宝永山(起点:水ヶ塚公園、往路:須山口登山歩道、復路:須山口下山歩道(一部))

2022.11.11(金) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 49
休憩時間
3
距離
16.1 km
のぼり / くだり
1459 / 1464 m
1 45
1 12

活動詳細

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昨年、仲間から須山口登山道とその復活(※1)を知りました。 1月の遠征(長者ヶ岳、石割山)の際に、裾野市富士山資料館(4月以降は休館中)を見学し予習、今回ようやくの歩きです。 宝永噴火(1707年12月)に左右された須山口登山道。 登山道の復活により、須山村の御師が案内した山岳信仰ルートを実感できました。 (※2須山下山口は下半分だけ歩いてます。世界遺産区間なども含め写真最後を参照) 地元と植生が大きく違うのもなかなか楽しめました。 シーズン終盤の平日のためか、お会いしたのは三辻でランチ中の2人1組だけでとても静かな山歩きでした。 須山口登山歩道の須山口4合目(双子山・水ヶ塚分岐)~宝永山ピークでは、冷たい風を遮るものがありません。オーバーグローブとフリース帽子、上着が役立ちました。 念のため、チェーンスパイクとゲイターも持参しましたが雪は溶けており、出番は無し。 雲が厚く・濃くなる直前でギリギリ天候に恵まれました。 7:35水ヶ塚公園(駐車場)~7:37登山口~8:11須山上り一合五勺~8:57御殿庭下9:04~9:35御殿庭中~10:00須山口4合目(双子山・水ヶ塚分岐)10:06~10:13第二火口縁~10:26第一火口縁~11:23宝永山ピーク~11:30宝永山馬の背~11:58第一火口縁~12:06須山口4合目(双子山・水ヶ塚分岐)~12:19御殿庭上~12:40御殿庭入口~12:51小天狗塚~12:57三辻13:02~13:11幕岩上~13:18幕岩13:21~13:31須山下り一合五勺~13:45須山御胎内上~13:47須山御胎内13:51~14:21登山口~14:23駐車場 ※1:須山口登山道の復活 ・須山口登山歩道(1997年)・・・宝永噴火前の登山道 ・須山口下山歩道(1999年)・・・宝永噴火後の登山道 参考 http://suyamahodou.html.xdomain.jp/ http://www.city.susono.shizuoka.jp/soshiki/8/1/1/2/12778.html https://www.susonokanko.jp/%E5%AF%8C%E5%A3%AB%E7%99%BB%E5%B1%B1%E3%81%A8%E9%A0%88%E5%B1%B1%E7%99%BB%E5%B1%B1%E5%8F%A3/

富士山 水ヶ塚公園(駐車場)。
まだ月がでてました。
水ヶ塚公園(駐車場)。 まだ月がでてました。
富士山 宝永火口もはっきり、天気に恵まれました。
宝永火口もはっきり、天気に恵まれました。
富士山 この時間、車は4台ほど
この時間、車は4台ほど
富士山 登山口
登山口
富士山 すぐに須山御胎内分岐
すぐに須山御胎内分岐
富士山 ミズナラ・ブナ主体の天然林
ミズナラ・ブナ主体の天然林
富士山  須山上り一合五勺。
シラビソ?、コメツガ?
須山上り一合五勺。 シラビソ?、コメツガ?
富士山 御殿庭下
御殿庭下
富士山 ようやく眼下の展望が開けた。
水ヶ塚公園駐車場(中下)、愛鷹連峰(右)。
ようやく眼下の展望が開けた。 水ヶ塚公園駐車場(中下)、愛鷹連峰(右)。
富士山 村山修験者富士山修行所跡
村山修験者富士山修行所跡
富士山 御殿庭中
御殿庭中
富士山 カラマツ(日本で唯一の落葉針葉樹)の高さが低くなり、展望が開ける。
カラマツ(日本で唯一の落葉針葉樹)の高さが低くなり、展望が開ける。
富士山 表富士のピークと宝永山
表富士のピークと宝永山
富士山 表富士ピークと南斜面。
山小屋がいくつか見えてました。
表富士ピークと南斜面。 山小屋がいくつか見えてました。
富士山 須山口4合目(双子山・水ヶ塚分岐)。
冷たい風を遮るものがなく、しばらくはフリース帽・オーバーグローブをつけ、ウインドブレーカーを着込みました。
須山口4合目(双子山・水ヶ塚分岐)。 冷たい風を遮るものがなく、しばらくはフリース帽・オーバーグローブをつけ、ウインドブレーカーを着込みました。
富士山 荒々しさと優美さを持つ宝永火口壁の造形美。
荒々しさと優美さを持つ宝永火口壁の造形美。
富士山 宝永第二火口縁。
さらに稜線を進む、風が冷たい。
宝永第二火口縁。 さらに稜線を進む、風が冷たい。
富士山 宝永第一火口縁。
これから向かうルート(御中道の一部みたい)、宝永第一火口と宝永山ピーク。
宝永第一火口縁。 これから向かうルート(御中道の一部みたい)、宝永第一火口と宝永山ピーク。
富士山 ガラガラという音で凝視すると、火口壁北壁の落石と砂煙。
ガラガラという音で凝視すると、火口壁北壁の落石と砂煙。
富士山 第二火口と歩いた稜線(中右)、愛鷹山・駿河湾・伊豆半島(中上)。
第二火口と歩いた稜線(中右)、愛鷹山・駿河湾・伊豆半島(中上)。
富士山 登山道のある火口縁(鞍部)から上部火口縁。
航路下のため飛行機が何度も通過(中右上に小さく)。
登山道のある火口縁(鞍部)から上部火口縁。 航路下のため飛行機が何度も通過(中右上に小さく)。
富士山 第一火口縁~宝永山ピークはザレザレで歩きにくい。
第一火口縁~宝永山ピークはザレザレで歩きにくい。
富士山 第一火口北壁上部。
この頃から雲が湧き出した。
第一火口北壁上部。 この頃から雲が湧き出した。
富士山 歩きにくいうえ、未経験な砂埃とその汚れ・・・。
歩きにくいうえ、未経験な砂埃とその汚れ・・・。
富士山 登ってきた道。
こりゃ、天気の好転は望め無さそう・・・。
登ってきた道。 こりゃ、天気の好転は望め無さそう・・・。
富士山 宝永山ピークすぐ下の凝灰角礫岩(右)は、古富士火山の一部。
眼下には、双子山(二ツ塚)(中左)と東富士演習場(中)。
宝永山ピークすぐ下の凝灰角礫岩(右)は、古富士火山の一部。 眼下には、双子山(二ツ塚)(中左)と東富士演習場(中)。
富士山 宝永山ピークから表富士ピーク。
雲が左から右に流れる。
宝永山ピークから表富士ピーク。 雲が左から右に流れる。
富士山 宝永山馬の背から火口北壁。
露出するマグマ由来の岩脈は、信仰登山者が「十二薬師」や「十二神岩」と呼んだとのこと。
宝永山馬の背から火口北壁。 露出するマグマ由来の岩脈は、信仰登山者が「十二薬師」や「十二神岩」と呼んだとのこと。
富士山 宝永第二火口縁から振り返る。
雲が厚くなってきた。
宝永第二火口縁から振り返る。 雲が厚くなってきた。
富士山 風の強い尾根を下る。
1日を通して、箱根山(左)はよく見えてた。
風の強い尾根を下る。 1日を通して、箱根山(左)はよく見えてた。
富士山 須山口4合目(双子山・水ヶ塚分岐)から宝永山ピークと第二火口。
復路は双子山方面へ。
須山口4合目(双子山・水ヶ塚分岐)から宝永山ピークと第二火口。 復路は双子山方面へ。
富士山 草が枯れているからか、火星の景色。
行ったことないけど・・・。
草が枯れているからか、火星の景色。 行ったことないけど・・・。
富士山 第三火口を中奥へ登山道が続く。
第三火口を中奥へ登山道が続く。
富士山 御殿庭上から宝永山(右)。
御殿庭上から宝永山(右)。
富士山 この前後は低い針葉樹(ここではカラマツ)が続く。
地元にない光景のため新鮮です。
この前後は低い針葉樹(ここではカラマツ)が続く。 地元にない光景のため新鮮です。
富士山 御殿庭入口までは枯れ沢の右岸を下る。中の丘はこれから向かう小天狗塚。
右岸はカラマツ林だが左岸は草がまばら。特異的な景色。
御殿庭入口までは枯れ沢の右岸を下る。中の丘はこれから向かう小天狗塚。 右岸はカラマツ林だが左岸は草がまばら。特異的な景色。
富士山 小天狗塚から宝永山。
4合目より上の冷たい風が、雲を発生させてるようです。
小天狗塚から宝永山。 4合目より上の冷たい風が、雲を発生させてるようです。
富士山 三辻から宝永山。
ここでようやく今日初めての登山者(2人1組)さんと会う。
三辻から宝永山。 ここでようやく今日初めての登山者(2人1組)さんと会う。
富士山 左から降りてきて、幕岩上。
ここまではカラマツ林でした。
左から降りてきて、幕岩上。 ここまではカラマツ林でした。
富士山 幕岩までピストン。
1万年前の溶岩(最下層)~1707年の宝永噴火の火砕物(最上層)の積み重なりとのこと。
幕岩までピストン。 1万年前の溶岩(最下層)~1707年の宝永噴火の火砕物(最上層)の積み重なりとのこと。
富士山 須山下り一合五勺、奥から降りてきた。
幕岩上から下は広葉樹の天然林が続き、巨木が多い場所も。
須山下り一合五勺、奥から降りてきた。 幕岩上から下は広葉樹の天然林が続き、巨木が多い場所も。
富士山 須山御胎内上。
須山御胎内には中央の杭道標から進む。
須山御胎内上。 須山御胎内には中央の杭道標から進む。
富士山 須山御胎内の説明板。
この周辺~幕岩のルートは世界遺産(構成資産)だけど、「世界遺産」を示した案内板は無かったような・・・。
須山御胎内の説明板。 この周辺~幕岩のルートは世界遺産(構成資産)だけど、「世界遺産」を示した案内板は無かったような・・・。
富士山 須山御胎内。
崩落のため立入禁止です。
須山御胎内。 崩落のため立入禁止です。
富士山 鳥居より下部は入れるが、室が崩れて日が差している。
鳥居より下部は入れるが、室が崩れて日が差している。
富士山 ここから立入禁止域(奥)までが一続きだったようです。
ここから立入禁止域(奥)までが一続きだったようです。
富士山 須山御胎内上~登山口が、驚くほど心地よい道。
高低差も無く歩きやすい。
須山御胎内上~登山口が、驚くほど心地よい道。 高低差も無く歩きやすい。
富士山 ごく一部にシラベ(白檜)の人工林。
地元にはない樹種です。
ごく一部にシラベ(白檜)の人工林。 地元にはない樹種です。
富士山 南山林道分岐
南山林道分岐

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