活動データ
タイム
17:06
距離
27.2km
のぼり
3235m
くだり
3247m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る日程を調整して3日間登山しました。 ①9/30(金)10/1(土)山梨県南アルプス市 鳳凰三山(地蔵ケ岳・観音ケ岳・薬師ケ岳)と高嶺(早川尾根上の百高山)を鳳凰小屋テン泊にて。 ②10/2(日)岐阜県高山市 位山・川上岳を車中泊にて。 この投稿は9/30(金)の登山記録です。 赤石山脈中東部の鳳凰小屋で今年2回目のテン泊登山です。 ここ来るのは2011年以来2度目です。 その時は青木鉱泉からドンドコ沢を滝巡りしながら歩きました。 今回は御座石鉱泉から登りました。 前夜23:00出発。 一般道240km・6時間走行(休憩なし)で御座石鉱泉に到着予定です。 国道は車も少なく快適に走れました。R20から林道に入ると様相が変わって 舗装路もありましたが 結構長い距離で、深い溝もあり、凸凹が多いダート路なりました。 対向車とのすれ違い箇所も少なく、 ここに定期路線バスが通ってるのが信じ難いです。 2度狸に出会いました。お尻をひょこひょこ振りながら道を進んでいく姿が愛らしい(^^)/ 予定時刻より意外に早く4:20に御座石鉱泉到着。 こちらからは初めて登ります。 夜空には満天の星。 登山開始は薄っすらと夜が明けてからとしていますので、暫く仮眠しました。 夜が明けて周りの様子がわかりようになりました。 駐車場も広く20台程度は停められると思います。 御座石鉱泉は結構大きな建物でどんなお湯なのか少し興味がありました。 5:40過ぎから登山開始。 登山口にお花が多く見られました。 先五進むと、栗🌰やどんぐりが沢山落ちていて、 🌰は食べられていないものも結構見かけました。 集める気になればスーパーのレジ袋いっぱいになる程でしょう。 お日様が上っても、気温が低く寒く感じました。 上着を着ると汗をかきそうなバンダリーな状態なのでそのまま少し速度をあげて進みました。 登山道の途中からは富士山が見えました。 山梨県にいることが実感されました。 お隣の山系には雲海もありました。 ここから先は所々でザレ場もあり慎重に進みました。 白樺の林の中は気持ち良く歩くことができました。 急傾斜が多いので時折景色を眺め息を整えながら一定速度で歩みを進めました。 燕頭山へ到着。白樺の木々が立ち並ぶ実に広い場所で、ゆっくりと休憩しました。 平坦な場所で草も多くテン場としても利用できそうです。 ただ、ここは熊出ると思います( ;∀;) 甲斐駒ヶ岳が見え始めました。 あそこにも数回登っていますが、遠くから見ても本当に男らしい姿に感じるいいお山です。 北沢峠からはそれほどでもありませんが 尾白川渓谷から登る楽しいルートもありますので、機会を作って是非挑戦したいと考えています。 進行方向左手には八ヶ岳も見え始めました。 鎖もあるザレ場を通ったり、壊れかけた橋を渡ったりしながら進みました。 そんな中でもお花や木々に少しずつ元気を貰いながら登ることができました。 槍穂高展望台、北アルプス展望台と名付けられた場所もあり、ほんのちょっとだけ 見ることができました。 鳳凰小屋まであと20分。そんな標識にもうひと頑張りして登りました。 少しガスも出てきていましたので青空は隠れてしまいましたが休まずに鳳凰小屋へ到着できました。 僕が2人目のテン泊者だったようで、スタッフのお兄さんがお迎えしてくれました。 丁寧な対応で水場、トイレ、テン泊場所等を説明して頂きました。 11年前の記憶が少しずつ思い出されました。 あの時はもっと暑い時期がったので小屋の渓流で水浴びしたこともあったのも思い出しました。 テント設営後は地蔵ケ岳と高嶺へ向かいます。 渓流を渡り、急傾斜の岩が多く、壊れた階段もある砂地の登山道を登っていきました。 周りは白樺森でしたので時々元気を貰いながら歩みを進めました。 森を抜けると燕岳より奇妙な岩が沢山顔を出している広い砂地に出ます。 周りの木々は紅葉を始まっていて、黄色く色づいていました。 ガスの中、うっすらと地蔵ケ岳・オベリスクが見られました。 11年前には登っていますが、今日は高嶺まで行きたいので時間的に難しい。 でも、登りたい気持ちはあるので突端すぐ手前までまで登ってみました。 久しぶりの岩場登りの楽しさを味わえました(^^♪ 早川尾根方面に向かい、高嶺を目指します。 こちら側には人は殆ど行かないようで、誰も見かけません。 ザレ場があったり、岩場があったり、ハイマツの間を進んだり、とにかくアップダウンの多い道で 高嶺らしきピークは見えてはいるもののなかなか到着できませんでした。 途中のピークでお腹を満たします。 この辺りでもう戻ろうかとも思いましたが、有言実行! 高嶺方面は山全体が色づいていて綺麗でした。 それに元気づけられたおかげでその先も進むことができ、無事高嶺山頂に到着。 ここも百高山の一つで、今日来ないともう一度同じルートで来るのかorアサヨ峰方面から来る機会を作るのかしなければなりませんでした。 自然の力から頂いたパワーは有難かったです。 進んできた尾根づたいのピークの向こうには富士山が見えました。 オベリスクもガスの中で少しだけ見え隠れていました。 地蔵ケ岳まで戻ります。青空も出てきていました。 オベリスク登頂にお一人挑戦しているようですが、下から見ていても危なっかしい。 それにコース取りが全く違っています。 もう一度近くまで行って一緒に登ろうかとも思いましたが、 15:30頃でしたのであまり時間をかけていると暗い森の中を歩くことになりかねません。 通常は16時までに安全地帯にいることが登山の基本ですので、止めて小屋へ向かいました。 2頭のクジラが向かい合ったような岩、ぱっくりと真っ二つに割られた岩。色々なモニュメントが見られる砂地でした。 黄色く色づいた木々は更に艶やかに見えました。 無事テン場に到着。夕食の支度をしながら小屋で買ってきた冷えたビールを吞みました。 のど越しが実に美味い! 鳳凰小屋は管理がしっかりしているので小屋泊の人も騒ぐような人はまずいないので 静かに山を味わえます。こう言ったところばかりなのだといいのですが、 ファミリーキャンプ場のようにレジャー感覚で来る人が多くなったからなぁ((+_+)) 食後は今日の登山の整理と明日のルート確認。 頭に入れておかないと。 うつらうつらしながら、いつの間にか眠ってしまったようでした。 夜中に起きた時はテン場の上空には満天の星が輝いて明日も好天であることを約束してくれているようでした。 [登山道] ①御座石鉱泉〜西ノ平 基本的に土道の登山道。根っこも多い。 急な傾斜も時々ある。 ②西ノ平〜燕頭(つばくろ)山 一旦下ってから登る。 基本的に急な傾斜が多い。 ③燕頭山〜鳳凰小屋 基本的に緩斜面。危険箇所が多く気を使う。 ④鳳凰小屋〜地蔵岳 小屋からは岩場、木の階段登山道が続く。 急傾斜で土台が砂地なので滑りやすい。 それらを過ぎると林の中の土道の登山道になるが、テープがあるものの見逃しやすい。 その後は地蔵岳まで急傾斜のです砂地が続く。トレースに沿った方が安全。 ⑤赤抜沢ノ頭〜高嶺 ハイマツの中、岩場、砂地といろいろな種類の路がある。傾斜の急な場所もあり、崖の横を通ることもあるので気を抜けない。 [天候状況] 降雨量0㎜ 風速2m/s 気温11℃ 湿度38~56% 雲量3~27% 視界29~34km [他] 御座石鉱泉登山口まで 高速:4時間10分・240㎞(休憩なし) 春日井IC-小淵沢IC:3490円(普通車) 一般:6時間4分・234㎞(休憩なし) トイレ;御座石鉱泉と鳳凰小屋 水補給;鳳凰小屋のみ テント泊料金;1500円/人 登山地図;https://yamap.com/maps/5125/trails 青木鉱泉→御座石鉱泉バス出発時刻;青木鉱泉下山時利用可 8:50・12:15・15:00・17:00;500円(別途荷物200円)・2022年は10/10まで
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