日帰り富士山(吉田ルート)

2022.08.15(月) 日帰り

活動データ

タイム

08:39

距離

15.8km

のぼり

1704m

くだり

1704m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
8 時間 39
休憩時間
1 時間 43
距離
15.8 km
のぼり / くだり
1704 / 1704 m

活動詳細

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「日本文理の夏はまだ終わらない」 【前書き】 富士山の2日前の夜、剱岳を目指し東海北陸道を走っていたら岐阜の高山付近で謎のエンジントラブル。車はレッカー、僕らは仕方なく高山で一泊してから、翌朝に関西に帰るはめに。 関西に帰り、仮眠を済ませたら今度は友達の車に乗り込む。そう、僕らのお盆休みは始まったばかり。友達の、「日本文理の夏はまだ終わらない」の言葉で息を吹き返し、唯一晴れそうな富士山を目指した。 道中、“お上りさんごっこ”をして盛り上がった。セブンイレブンに寄った時に、友達が横の車を見て「関東の運転手さんはやっぱ違うわ」と言うので見たら、犬だった(目があった)😂 【登山】吉田ルート 麓の駐車場で仮眠を済ませ、バスの列に並ぶ。すると、ハイエースTAXIのおっちゃんが列の登山者に声を掛けていた。誤解を恐れずに言えば、胡散臭いおっちゃんである。しかし、これが大当たり。運賃はバスと同額だが、バスよりも早く5合目に着くことができた。幸運のおっちゃんである。 5合目で気持ち程度の高度順応を済ませ、まずは平坦な道を歩く。眼下の湖が、朱色に染まっていく。日の出は近い。展望の良さそうな6合目を目指し、足早に進む。何とか日の出前に6合目に着き、写真を撮りまくる。友達は少しコースを外れてそこら辺の岩によじ登り、ベストアングルを探していた。今日の太陽が昇る。日帰りだけど(6合目からだけど)、富士山から日の出を見れるとは思っていなかったので、感無量である。 余韻も束の間、見知らぬ玄人オーラ全開のおじさんに声を掛けられた。「さっき、そこの岩に登ってた人?」...2人に緊張が走る。 (登ってはいけない岩だったのか...。)目が泳ぐ僕とは対照的に、歳上の友達は、「はい...」と正直に答えた。漢気とは彼のためにある言葉なのだろう。それに比べて僕の目は、全盛期の北島康介やイアン・ソープを凌駕するほど泳いでいたのだから、実に情けない。 おじさんは、「日の出と君たち2人が写ったいい写真が撮れたからあげるよ♪」と言ってくれた。 そう、実はオリンピック級にいい人だった。何とか写真交換を済ませ、おじさんとサヨナラした。終わってみれば、最高のイベント発生だったわけだが、僕だけ大切な何かを失った気がする😇 気を取り直し、山頂を目指す。初心者向けの吉田ルートであるが、途中で嘔吐の痕跡が散見された(さながら早朝の心斎橋筋商店街のようだ)。富士山はリタイヤ者も多いと聞くが、全ては気圧のせいなのだろう。僕らも、8合目あたりで足が重くなる。 それでも、火口に建つ神社に予定時刻通り到着。山頂の剣ヶ峰は火口の反対側に位置するため、反時計回りで火口を歩き、最高点の剣ヶ峰を目指すことにした。幾つか噴火口があり、写真を撮りながら歩く。剣ヶ峰に着く頃には、天候は急変し爆風とガスに包まれた。登山あるあるなので、切り替えて下山を始める。 ここからが本当の地獄の始まり。 下りは、単調な九十九折り。そこそこ傾斜はキツく、足元は脆く砂や小さな石ころが靴に入ってくる。これが本当に長く感じ辛かった。 かなり疲弊して5合目に到着。 【追記】 バスの発車時刻が迫っていたことを知らずに、アイスを買った友達。もちろん、車内にアイスを持ち込むことは出来ず。最終回裏、乗客に見守られながら、アイスを必死に口に突っ込んで食べる姿が何だか微笑ましかった😂

活動の装備

  • スポルティバ(LA SPORTIVA)
    ジャッカル
  • その他(Other)
    マタドールビースト18
  • その他(Other)
    マウンテンキング

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