活動データ
タイム
08:13
距離
9.1km
のぼり
811m
くだり
808m
活動詳細
すべて見る鈴鹿セブンマウンテンの最後は釈迦ヶ岳。 今週末も天気悪そうだけど、雨が降り出すのは午後遅めという予報だったので、降雨前に下山して逃げ切る予定で出発。 朝7時時点で、駐車場は半分くらい埋まった状態。 キャンプ場の奥にある登山口から、中尾根登山道を上って行く。 すぐにヤセ尾根に出て、けっこうな急斜面を延々と登る。 登山道はあちこち倒木で塞がれていたり、かなり野生の登山道って感じ。 鳴滝コバで展望が開けるけれど、霧で何も見えず。 まだまだ急登が続いて890ピークを過ぎると、やっと尾根道らしい、高低差の少ない気分良さそうな道になるけれど、霧で一切の展望は無し。 すぐにまた急登が始まって、険し過ぎる岩山を左に巻いていく 「迂回路」と書いてあるけど、巻き道の方ももの凄い急峻な岩場。 急登を登り切ると、釈迦白毫で松尾尾根に合流。 ここからのキレットは、上から見ると「これは無理」と思うけど、実際に歩くとあまり怖くない。 キレット後の急登を登り切ると、コース最高点の松尾尾根の頭に出る。 展望最高のはずだけど、霧で一切なにも見えず。 ハト峰峠への分岐あたりから、まわりは穏やかなテーブルマウンテン状の樹林帯になって、今までの急峻さが嘘のよう。 平坦な林を抜けて釈迦ヶ岳山頂へ。 やはり、霧で展望は皆無。 このまま猫岳まで行くか迷ったけど、釈迦ヶ岳で昼食にすることに。 楽なので、すっかり魔法瓶とカップ麺が定着してしまった。 下山は猫岳からハト峰峠経由。 さきほどの分岐点から西に進むと、テーブルマウンテンの樹林の中でポツポツと降雨が。 雨具を着ているうちにすぐ本降りになり、今まで山では経験した事が無い土砂降りになって、雨が降る前に下山する計画は瓦解。 猫岳も雨で何も見えず、通過するのみ。 登山道が川になるような大雨で、新しい登山靴でもスリップダウンしたり、足元が滑りすぎて立木を掴みながらじゃ無いと斜面を降りられなかったり、以前に藤原岳や竜ヶ岳を雨中下山した時とは全く別次元の困難さ。 ハト峰峠手前の分岐は、迷わず林道コースを選択。 とてもじゃないけど、この状況で沢コースを降りる気にはならない。 しかし、林道コースも滑りやすい急斜面を降りるのは変わりなく、沢越えまでかなり怖い思いをしながら、なんとか降りていった。 やっと平坦路に出ると、路面は荒れているものの、滑りやすさや傾斜は心配なくなって、ペースアップしてハト峰峠ルートとの合流まで。 後は歩きやすい道で、一気に駐車場まで下山して終了。 帰りは阿下喜温泉あじさいの里に寄って、雨で冷えた身体を温めて、十割蕎麦で夕食を済ませて帰宅。 雨が降り出した時にすぐザックカバーを着けたけれど、背中側から雨が入ったのかザックの中身までびしょ濡れで、帰ってからが大変だった。
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。