたすらの急登に汗を絞られ、心が折れそうになる。易老岳から三吉平まではほぼ下り基調となり、ゆっくり風に吹かれながら快調に進む。ここから静高平までがガレ沢を300mほどの急登。また、折れかかる。しかしここにコンコンと湧く美味しい水場があって生き返る。すぐにこの日の宿光岳小屋に到着。小屋番の花ちゃんが笑顔で迎えてくれる。チェックイン後光岳山頂を踏み、小屋で宿泊。夕陽の富士🗻、聖岳が美しい。 翌日は易老岳まで戻り、茶臼岳、上河内岳を越えて聖平小屋まで進む。やっぱり南アルプスの稜線は長大でアップダウンの振幅が大きい。行程中常に顔を出してくれる富士山を眺めるのも楽しい。上河内岳を過ぎると、目の前に聖岳が迫ってくる。しかし上河内から聖平小屋までは500mも下る。明日の聖岳への700mの上りを考えると、なんかもったいない感じ。この日も天気に恵まれた。聖平小屋は結構な登山者で賑わっていた。トイレがとてもとても綺麗😍。 翌日も快晴。いよいよ最後の一座聖岳へ出発。30分ほど登った薊畑でメインザックをデポし、水と行動食だけをサブザックに詰めて前聖に向かう。体が軽くなり、自然と足が速まる。ガレの急登を1時間半ほど登り詰めると3014mの前聖山頂。ここからの展望は圧巻だ。目の前に赤石岳。その裏手に仙丈ヶ岳。そこから西手に目を移していくと、妙高山、 後立山連峰、北アルプスの峰々、中央アルプスの峰々、御嶽山、恵那山。そして南側には昨日越えてきた光岳、茶臼岳、上河内岳の向こう側に太平洋。そして東手には目の前に富士山。ほぼ1時間ゆっくりと景観を楽しみ下山開始。薊畑まで戻り、メインザックを背負い直し、急坂をひたすら下る。西沢渡まで来ると、ここで手動のゴンドラに乗って西沢を渡る。このゴンドラ🚡を手引きして動かすのが、この三日間で最も体力を使ったところ。腕💪が鉛のように重くなった。ここから便ケ島まで1時間。沢で橋が流され、仮設の梯子がかけられているところもある。便ヶ島から芝沢ゲートまでは単調な林道歩き🚶🚶🚶1時間半。途中で岩魚釣りのおじさんに会っておしゃべり。30cm〜35cmの岩魚が釣れるらしい。ようやくゲートに到着。おつかれ山⛰️!1度も雨具に手を通すこともない、恵まれた山行だった。

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