益田20名山の「広見山・半四郎山・向半四郎山」ピストン縦走。

2023.06.25(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
9 時間 16
休憩時間
1 時間 28
距離
14.2 km
のぼり / くだり
1387 / 1388 m
3 27
32
10
13
37
2 34

活動詳細

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皆さん、ご存じの酷道488号線。 島根県益田市の名峰、広見山、半四郎山、向半四郎山の登山口は、その通行止め区間になってから早や10年以上。 https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/84053 私も去年の7月に迂回路からその登山口に辿り着こうとしたものの、落石&倒木の嵐で撤退、登山口に辿り着くことすら叶いませんでした。 https://yamap.com/activities/18587812 どうしたものかと思案していた所、益田20名山のコンプリートを目指すかずひろさんがこの3座が未踏なのを知り、これ幸いとお声がけさせて頂き、今回の山行と相成りました。 始めは恐羅漢山スキー場からの登頂を考えておりましたが、かずひろさん曰く、亀井谷側からの方が距離が近いとの事。 そちらからなら、去年の秋にグループ山行で行ったので記憶も新しく、歩いた道が荒れていないのもわかっております。 「ありとあらゆる中国地方の藪山里山をピークハントしてこられたかずひろさんと一緒なら、鬼に金棒だわ~。 韋駄天のかずひろさんについて行けばスピードアップできるかもしれないし、ひょっとしてついでに岩倉山(+8km)まで足を延ばすのも夢じゃないかも~✨」 などと呑気な事を考えていましたが、やはり夢は夢でした。 蓋を開けてみると、ジョシのキビレから広見山までは激しい藪漕ぎと格闘する羽目になり、岩倉山どころか、予定していた3座のピークハントだけでやっとの有り様でした。 身長を超えるような激藪の際は、かずひろさんが先頭を歩きアテンドしてくださったからなんとか進めたものの、一人だったら撤退していたかもしれません。 ほんの数mでも距離が空くとかずひろさんの赤い帽子が見えなくなりましたので、その都度「かずひろさん、どこですか~?」と声を出しながら進みました。 始め女性の山友さんを誘おうかなどとも考えましたが、あきんこさん以外の女性の山友さんだったら、間違い無くジョシのキビレからの藪漕ぎの途中で「撤退しよう」と言われ、広見山まで辿り着けなかったでしょうね。 ええ。 逆に言うと、あきんこさんならきっと、 「アルミさんが一人で登った時の猿政山よりは、きっとマシなんでしょう?」 とかなんとか言って元気づけてくれて、二人で頑張って藪をかき分けて歩いたと思います(笑)。 生憎あきんこさんはもうこの3座を登頂済ですから、お誘いすることは叶いませんでしたが。 ※ちなみに、その時の猿政山と今回の山行のしんどさレベルは、どっこいどっこい。 私の藪漕ぎワースト2が、その時の猿政山と、この3座です。 以下、山行メモです。 広見山〜半四郎山〜向半四郎山の正規ルートは荒れておらず、普通に歩ける登山道でした。 ただもう現実的な488号線の復旧の見込みが殆どない為、この3座は事実上、亀井谷or恐羅漢山からしか行けません。 「林道 大向長者原線」(地図に標記なし)から入るルートもあることはあります。 そのルートの詳細は、YAMAPやヤマレコのレポートに複数掲載されていますので、ご興味がある方はそちらをご参照くださいませ。 私も昨夏チャレンジしたこのルートですが、道も細く落石だらけなので、一般車の方には到底オススメできません。 万が一のカートラブルの際に、すぐに救助が来ない事をご了承できる方のみ、チャレンジされるのが良いと思います。 この3座をピークハントする為にトラブル無くアクセスなさりたい方は、距離は長くなりますが恐羅漢山登山口~恐羅漢山~旧羅漢山のルート、若しくは、今回の匹見峡側(亀井谷林道)から行くルートかの二つから選ぶ事になります。 しかしながらどちらのルートを選んでも、広見山山頂手前の藪漕ぎは避けられません。 ジョシのキビレから広見山にかけてのルートは、藪漕ぎをこよなく愛する方のみが歩ける、選ばれしルートでした。 我々は往路では踏み跡から少しズレた為、必要以上の藪漕ぎを強いられました。 復路では踏み跡を踏んでいますので、往路の藪漕ぎに比べたら若干マシな藪漕ぎになりました。 この3座の山頂はいずれも眺望絶佳(ただし夏季のため虫だらけ)、笹百合を始めとしてお花も沢山咲いている、素晴らしい秀峰でした。 アクセス不良のために登る方が少ないのは、とても残念に思います。 どの山頂からも人工物が一切見えない、素晴らしい眺めでしたよ。 私は両耳が虫に刺されまくり、両耳が赤く腫れ上がりましたが、顔に刺されなかったのでまだ良かった、という事にしておきます。 ※次の日に皮膚科を受診しました。 最後に。 かずひろさんがご一緒して頂けましたので、私でもこの三座に辿り付く事ができました。 藪漕ぎでのルートファインディングも頼もしいの一言でした。 本当にありがとうございました。 益田20名山 http://hikimityou.livedoor.blog/archives/52133573.html

恐羅漢山 昨秋来た時はこのスタート地点に来るまでも藪藪の悪路だったのに、キレイに刈られていて感激しました✨

幸先良いわ~🎵と喜んだのはここまでです。
昨秋来た時はこのスタート地点に来るまでも藪藪の悪路だったのに、キレイに刈られていて感激しました✨ 幸先良いわ~🎵と喜んだのはここまでです。
恐羅漢山 停車位置は、この進入禁止の手前です。
2.3台は停められると思います。
停車位置は、この進入禁止の手前です。 2.3台は停められると思います。
恐羅漢山 やはり全体的に、昨秋よりも草が生い茂っておりました。
やはり全体的に、昨秋よりも草が生い茂っておりました。
恐羅漢山 亀井谷川に沿って道があるので、しばらくはミニミニ渡渉を繰り返します。
亀井谷川に沿って道があるので、しばらくはミニミニ渡渉を繰り返します。
恐羅漢山 所々にある赤テープも、生い茂る草に見え隠れしている状態でした。
所々にある赤テープも、生い茂る草に見え隠れしている状態でした。
恐羅漢山 このあたりは道の記憶が新しいので、私が先行しました。
このあたりは道の記憶が新しいので、私が先行しました。
恐羅漢山 序盤は一度歩いているので、気持ちに余裕があり、かずひろさんとの会話も弾みましたが…。
序盤は一度歩いているので、気持ちに余裕があり、かずひろさんとの会話も弾みましたが…。
恐羅漢山 むむっ! 
段々藪が濃くなって来たぞ。
かずひろさんの赤い帽子を探せ!
※チラッと写っています。
むむっ!  段々藪が濃くなって来たぞ。 かずひろさんの赤い帽子を探せ! ※チラッと写っています。
恐羅漢山 この辺りは、もう何が何だかわかりません。
私の目線で撮った写真がこの有り様ですから。

ジリジリと野党の牛歩戦術よりも遅い歩みで、広見山まで向かいました。
この辺りは、もう何が何だかわかりません。 私の目線で撮った写真がこの有り様ですから。 ジリジリと野党の牛歩戦術よりも遅い歩みで、広見山まで向かいました。
恐羅漢山 やった〜! 着いた〜!
もんのすごく嬉しい〜!!
やった〜! 着いた〜! もんのすごく嬉しい〜!!
恐羅漢山 笹百合ちゃんも、きっとここなら盗掘されないぞ〜。
まさしく秘境にひっそりと咲いておりましたよ。
笹百合ちゃんも、きっとここなら盗掘されないぞ〜。 まさしく秘境にひっそりと咲いておりましたよ。
恐羅漢山 オカトラノオも沢山♡
オカトラノオも沢山♡
恐羅漢山 かずひろさんは、「今まで見た中で一番の群生だ」と、笹百合の多さに感激されてましたよ。
かずひろさんは、「今まで見た中で一番の群生だ」と、笹百合の多さに感激されてましたよ。
恐羅漢山 広見山から半四郎山までの道は、今までの藪漕ぎを考えると天国のようでした。
広見山から半四郎山までの道は、今までの藪漕ぎを考えると天国のようでした。
恐羅漢山 広見山山頂より、半四郎山山頂の方が眺望が良かったです。
広見山山頂より、半四郎山山頂の方が眺望が良かったです。
恐羅漢山 ただ、大量の虫が厄介です。

どんどん自分の耳が腫れ上がって来るのがわかりました。
ただ、大量の虫が厄介です。 どんどん自分の耳が腫れ上がって来るのがわかりました。
恐羅漢山 天の原 ふりさけ見れば 広見の地の 
半四郎父子も 見た空かな
天の原 ふりさけ見れば 広見の地の  半四郎父子も 見た空かな
恐羅漢山 半四郎山は、大正初期の3月上旬に広島県横川村の半四郎父子が遭難死したことによりそう呼ばれるようになったそうです。
半四郎山は、大正初期の3月上旬に広島県横川村の半四郎父子が遭難死したことによりそう呼ばれるようになったそうです。
恐羅漢山 かずひろさんからの戴き物の写真です。
ありがとうございます。
かずひろさんからの戴き物の写真です。 ありがとうございます。
恐羅漢山 三座の山頂の中では、この向半四郎山が一番眺望が良いかもしれません。
三座の山頂の中では、この向半四郎山が一番眺望が良いかもしれません。
恐羅漢山 半四郎山山頂手前のスペースでランチにしました。

山頂はどこも虫だらけで、ここだけは虫は少しだけでしたから。
半四郎山山頂手前のスペースでランチにしました。 山頂はどこも虫だらけで、ここだけは虫は少しだけでしたから。
恐羅漢山 この跡を付けたのは、どんな獣でしょうか。
この跡を付けたのは、どんな獣でしょうか。
恐羅漢山 復路のこれ位の藪なら、もう慣れました。
だって身長よりも低いから😂
復路のこれ位の藪なら、もう慣れました。 だって身長よりも低いから😂
恐羅漢山 分岐から見た岩倉山へと続く道は林道にもかかわらず、かなりの量の草が生い茂っておりました。
岩倉山はパスして正解だったかもしれません。

写真は撮り忘れましたが、下山後に寄った「匹見峡温泉 やすらぎの湯」は最高でしたよ♨️
2020年に改装されておりとても綺麗で、とろみのある心地よい温泉でした。
ここはまた来たいなぁ。
https://yasuragi-onsen.jp/
分岐から見た岩倉山へと続く道は林道にもかかわらず、かなりの量の草が生い茂っておりました。 岩倉山はパスして正解だったかもしれません。 写真は撮り忘れましたが、下山後に寄った「匹見峡温泉 やすらぎの湯」は最高でしたよ♨️ 2020年に改装されておりとても綺麗で、とろみのある心地よい温泉でした。 ここはまた来たいなぁ。 https://yasuragi-onsen.jp/
恐羅漢山 ※ご参考まで。
※ご参考まで。
恐羅漢山 驚いた事に、YAMAP地図の駐車場マークをクリックすると登山口まで〇〇分と表示されました。
グーグルマップがこの国道488号線の通行止めを反映していない為のようです。

念の為、正しい情報を載せておきます。
この画像が正しいですので、お間違えないようお願いいたします。
驚いた事に、YAMAP地図の駐車場マークをクリックすると登山口まで〇〇分と表示されました。 グーグルマップがこの国道488号線の通行止めを反映していない為のようです。 念の為、正しい情報を載せておきます。 この画像が正しいですので、お間違えないようお願いいたします。
恐羅漢山 おまけ。寝るのも忘れ、一気に読了。
『酔いどれクライマー 永田東一郎物語 80年代 ある東大生の輝き』藤原章生著
https://www.yamakei-online.com/yama-ya/detail.php?id=2526
以下、拙い書評です。

・・・・・・・・・・・・・

人は誰しも青春時代に、面倒くさくて、鬱陶しくて、でも憎みきれない愛すべき青春時代のシンボリックなやつと出逢うんだとしたら、著者の藤原さんにとってのそれが永田東一郎さんだった。

私にとっての永田さん、色んなひと一人一人の永田さんが、その人ごとに存在するのだ。
そう思いながら、山を諦めた永田さんが山の次に何を掴んだかが気になって、夢中になって最後まで頁を繰った。

この本がもし映画化されるなら、東出昌大さん、池松壮亮さん、井之脇海さんをキャスティングして欲しい。

永田東一郎さんを東出昌大さん、著者の藤原章生さんは池松壮亮さん、東大スキー山岳部の後輩は井之脇海さんでどうだろうか。

本に掲載されていた大学時代の永田さんの写真を見た途端、私の頭の中では、東出昌大さん演じる永田さんの映画が始まってしまい、読了するまで東出さんが見事に演じ切ってしまっていた。

嬉々として山を語る永田さんを、岩と雪と格闘する岩田さんを、酒に溺れて無心する永田さんを、大きなスクリーンで観てみたい。
そう強く思わされた一冊だった。

・・・・・・・・・・・・・

※私は若い頃マンガを描いていた名残で、ストーリーを脳内で映像化してしまう癖があります。
※ご異論&ご反論は大歓迎です。一読者の戯言ですので、ご容赦頂ければ幸いです。
おまけ。寝るのも忘れ、一気に読了。 『酔いどれクライマー 永田東一郎物語 80年代 ある東大生の輝き』藤原章生著 https://www.yamakei-online.com/yama-ya/detail.php?id=2526 以下、拙い書評です。 ・・・・・・・・・・・・・ 人は誰しも青春時代に、面倒くさくて、鬱陶しくて、でも憎みきれない愛すべき青春時代のシンボリックなやつと出逢うんだとしたら、著者の藤原さんにとってのそれが永田東一郎さんだった。 私にとっての永田さん、色んなひと一人一人の永田さんが、その人ごとに存在するのだ。 そう思いながら、山を諦めた永田さんが山の次に何を掴んだかが気になって、夢中になって最後まで頁を繰った。 この本がもし映画化されるなら、東出昌大さん、池松壮亮さん、井之脇海さんをキャスティングして欲しい。 永田東一郎さんを東出昌大さん、著者の藤原章生さんは池松壮亮さん、東大スキー山岳部の後輩は井之脇海さんでどうだろうか。 本に掲載されていた大学時代の永田さんの写真を見た途端、私の頭の中では、東出昌大さん演じる永田さんの映画が始まってしまい、読了するまで東出さんが見事に演じ切ってしまっていた。 嬉々として山を語る永田さんを、岩と雪と格闘する岩田さんを、酒に溺れて無心する永田さんを、大きなスクリーンで観てみたい。 そう強く思わされた一冊だった。 ・・・・・・・・・・・・・ ※私は若い頃マンガを描いていた名残で、ストーリーを脳内で映像化してしまう癖があります。 ※ご異論&ご反論は大歓迎です。一読者の戯言ですので、ご容赦頂ければ幸いです。

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