釈迦ヶ岳・猫岳_霧と豪雨の鈴鹿セブンマウンテン達成_20230513

2023.05.13(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
8 時間 13
休憩時間
2 時間 4
距離
9.1 km
のぼり / くだり
811 / 808 m
3 17
2 22

活動詳細

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鈴鹿セブンマウンテンの最後は釈迦ヶ岳。 今週末も天気悪そうだけど、雨が降り出すのは午後遅めという予報だったので、降雨前に下山して逃げ切る予定で出発。 朝7時時点で、駐車場は半分くらい埋まった状態。 キャンプ場の奥にある登山口から、中尾根登山道を上って行く。 すぐにヤセ尾根に出て、けっこうな急斜面を延々と登る。 登山道はあちこち倒木で塞がれていたり、かなり野生の登山道って感じ。 鳴滝コバで展望が開けるけれど、霧で何も見えず。 まだまだ急登が続いて890ピークを過ぎると、やっと尾根道らしい、高低差の少ない気分良さそうな道になるけれど、霧で一切の展望は無し。 すぐにまた急登が始まって、険し過ぎる岩山を左に巻いていく 「迂回路」と書いてあるけど、巻き道の方ももの凄い急峻な岩場。 急登を登り切ると、釈迦白毫で松尾尾根に合流。 ここからのキレットは、上から見ると「これは無理」と思うけど、実際に歩くとあまり怖くない。 キレット後の急登を登り切ると、コース最高点の松尾尾根の頭に出る。 展望最高のはずだけど、霧で一切なにも見えず。 ハト峰峠への分岐あたりから、まわりは穏やかなテーブルマウンテン状の樹林帯になって、今までの急峻さが嘘のよう。 平坦な林を抜けて釈迦ヶ岳山頂へ。 やはり、霧で展望は皆無。 このまま猫岳まで行くか迷ったけど、釈迦ヶ岳で昼食にすることに。 楽なので、すっかり魔法瓶とカップ麺が定着してしまった。 下山は猫岳からハト峰峠経由。 さきほどの分岐点から西に進むと、テーブルマウンテンの樹林の中でポツポツと降雨が。 雨具を着ているうちにすぐ本降りになり、今まで山では経験した事が無い土砂降りになって、雨が降る前に下山する計画は瓦解。 猫岳も雨で何も見えず、通過するのみ。 登山道が川になるような大雨で、新しい登山靴でもスリップダウンしたり、足元が滑りすぎて立木を掴みながらじゃ無いと斜面を降りられなかったり、以前に藤原岳や竜ヶ岳を雨中下山した時とは全く別次元の困難さ。 ハト峰峠手前の分岐は、迷わず林道コースを選択。 とてもじゃないけど、この状況で沢コースを降りる気にはならない。 しかし、林道コースも滑りやすい急斜面を降りるのは変わりなく、沢越えまでかなり怖い思いをしながら、なんとか降りていった。 やっと平坦路に出ると、路面は荒れているものの、滑りやすさや傾斜は心配なくなって、ペースアップしてハト峰峠ルートとの合流まで。 後は歩きやすい道で、一気に駐車場まで下山して終了。 帰りは阿下喜温泉あじさいの里に寄って、雨で冷えた身体を温めて、十割蕎麦で夕食を済ませて帰宅。 雨が降り出した時にすぐザックカバーを着けたけれど、背中側から雨が入ったのかザックの中身までびしょ濡れで、帰ってからが大変だった。

釈迦ヶ岳 登山口。
登山届け出して出発。
ペンが一つしか無くて、後の人を待たせてしまって申し訳ない。
今度から自宅で書いてこよう。
登山口。 登山届け出して出発。 ペンが一つしか無くて、後の人を待たせてしまって申し訳ない。 今度から自宅で書いてこよう。
釈迦ヶ岳 中尾根登山道の登山口。
中尾根登山道の登山口。
釈迦ヶ岳 尾根に取り付くと、両側が切り立ったヤセ尾根風味。
尾根に取り付くと、両側が切り立ったヤセ尾根風味。
釈迦ヶ岳 あちこちが倒木で塞がれた、野生の登山道。
藤原岳登山道の整備充実ぶりとは好対照。
あちこちが倒木で塞がれた、野生の登山道。 藤原岳登山道の整備充実ぶりとは好対照。
釈迦ヶ岳 640ピーク。
展望は無い。
640ピーク。 展望は無い。
釈迦ヶ岳 ピークから上は、ますますヤセ尾根化が進む。
ピークから上は、ますますヤセ尾根化が進む。
釈迦ヶ岳 岩肌とつつじの赤が対照的で美しい。
岩肌とつつじの赤が対照的で美しい。
釈迦ヶ岳 岩場の真ん中に木の根が。
登山道の野生っぷりがスゴい。
岩場の真ん中に木の根が。 登山道の野生っぷりがスゴい。
釈迦ヶ岳 登山道は、基本的に直登が基本でスイッチバックしてない。
獲得標高が低いのに妙に疲れるのは、これが原因っぽい。
登山道は、基本的に直登が基本でスイッチバックしてない。 獲得標高が低いのに妙に疲れるのは、これが原因っぽい。
釈迦ヶ岳 鳴滝コバ到着。
たしかに、今までは尾根で遮られていたのか滝音がほとんど聞こえなかったのに、コバに着いたとたんにはっきり聞こえるようになった。
鳴滝コバ到着。 たしかに、今までは尾根で遮られていたのか滝音がほとんど聞こえなかったのに、コバに着いたとたんにはっきり聞こえるようになった。
釈迦ヶ岳 鳴滝コバ後、ほんのわずかな間だけ、穏やかな尾根道になる。
鳴滝コバ後、ほんのわずかな間だけ、穏やかな尾根道になる。
釈迦ヶ岳 このあたりから、雲の中に突入して霧になってきた。
このあたりから、雲の中に突入して霧になってきた。
釈迦ヶ岳 890ピーク付近のシロヤシオ。
霧に映えて綺麗。
890ピーク付近のシロヤシオ。 霧に映えて綺麗。
釈迦ヶ岳 庵座谷分岐。
谷方面への踏み跡は薄くて見逃しそうなレベル。
庵座谷分岐。 谷方面への踏み跡は薄くて見逃しそうなレベル。
釈迦ヶ岳 このあたりは展望が良いはずなんだけど、霧で何も見えない。
このあたりは展望が良いはずなんだけど、霧で何も見えない。
釈迦ヶ岳 尾根道の岩場が険しすぎるので、左に巻き道で迂回しているはずなのだが……
尾根道の岩場が険しすぎるので、左に巻き道で迂回しているはずなのだが……
釈迦ヶ岳 これが本当に迂回路? と思う程急峻な岩場だった。
もし雨の下りだったら、絶対に降りたくない道。
これが本当に迂回路? と思う程急峻な岩場だった。 もし雨の下りだったら、絶対に降りたくない道。
釈迦ヶ岳 こっちに猫岳が見えるはずなんだけど、この状況。
こっちに猫岳が見えるはずなんだけど、この状況。
釈迦ヶ岳 釈迦白毫に到着。
どっちかというと、松尾尾根が主尾根で、今まで登ってきた中尾根はその支尾根って感じ。
釈迦白毫に到着。 どっちかというと、松尾尾根が主尾根で、今まで登ってきた中尾根はその支尾根って感じ。
釈迦ヶ岳 この先が、釈迦ヶ岳名物のキレット。
この先が、釈迦ヶ岳名物のキレット。
釈迦ヶ岳 ザレたかなりの急坂を下って、あの細いキレットを通過しないといけない。
上から見ると、鎌ヶ岳のキレットより怖い感じ。
でも、実際にキレットを渡ってみると意外と幅が広くて、歩くのに不安は無い。
霧で下が見えないのも、恐怖感を和らげる効果があったと思う。
ザレたかなりの急坂を下って、あの細いキレットを通過しないといけない。 上から見ると、鎌ヶ岳のキレットより怖い感じ。 でも、実際にキレットを渡ってみると意外と幅が広くて、歩くのに不安は無い。 霧で下が見えないのも、恐怖感を和らげる効果があったと思う。
釈迦ヶ岳 釈迦ヶ岳最高点の1097ピーク。
好展望のはずだけど、霧で何も見えない。
釈迦ヶ岳最高点の1097ピーク。 好展望のはずだけど、霧で何も見えない。
釈迦ヶ岳 ハト峰峠分岐。
このあたりは樹林帯で、傾斜も穏やかでとても良い感じ、
鈴鹿の山々は、こういうテーブルマウンテンが多いのが不思議。
何か造山メカニズム的な理由があるのだろうか?
ハト峰峠分岐。 このあたりは樹林帯で、傾斜も穏やかでとても良い感じ、 鈴鹿の山々は、こういうテーブルマウンテンが多いのが不思議。 何か造山メカニズム的な理由があるのだろうか?
釈迦ヶ岳 釈迦ヶ岳山頂。
釈迦ヶ岳山頂。
釈迦ヶ岳 例によって、霧で何も(以下略)
例によって、霧で何も(以下略)
釈迦ヶ岳 猫岳まで行くか迷ったが、釈迦ヶ岳山頂で朝食にすることに。
今日はチリトマ。
チリトマと言えば、笹本祐一先生のハレーション・ゴーストを思い出す。
猫岳まで行くか迷ったが、釈迦ヶ岳山頂で朝食にすることに。 今日はチリトマ。 チリトマと言えば、笹本祐一先生のハレーション・ゴーストを思い出す。
釈迦ヶ岳 山頂コーヒー。
出来れば、景色を見ながら飲みたかった。
山頂コーヒー。 出来れば、景色を見ながら飲みたかった。
釈迦ヶ岳 ハト峰峠分岐から、復路は猫岳方面に向かう。
ハト峰峠分岐から、復路は猫岳方面に向かう。
釈迦ヶ岳 テーブルマウンテン状ではあるものの、けっこう急な下り。
ここを下ったあたりで、ぽつぽつと雨が降り出して雨具を着る。
テーブルマウンテン状ではあるものの、けっこう急な下り。 ここを下ったあたりで、ぽつぽつと雨が降り出して雨具を着る。
釈迦ヶ岳 あっという間に土砂降り。
あっという間に土砂降り。
釈迦ヶ岳 猫岳山頂は、カメラを出すのを躊躇うほどの大雨。
もちろん景色なんて見えるはずも無し。
猫岳山頂は、カメラを出すのを躊躇うほどの大雨。 もちろん景色なんて見えるはずも無し。
釈迦ヶ岳 小コルにさしかかると、少しだけ雨と霧が弱まって、ちょっとだけ展望が。
小コルにさしかかると、少しだけ雨と霧が弱まって、ちょっとだけ展望が。
釈迦ヶ岳 白滝谷分岐。
白滝谷方面には特に目立った山は無いはずなんだけど、どこに出るんだろう?
白滝谷分岐。 白滝谷方面には特に目立った山は無いはずなんだけど、どこに出るんだろう?
釈迦ヶ岳 分岐では林道方面へ。
でも、エスケープルートのはずの林道分岐も、かなり急傾斜を下る道でけっこう怖かった。
分岐では林道方面へ。 でも、エスケープルートのはずの林道分岐も、かなり急傾斜を下る道でけっこう怖かった。
釈迦ヶ岳 ハト峰峠からの沢道と合流して、やっと危険を感じず歩ける道に。
ハト峰峠からの沢道と合流して、やっと危険を感じず歩ける道に。
釈迦ヶ岳 帰りはあじさいの里で温泉。
こんな良い施設が、あと2週間で閉鎖とはもったいない。
帰りはあじさいの里で温泉。 こんな良い施設が、あと2週間で閉鎖とはもったいない。
釈迦ヶ岳 あじさいの里内の蕎麦屋で、十割蕎麦とおにぎり。
この蕎麦屋も5月末で閉店して、リニューアル後の温泉施設では営業しないそうなので、本当に残念。
あじさいの里内の蕎麦屋で、十割蕎麦とおにぎり。 この蕎麦屋も5月末で閉店して、リニューアル後の温泉施設では営業しないそうなので、本当に残念。

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