杢蔵山→一杯森/山屋口

2022.10.09(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 18
休憩時間
1 時間 11
距離
20.3 km
のぼり / くだり
1350 / 1357 m
3
1 7
26
59
35
1 56
1 34

活動詳細

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神室逍遥。 秋です。 杢蔵山から八森山への縦走をもって、2022年夏のリソースをつぎ込んだ表題件も一段落となります。しかし天気ばかりはどうにもなりませんね。この週末、残念ながら好天を当てることは叶いませんでした。 しかし、下部の樹林帯も神室の楽しさということなら、雨の気配が無い限りは入ってみようと考えました。最終到達点の判断は現場で行うことにして、目標に捕らわれることのない漫歩を楽しむことにしましょうか。有難いことに、杢蔵の横には「一杯森」もありますから、そのアプローチを上から試すことにも価値は勿論あるわけです。 それでは、今までザックの一等地を陣取っていた2Lのプラティパスをダウンジャケットで置き換えて、いざ山屋登山口から杢蔵山に参りましょう。詳細は写真をご覧ください。 …そして、この一週間後に再びこの道を歩いたとき、私はその「山の色」の激変に大層驚くことになるのです。

杢蔵山・八森山 入山地点のイラスト地図を見れば、一般登山者も自動車で三角山まで行けたことがわかります。それはとっても素敵なこと。
入山地点のイラスト地図を見れば、一般登山者も自動車で三角山まで行けたことがわかります。それはとっても素敵なこと。
杢蔵山・八森山 その道が現在は車両通行止めですから、戸前川沿いの歩道に入っていきます。暫くは杉林でした。
その道が現在は車両通行止めですから、戸前川沿いの歩道に入っていきます。暫くは杉林でした。
杢蔵山・八森山 分かれ道がありましたが、今回は「登山道」を選びました。
分かれ道がありましたが、今回は「登山道」を選びました。
杢蔵山・八森山 文政9年の「不動明王」碑。材料は現地調達なのか、それとも…?
文政9年の「不動明王」碑。材料は現地調達なのか、それとも…?
杢蔵山・八森山 これは「三の滝」。落差が大きくダイナミックな印象でした。
これは「三の滝」。落差が大きくダイナミックな印象でした。
杢蔵山・八森山 徒渉点には特段の難しさはありませんでした。ただし、その渡った後で道を誤らないよう注意です。
徒渉点には特段の難しさはありませんでした。ただし、その渡った後で道を誤らないよう注意です。
杢蔵山・八森山 水場ですよ。一口頂きました。
水場ですよ。一口頂きました。
杢蔵山・八森山 沢筋から外れれば急登になります。それは神室のセオリーということで。
沢筋から外れれば急登になります。それは神室のセオリーということで。
杢蔵山・八森山 さて、あまり良好とはいえない天気予報でしたが…この時点では雲海の上に視界がありました。程よく雲を帯びた月山が見えました。
さて、あまり良好とはいえない天気予報でしたが…この時点では雲海の上に視界がありました。程よく雲を帯びた月山が見えました。
杢蔵山・八森山 このあたりが、戦時中まで軍馬牧場だったという「前杢蔵」でしょうか。このベンチをここに一つだけ置くセンスが最高です。
このあたりが、戦時中まで軍馬牧場だったという「前杢蔵」でしょうか。このベンチをここに一つだけ置くセンスが最高です。
杢蔵山・八森山 さて、杢蔵の本峰に向かいましょう。こちらにも豊かな水がありました。これは夏場に助かりますね。
さて、杢蔵の本峰に向かいましょう。こちらにも豊かな水がありました。これは夏場に助かりますね。
杢蔵山・八森山 少し小さくなった山毛欅の森を、気持ちよく歩いていきます。
少し小さくなった山毛欅の森を、気持ちよく歩いていきます。
杢蔵山・八森山 振り返れば、スルーしてきた山荘が、ちょこんと可愛くありました。
振り返れば、スルーしてきた山荘が、ちょこんと可愛くありました。
杢蔵山・八森山 円かな山肌を密に覆う広葉樹の森。いろんな動物が居ることでしょう。
円かな山肌を密に覆う広葉樹の森。いろんな動物が居ることでしょう。
杢蔵山・八森山 有難いことに、光のあるうちに杢蔵までは到達できそうです。
有難いことに、光のあるうちに杢蔵までは到達できそうです。
杢蔵山・八森山 スタイルは確かに連峰のそれでしたが、非常によく踏まれていて歩き易い特徴がありました。
スタイルは確かに連峰のそれでしたが、非常によく踏まれていて歩き易い特徴がありました。
杢蔵山・八森山 どっしりとした八森の威容。この重厚感、やっぱり好きです。
どっしりとした八森の威容。この重厚感、やっぱり好きです。
杢蔵山・八森山 というわけで、杢蔵山に到達しました。
というわけで、杢蔵山に到達しました。
杢蔵山・八森山 刈り払われた稜線で、残り少なくなったウメバチソウにご挨拶できました。
刈り払われた稜線で、残り少なくなったウメバチソウにご挨拶できました。
杢蔵山・八森山 画像中央に「曲沢」。それを挟んで二本の尾根。左のそれを辿れば一杯森に至ります。地図を見ると、曲沢に沿った林道が、かなり奥まであるみたいな。
画像中央に「曲沢」。それを挟んで二本の尾根。左のそれを辿れば一杯森に至ります。地図を見ると、曲沢に沿った林道が、かなり奥まであるみたいな。
杢蔵山・八森山 杢蔵の北尾根を下るあたり。湿ったガスが通り抜ける地勢の影響でしょうか、下草の露が私に潤いを与えました。
杢蔵の北尾根を下るあたり。湿ったガスが通り抜ける地勢の影響でしょうか、下草の露が私に潤いを与えました。
杢蔵山・八森山 …って、これはビショビショと呼ぶのが正しいようですね、あら大変。靴下まで濡れてしまいましたわ。
…って、これはビショビショと呼ぶのが正しいようですね、あら大変。靴下まで濡れてしまいましたわ。
杢蔵山・八森山 コルにて振り返れば杢蔵の北東面。どんな雪が着くのでしょうか。
コルにて振り返れば杢蔵の北東面。どんな雪が着くのでしょうか。
杢蔵山・八森山 この先は勾配の緩い道を行きますが、多様な倒木にスピードが上がりませんでした。跨いだり、潜ったり、巻いたりと多忙です。
この先は勾配の緩い道を行きますが、多様な倒木にスピードが上がりませんでした。跨いだり、潜ったり、巻いたりと多忙です。
杢蔵山・八森山 既に、森の中でも風を感じるほどの強風となっています。木々の梢を渡る風の音が、私の中の熱意を少しずつ、しかし確実に削っていきました。
既に、森の中でも風を感じるほどの強風となっています。木々の梢を渡る風の音が、私の中の熱意を少しずつ、しかし確実に削っていきました。
杢蔵山・八森山 一杯森に到着…めねっすな。
一杯森に到着…めねっすな。
杢蔵山・八森山 暫しの逡巡の末、この辺を軽く散策して終点とすることにしました。
暫しの逡巡の末、この辺を軽く散策して終点とすることにしました。
杢蔵山・八森山 光があれば、少しは綺麗に見えてくれたのでしょうか。
光があれば、少しは綺麗に見えてくれたのでしょうか。
杢蔵山・八森山 上に行くのを止めた分、下部に時間を割くことができました。一杯森登山道を下ります。
上に行くのを止めた分、下部に時間を割くことができました。一杯森登山道を下ります。
杢蔵山・八森山 全般的に、非常に足ざわりのよい柔らかな道が続きました。
全般的に、非常に足ざわりのよい柔らかな道が続きました。
杢蔵山・八森山 先の写真から折れた「迂回路」は、踏み跡が薄いので注意は必要です。
先の写真から折れた「迂回路」は、踏み跡が薄いので注意は必要です。
杢蔵山・八森山 その山毛欅の森の雰囲気があまりにも素晴らしかったので、腰を落ち着けて食事にしました。
その山毛欅の森の雰囲気があまりにも素晴らしかったので、腰を落ち着けて食事にしました。
杢蔵山・八森山 風が梢を揺らすたびに、ソバグリが雨のように降ってきました。自然はそうやって回っています。
風が梢を揺らすたびに、ソバグリが雨のように降ってきました。自然はそうやって回っています。
杢蔵山・八森山 林業のブルとの折り合いが悪かったのでしょう。強引な箇所も少しありました
林業のブルとの折り合いが悪かったのでしょう。強引な箇所も少しありました
杢蔵山・八森山 とはいえ大きな問題はありません。大過なく登山口に到着できました。ここには「一杯盛」とありますね。表記揺れ。
とはいえ大きな問題はありません。大過なく登山口に到着できました。ここには「一杯盛」とありますね。表記揺れ。
杢蔵山・八森山 林道は通行止めではありませんが…状態が悪いようです。私の車はちょっと無理そうでした。
林道は通行止めではありませんが…状態が悪いようです。私の車はちょっと無理そうでした。
杢蔵山・八森山 林道を歩き、橋を渡ると、蕎麦畑を右手に見る砂利道に至ります。
林道を歩き、橋を渡ると、蕎麦畑を右手に見る砂利道に至ります。
杢蔵山・八森山 そして、車道の十字路に到達しました。左に曲がって歩いていけば、杢蔵の登山口に戻ります。お疲れ様でした。
そして、車道の十字路に到達しました。左に曲がって歩いていけば、杢蔵の登山口に戻ります。お疲れ様でした。

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