活動データ
タイム
07:51
距離
8.7km
のぼり
859m
くだり
854m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る鈴鹿山脈でも難易度が高いと評判の雨乞岳へ。 7時半くらいに鈴鹿スカイラインの武平峠へ到着した頃には、もう峠の駐車場は完全満車状態。 ちょっと三重県側に下った所にある、御在所岳表登山道入り口付近の駐車場がまだ半分くらい空いていたので、そこに車を駐めて、武平峠まで鈴鹿スカイラインを歩いて行く事に。 準備していたら、私の隣に車を止めた人が「上の駐車場空いて無くて、ここしか止められなかったけど、ここから鎌ヶ岳行けますかね?」と不安そうだったので、「峠の駐車場までスカイラインを歩いて登っても標高差100メートルも無いし、大丈夫ですよ。鎌ヶ岳素晴らしい景色なので、楽しんできて下さい」と励ましてから出発。 武平峠まで歩いていったら、警察が登山者にアンケート取っていた。 目的地は何処かとか、装備は大丈夫かとか。 答えるついでに、そこで登山届けも出して、トンネル内を歩いて越えて滋賀県側の雨乞岳登山口へ。 なんだかんだで8時半ごろ、やっと登山開始。 登山道が崩落していたり、1メートル近い段差を乗り越える場所があったり、全体的に野生の登山道って感じ。 沢谷峠でグンカイ尾根と御在所岳方面、そしてクラ谷への分岐になっているけど、とりあえず往路はクラ谷から行く事に。 沢沿いを歩く道は、徒渉が多くてけっこう気を使う。 いくつもの小沢が合流してきて、景色は飽きる事ない美しさで最高なんだけど。 コクイ沢分岐で、左に進路を取ってクラ谷沿いに更に登る。 相変わらず徒渉が多く、また踏み跡がわからない場所も多くて、何度か間違った方向に進んでから気付いて戻るの繰り返し。 景色は良いんだけど、正直、あまり積極的に歩きたい道では無いなあ。 沢が滝の連続になるあたりから、ブナ林の良い雰囲気に。 七人山のコルに到着すると、いきなり強風が吹き荒れていて一気に寒くなる。 とりあえず七人山に登ってみるけれど、急斜面の直登で、足元も滑りやすく、標高差のわりには意外とキツイ。 七人山山頂は評判通り綺麗なブナ林に囲まれた静かな場所で、眺望は無いけど、とても好きな雰囲気。 ここで昼食も良いかなと思ったけど、まだ時間も早めだったので、先に東雨乞岳と雨乞岳に行く事に。 コルまで降りて、東雨乞岳に向かう。 最初は樹林帯なんだけど、だんだん笹原になってきて、最終的には足元が見えないレベルの笹ヤブに。 東雨乞岳山頂に着くと、すさまじい強風で立っているのがやっと。 これは長時間滞在は無理だと思って、すぐに雨乞岳に。 小さいコルを2つばかり越えて、背丈ほどもある笹原をかき分けての雨乞岳山頂は、東雨乞岳よりはマシだけど、それでも強風だった。 こちらも最低限の滞在時間で撤収して、東雨乞岳に戻ると、こちらは更に強烈な風が吹き荒れていて、油断していると身体が飛ばされそうになる。 ここで昼食と思っていたけど、とても無理なので諦めて下山する事に。 クラ谷の道を戻りたくなかったので、復路はグンカイ尾根を選択。 笹原が樹林帯に変わったあたりで、やっと風が弱まってきたので、そこでカップ麺の昼食。 まだ虫が少ない時期なので、山頂で暖かいモノを用意して食べる余裕がある。 ここから、地図で想像するよりかなりの急斜面を上り下りして、三人山山頂へ。 更に何度も何度も小ピークを越えながら、だいぶ時間をかけてやっと沢谷峠に到着。 ここから、歩きにくい登山道を登山口まで戻った。
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