秋田駒ヶ岳のちょっと先

2022.07.15(金) 3 DAYS

活動データ

タイム

22:44

距離

51.1km

のぼり

2981m

くだり

2748m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 17
休憩時間
26
距離
14.6 km
のぼり / くだり
929 / 958 m
41
5
43
24
36
1 23
DAY 2
合計時間
8 時間 25
休憩時間
19
距離
16.7 km
のぼり / くだり
969 / 1102 m
47
48
1 51
1 13
1 21
11
DAY 3
合計時間
8 時間 1
休憩時間
16
距離
19.7 km
のぼり / くだり
1081 / 684 m
2 26
20
27
31
37
45
15
13
5
11
7

活動詳細

すべて見る

暴風雨の中秋田駒ヶ岳周辺をノコノコ歩いてきました。道は基本的に迷うようなものではないと思うのですが、噂通り笹がモジャモジャしており足元が見えない、かつ倒木がかなり多いので迂回していると笹に囲まれ方向感覚が狂う、とかはあるかもしれません。足元(のルート)が全く見えないので適当に「感覚」だけで歩いていましたが、不思議とロストするようなヤバさはありませんでした。ルート自体は素晴らしい森や湿原を抜けるナイスなものなのですが、以下あたりが地味に嬉しくないポイントなので、行くにしても雨の近い日にはウロウロしないほうがええかもしれません。 - 道が川になっておる - 平らな道はごっつい泥水たまりになっておる - 田代平を越えたあたりからのぬかるみパワーが圧倒的 - 木道までどっぷり川になっておる - というか木道が異常に滑る - 笹がモジャモジャで足元が見えん上にツルッツル - 笹がモジャモジャで足元が見えんが実は川になっておる - 笹がモジャモジャで足元が見えんが実はとんでもない水たまりになっておる - 笹がモジャモジャでかき分けて進むと10mで全身ビッショビショ - 笹がモジャモジャでかき分けで進んでいると近くから恐ろしい咆哮?のような声が聞こえてくる - 虫がとんでもなく凄い、無視は無理 - 虫の執念がすごい、振り切るのは不可能 - 虫にムシャムシャやられまくって顔がお岩さんみたいになる - 職場の若者に「お岩さん」というと「え?なにそれ?しらない、昭和の話?」と言われてショック ひょんなことから休暇をとることになり、四連休となったのでちょっぴり遠くをウロウロしてみることにします。ほんなら前回豪雨でトンズラした秋田駒ヶ岳の先の方を歩くかな、と行ってみたところ前回を超える暴風雨。まあ、雨はどうでもええし、風は樹林帯に入れば気にならんじゃろ、と知らん顔で先に進みますが、上記の素敵項目にぶち当たり即死寸前。道はそれなりに歩かれているようですが、道中は少しずつ廃れていっているようにも見えました。歩くなら早いうちがええのかもしれません。「山は逃げない」とよく言いますが、こういうふうに逃げていくのかもしれないですね。 ■秋田駒ヶ岳八合目~田代平 まず八合目の避難小屋が快適すぎて雨の中出発する気にならんですなぁ。と、思うのも束の間、やっぱり登山口があると侵入したくなるもんです、トイレをお借りしたりしてアレコレ準備したら、本日も元気に出発です。 道は超快適、森林限界を超えるまでは風もないので小雨の道をノコノコワッショイ歩くだけです。阿弥陀池あたりからは綺麗な景色が広が... らず真っ白ですな。風も超強い。男女岳への上りは追い風なので雨も大して気にならず勧めました。その分帰りはすごかった。頂上でザックカバーの固定紐がチギレてふっとばされましたが、運良く山頂標に引っかかってくれてセーフ。意気揚々とはためくザックカバーを回収しコソコソと避難小屋に文字通り「避難」します。 避難小屋には先客がおられましたが、私と同じ空間にいるのが拷問であるたため急いで出ていく模様。お互いに「なんでこの人はこんな日にこんなところをウロウロしちょるんじゃろう?」と思い合っているのが手にとるように見えます。私は先に進むつもりでしたが、それを言うと「え?この中を進むの?もしかして少々アレな人物なの?」と思われてしまう恐れがあったため、そのあたりを隠蔽してその方たちを見送ります。 その方たちがいなくなる頃を見計らい、次は男岳に行けるか確認しに行き... ハイ、無理、とんでもねぇ風。じゃあ、ムーミン谷に... ハイ、無理。真っ白な谷底からとんでもねぇ風が吹き上げてきておる。仕方がないのでそのまま馬の背?とかいうデンジャラスな名称の道を通り横岳に向かいます。名前の割に普通の道で安心、岩に阻まれて風も弱まっておるため、雨の中を楽しく歌いながらノコノコワッショイ進みます。 横岳から焼森あたりまでは雰囲気のある道です。ジャリジャリした足元ですが、今日は土砂降りなので足元が固まっており比較的歩きやすい感じです。風はかなり強烈ですが湯森山に向かうあたりで風よけがでてくるのでこれまた快適です。そのまま記憶のないまま適当に進んでいくとやがてボロい感じの木道にであいます。そう、世界三大危険物の一つである、「濡れた木道」です。 ...が、まあこのあたりは問題なし。歩く人が多いのかな?濡れていても全く滑らん。途中で水を汲むため湿地の方に向かいますが、よく考えたら足元がずーーーーっと川なので、頑張って水を運ぶ必要性はゼロでした。そのまま眺望で名高い乳頭山で真っ白な視界を堪能し、転ばないようにソロリソロリと歩いていると突然田代平山荘がご登場です。非常にええところにあります、ウキウキでびしょ濡れの服を着替え、いそいそと快適空間を構築します。あとは、メシ・酒・睡眠のしあわせセットをご堪能。 ■田代平~大白森 「雨後の洗礼」を思いっきり受けます。まず木道が川になっててくるぶしの上まで水に浸かったまま進む。さらに木道がついに滑り始めます。一歩ずつ気をつけて進めば大丈夫なレベルなので、ゆっくりと確実に進むのがええでしょう。このあたりから段々ヤブっぽくなってきますが、最初のうちは小手調べの短距離です。数十メートルくらいかな。ただし、虫がヒドイ、ちょっと立ち止まると視界に数十匹の羽虫がブイブイ。虫だけに無○して進んでいましたが、目の周りからこめかみあたりがムシャムシャやられまくり、痒いわ痛いわの大忙しです。 蟹場温泉への分岐あたりからかな?一気に森の中になります。すごく平坦な道で歩きやす... くはなく、とんでもねぇ泥濘ロードとなっております。基本的に上り坂は川、平地は水たまりとなっており地面を歩くことは殆どありません。さらに羽虫フェスティバルも常時開催されておりおっさんの顔面はそのメイン会場、とんでもないの一言。さすがの私もションボリ具合を隠せない状態です。 そのままションボリ歩いていると、突如視界が開けます。で、ここがとにかくすごい。大白森という山のてっぺんなのですが、こんなの見たことありません。360度見渡す限りの草原(湿原?)となっております。これは一見の価値あり、ここを目指して来るハイカーがおるのも超納得の素晴らしさ。唯一無二かは正直わかりませんが、もう一度言っておきましょう。ここは一見の価値あり。草紅葉や雪の時期も多分最高でしょう。 ■大白森~八瀬森 感動しつつ坂を下ると、避難小屋が視界に現れます。大白森避難小屋だったと思います。雨にドシャドシャ降られていたため非常に助かる、ちょっと休ませてもらうことにして避難小屋に続く木道を進みます。 「ギョエー!そしてギャース!」 なんと、おっさん超転倒。もう漫画並みの転倒。こんなに滑る木道はなかなか無いですよ、瞬間的には日本一滑る木道だったと思います。まさに摩擦係数ゼロ。そしてあまりにも見事な転倒であったため、思いっきり太ももの外側が擦れまくりの広範囲皮剥け出血大サービスとなっております。ちょうど避難小屋があったため避難し、このツルツル木道を非難... いや、なんでもありません。ちょっと休憩したら気を取り直して出発です。 ここから(笹のモジャモジャ具合が減少して)多少道が歩きやすくなりますが、足元がずっと水たまりなことに変わりなし。大沢森の近辺は多少マシだったような気がしますが、そのかわりに曲崎山近辺が超モジャモジャ。水を含んで葉っぱが重いのもありますが、結構パワーを消費します。更に足元は見えんし急な坂だったりするし土は滑るし... と、なかなかやらかしてくれます。まあ、危険は全然ないのでそのまま八瀬森までモジャモジャワッショイ歩き、八瀬森避難小屋に到着です。大きな避難小屋で非常に快適。本日もしあわせセットをご堪能となります。 このセクションが一番倒木が厄介だったと思います。数も多いし迂回も面倒。私もここまで歩きつつ数十本へし折って道の外に片付けたり迂回路を踏み倒して道を作ったりと頑張りながら進んできたのですが、このあたりでギブアップしてしまいました。もうこの辺では「自分さえ前に進めればええわい」という至極残念なおっさんしか存在しない状態でした。 ■八瀬森~関東森 とんでもねぇ鬼ルート。まず初っ端の道がわからん。川を飛び越えたら湿原が広がっており、道がありません。あれ?道を間違えたかな?と思ってしまいますが、正解は「無視して直進」だった模様。数歩進んだら踏み跡が見えますが、もうそこは田んぼ状態。水たまりではなく田んぼ。田んぼを抜け樹林帯に入ったら一安心... できるはずもなく今度は鬼の笹モジャフェスティバル・謎の動物の咆哮付き、とオシャレイベントが開催されます。 この日は小雨で歩きやすいはずなのですが、ビショビショ具合がとんでもねぇ、このルートを歩く場合は朝露の時間は避けるのがええかもしれません。ちょっとかき分ける、という感じではないので。足元なんぞもまったく見えん、のに不思議と進む方向はわかるんですよね。ピンクテープもところどころにあるのでそれを辿って歩いていけばようやく東北の関東森に到着です。 ■関東森~大深山 関東森の先もしばらく超モジャモジャエリアですが、ちょっと進むと刈払いされているエリアに出るので、そこからはノンビリ歩けるでしょう。ただ、湿原はやっぱりアレですね。全域田んぼ。草を踏み潰して歩けば何とかなりそうですが、そんな勇気はナッシング。結局足首まで泥ベッチャ選手権を開催しつつ、ついにメジャールトに合流します。 その後はさすがの貫禄、歩きやすさ満点でびっくりたまげてしまいます。つい浮かれてスタスタあるきそうになりますが、それは駄目じゃろう。今までの鬱憤を晴らすかのように一歩一歩味わいながらゆっくりと進みます。そのままノンビリを真っ白な中を進むと大深山にでてきます。真っ白。 ■大深山~八幡平 大深山からは歩いたことがあるので、何となく景色とかも覚えている... と、思ったら結構忘れとるな。山頂を超えるとまたもや羽虫牧場につっこみ、虫を大量に引き連れて大深山荘に避難。おやつをムシャムシャやらかしたら虫達が散開したのを確認して意気揚々と下ります。すぐに見つかり、おっさんは再度虫達の集会所になります。 流石に昨日までほどではなかったですが、やはりかなりの虫具合。数十歩歩いたら立ち止まって虫を追っ払う、というのを繰り返しながら少しずつ進んでおりましたが、前諸桧あたりからかな?不思議と虫が激減した気がします。何か縄張りとかあるんでしょうかね? そのまま適当に歩いていましたが、畚岳分岐のちょっと前辺りから妙にフラフラします。症状から完全にシャリバテなのですが、もうゴールも近いし補給するまでもないかな、と適当な判断で無視して進み即後悔。しつつも意地になってムキになってそのままひもじく真っ白な畚岳を堪能して登山口まで下山します。 せっかくなので雨の中八幡平に寄って、土砂降りの中バス停で着替え、以前から行きたかった松川温泉によってバスで元気にとんずらしました。非常に素晴らしい温泉でした、あとで聞いたのですが露天風呂は混浴?らしいのでその旨注意が必要です。普通に男湯に「この先露天風呂」とか書いてあったのでそのまま進んで露天風呂に居座ってしまいました。傍から見たら完全な変態おじさんだったんじゃろうなぁ。つーか、露天風呂には当然おっさん達しかおらんかったので全く気づけんかったわい。休憩所で言われてビックリ仰天。 今回は3日とも雨で、久しぶりに全身びしょ濡れで連日歩く感じになりましたが、この骨盤周りの皮膚がふやける感覚はやっぱり慣れないですね。タイツの下にパンツを履いていますが、その辺りがびっしょりになって張り付くので一日歩いているとそりゃあもうフニャフニャですわ。状況によっては擦り切れたりして痛いし、何かええ回避策ないですかね。

秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 夜行バスが遅れてギリギリの到着となり、鬼ダッシュで盛岡駅発の電車に乗り込み田沢湖駅までやってきました。ここから八合目行きのバスに乗ります。
夜行バスが遅れてギリギリの到着となり、鬼ダッシュで盛岡駅発の電車に乗り込み田沢湖駅までやってきました。ここから八合目行きのバスに乗ります。
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 終点まで一人ぼっちでやってきました。パンをムシャムシャやらかしたりアレコレ準備し、トイレをお借りして100円を投入!しようとしたら落下して行方不明。血の涙を流しつつもう100円を取り出し、奇声を発しながら投入します。
終点まで一人ぼっちでやってきました。パンをムシャムシャやらかしたりアレコレ準備し、トイレをお借りして100円を投入!しようとしたら落下して行方不明。血の涙を流しつつもう100円を取り出し、奇声を発しながら投入します。
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 小雨になった瞬間を見計らって、本日も元気に出発です。
小雨になった瞬間を見計らって、本日も元気に出発です。
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 最初は雨もしょぼいし風もなく、視界がつまらん以外は快適に進めます。
最初は雨もしょぼいし風もなく、視界がつまらん以外は快適に進めます。
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 このルートはやっぱり通行止めなままっぽいですね。前来たときも駄目じゃったな。
このルートはやっぱり通行止めなままっぽいですね。前来たときも駄目じゃったな。
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 気がつけば片倉岳にご到着。そう、ここは景色がええですからね、楽しみですね。
気がつけば片倉岳にご到着。そう、ここは景色がええですからね、楽しみですね。
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 あっ、そう。ふーん。
あっ、そう。ふーん。
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 森林限界を超えると同時に強風が皆様をお待ちしております。
森林限界を超えると同時に強風が皆様をお待ちしております。
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 可愛らしい花も駆けつけてくれました。ニッコウキス何とか、とかいう花でしたっけ?一つもわからん。花を見て大はしゃぎしていますが、八瀬森から大深山までのルートでは逆に「花があって困る」状況に悩まされることを、おっさんはまだ知らない。
可愛らしい花も駆けつけてくれました。ニッコウキス何とか、とかいう花でしたっけ?一つもわからん。花を見て大はしゃぎしていますが、八瀬森から大深山までのルートでは逆に「花があって困る」状況に悩まされることを、おっさんはまだ知らない。
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 池の脇の木道をモソモソワッショイ進みます。流石に人気ルートだけあって、濡れていても全く滑らん素敵木道となっております。
池の脇の木道をモソモソワッショイ進みます。流石に人気ルートだけあって、濡れていても全く滑らん素敵木道となっております。
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 強風に煽られつつてっぺんらしき場所にご到着。この山頂標は、ふっとばされたザックカバーが飛び去るのを引き止めてくれたナイスガイです。
強風に煽られつつてっぺんらしき場所にご到着。この山頂標は、ふっとばされたザックカバーが飛び去るのを引き止めてくれたナイスガイです。
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 山頂からの下りは向かい風で雨が顔面を強打しまくり。
山頂からの下りは向かい風で雨が顔面を強打しまくり。
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 雨はドシャドシャ降っておるのに水場はシーン。皮肉なもんです。
雨はドシャドシャ降っておるのに水場はシーン。皮肉なもんです。
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 男岳の分岐までいきましたが、強風により寄るのは断念。ムーミン谷も真っ白な谷底から強風が拭き上げてくるので断念。消去法で横岳に直行。
男岳の分岐までいきましたが、強風により寄るのは断念。ムーミン谷も真っ白な谷底から強風が拭き上げてくるので断念。消去法で横岳に直行。
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 砂利道を歩いていたら広い山頂に到着。風がとんでもねぇのでそのまま進みます。
砂利道を歩いていたら広い山頂に到着。風がとんでもねぇのでそのまま進みます。
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 湯森山への分岐に入ると草が生えてきます。風を防いでくれる頼もしいヤツなのです。流石に雨は防いでくれない、というか雨と共謀して私を濡らせにきますが、まあかわいいもんです。
湯森山への分岐に入ると草が生えてきます。風を防いでくれる頼もしいヤツなのです。流石に雨は防いでくれない、というか雨と共謀して私を濡らせにきますが、まあかわいいもんです。
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 適当に歩いていたらてっぺんがありました。ここは広くて気持ちが良さそうでしたが、本日は強風でアレな感じ。
適当に歩いていたらてっぺんがありました。ここは広くて気持ちが良さそうでしたが、本日は強風でアレな感じ。
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 そのまま進んでいたらええ感じの場所にでてきます。天気が良ければ最高っぽいんじゃが...
そのまま進んでいたらええ感じの場所にでてきます。天気が良ければ最高っぽいんじゃが...
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 どうやら熊見平というところらしいです。ここでノンビリしたいところですが、暴風雨により断念。コソコソワッショイと先に進みます。
どうやら熊見平というところらしいです。ここでノンビリしたいところですが、暴風雨により断念。コソコソワッショイと先に進みます。
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 なかなかあるき辛い木道やな、とイチイチ激写してしまいましたが、こんなの今後吐くほど見ることになるとは、このときおっさんには知る由もなかったのであった。
なかなかあるき辛い木道やな、とイチイチ激写してしまいましたが、こんなの今後吐くほど見ることになるとは、このときおっさんには知る由もなかったのであった。
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 宿岩とか言ったかな?宿にできるかはアレですが、多少雨風は防げそうではありました。
宿岩とか言ったかな?宿にできるかはアレですが、多少雨風は防げそうではありました。
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 笊森山へはナイスな散歩道のはずなんじゃが... 本日は単なる強風エリアでしかない...
笊森山へはナイスな散歩道のはずなんじゃが... 本日は単なる強風エリアでしかない...
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 気が付けばご到着。もちろん周囲は真っ白でございます。
気が付けばご到着。もちろん周囲は真っ白でございます。
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 そのまま進むと木道脇に階段があり小川が流れています。まあ、そこら中小川だらけではありますが、せっかくなので地図にマークのある水場で汲んでいくことにします。流水なのでフィルターを使いますが、時間がかかるな...
そのまま進むと木道脇に階段があり小川が流れています。まあ、そこら中小川だらけではありますが、せっかくなので地図にマークのある水場で汲んでいくことにします。流水なのでフィルターを使いますが、時間がかかるな...
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 ちょっと下れば素敵湿原にでてきます。ここでノンビリ休憩したかったですなぁ... 雨が降ってなければ...
ちょっと下れば素敵湿原にでてきます。ここでノンビリ休憩したかったですなぁ... 雨が降ってなければ...
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 夏が来れば思い出す、遥かな秋田、駒ケ岳。
夏が来れば思い出す、遥かな秋田、駒ケ岳。
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 ほんでもって到着。そう、あのナイスな眺望で名をはせた乳頭山です。雨しかねぇよ。
ほんでもって到着。そう、あのナイスな眺望で名をはせた乳頭山です。雨しかねぇよ。
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 左がトンズラルートらしいですが、フラフラと右に向かいます。
左がトンズラルートらしいですが、フラフラと右に向かいます。
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 ほどなく到着。本日はここに避難することにします。この状況なら堂々と「避難」と断言できるのです。そう、決して宿泊目的でここに来たわけではありませんよ?本当ですよ?お願い信じて?
ほどなく到着。本日はここに避難することにします。この状況なら堂々と「避難」と断言できるのです。そう、決して宿泊目的でここに来たわけではありませんよ?本当ですよ?お願い信じて?
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 一階はベンチのみで、二階に広いスペースがありますが、ベンチも幅が広く楽勝でマットが敷けたため、そのまま一階で過ごしました。よって、二階はチラッと見ただけなので使い勝手とかは不明。一階はすごく快適でした。
一階はベンチのみで、二階に広いスペースがありますが、ベンチも幅が広く楽勝でマットが敷けたため、そのまま一階で過ごしました。よって、二階はチラッと見ただけなので使い勝手とかは不明。一階はすごく快適でした。
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 ほんでもって翌日。これは川ではなく木道です。くるぶし辺りなのでまだ浅いですね。
ほんでもって翌日。これは川ではなく木道です。くるぶし辺りなのでまだ浅いですね。
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 ここにもトンズラコーナーがありましたが地図を調べていないのでどこに向かうかは不明。孫六温泉とかいうところでしたっけ?
ここにもトンズラコーナーがありましたが地図を調べていないのでどこに向かうかは不明。孫六温泉とかいうところでしたっけ?
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 この辺りの木道は滑らんかったような気がします。ちょうど雨も止んだのでノンビリ左右を見回しながら進みます。
この辺りの木道は滑らんかったような気がします。ちょうど雨も止んだのでノンビリ左右を見回しながら進みます。
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 ウキウキ湿原歩きを終え、草木の生えたエリアに復帰します。
ウキウキ湿原歩きを終え、草木の生えたエリアに復帰します。
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 この辺りからジワジワと木道が滑り始めます。が、普通に歩く分にはあまり心配いらんでしょう。
この辺りからジワジワと木道が滑り始めます。が、普通に歩く分にはあまり心配いらんでしょう。
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 「遭難注意」とか赤字で書いてあるとビクビクしてしまいますが、右に行っても普通に快適な森の散歩道(泥濘地獄)なので安心。
「遭難注意」とか赤字で書いてあるとビクビクしてしまいますが、右に行っても普通に快適な森の散歩道(泥濘地獄)なので安心。
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 おっと、またもや木道が出てきました。が、雨も止んでおりツルツル指数も低めでした。
おっと、またもや木道が出てきました。が、雨も止んでおりツルツル指数も低めでした。
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 なんぞ山頂らしき場所に到着。木道のど真ん中、かつ山頂標の真横に川が流れているという非常に珍しいてっぺんです。だから「〇〇山」ではなく「〇〇森」って名前なのかな?
なんぞ山頂らしき場所に到着。木道のど真ん中、かつ山頂標の真横に川が流れているという非常に珍しいてっぺんです。だから「〇〇山」ではなく「〇〇森」って名前なのかな?
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 そのまま進めば草原です。が、確かここも普通に直進するんじゃなかったかな。
そのまま進めば草原です。が、確かここも普通に直進するんじゃなかったかな。
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 などと平和に歩いていると、草原に棒がたっております。なんとここが噂の大白森の頂上です。
などと平和に歩いていると、草原に棒がたっております。なんとここが噂の大白森の頂上です。
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 この右に写っているのが山頂標です。こんな360度全方位草原の山頂なんて見たことないです。草紅葉や雪の時期に来たら凄さのあまり気絶するかもしれません。ここは本当に一見の価値あり、だが遮蔽物がないので超強風でした。
この右に写っているのが山頂標です。こんな360度全方位草原の山頂なんて見たことないです。草紅葉や雪の時期に来たら凄さのあまり気絶するかもしれません。ここは本当に一見の価値あり、だが遮蔽物がないので超強風でした。
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 しばらく歩いた後振り向いて激写。うっすら見える棒が先ほどの山頂標です。いやあ、本当にすごい。
しばらく歩いた後振り向いて激写。うっすら見える棒が先ほどの山頂標です。いやあ、本当にすごい。
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 ちょいと下れば避難小屋。とんでもねぇ転倒劇があったためここで少し休憩していきます。ここは割と狭い感じでした。2~3人しか寝られない?
ちょいと下れば避難小屋。とんでもねぇ転倒劇があったためここで少し休憩していきます。ここは割と狭い感じでした。2~3人しか寝られない?
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 避難小屋を越えると急に快適な道になります。いやあ、歩きやすくて非常に結構。
避難小屋を越えると急に快適な道になります。いやあ、歩きやすくて非常に結構。
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 そのまま歩いていたら、このプレートがコロリと転がっていました。その後もモジャモジャな笹薮をゴリゴリと抜けていきます。
そのまま歩いていたら、このプレートがコロリと転がっていました。その後もモジャモジャな笹薮をゴリゴリと抜けていきます。
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 この山頂標に至っては遠くに裏向きで転がっていました。さすがに悲しいので拾って残骸の上にそっと置いて激写。
この山頂標に至っては遠くに裏向きで転がっていました。さすがに悲しいので拾って残骸の上にそっと置いて激写。
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 続いて次の山。ここまでのルートは倒木まみれで歩きづらかった。ちょっと前までは倒木を見つけたらへし折ったりよそに投げたりしながらできるだけ頑張って処理しつつ進んできましたが、さすがに疲れてしまいこの辺りは回避オンリーで突破。
続いて次の山。ここまでのルートは倒木まみれで歩きづらかった。ちょっと前までは倒木を見つけたらへし折ったりよそに投げたりしながらできるだけ頑張って処理しつつ進んできましたが、さすがに疲れてしまいこの辺りは回避オンリーで突破。
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 その後も適当に歩いていると八瀬森避難小屋っぽいところにご到着。
その後も適当に歩いていると八瀬森避難小屋っぽいところにご到着。
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 おっ、ここは一階にも普通に寝泊りできそうですね。窓の下の明るい場所を占拠して寝ていたら明るくて目が覚めたりしました。
おっ、ここは一階にも普通に寝泊りできそうですね。窓の下の明るい場所を占拠して寝ていたら明るくて目が覚めたりしました。
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 ほんでもって翌日。朝っぱらから泥ベッチョな道を足首まで泥濘に埋めながら進みます。おろしたての靴下が5分でアレなことに。
ほんでもって翌日。朝っぱらから泥ベッチョな道を足首まで泥濘に埋めながら進みます。おろしたての靴下が5分でアレなことに。
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 これ何だっけ?どこかの三角点?山頂ではないような気がします。
これ何だっけ?どこかの三角点?山頂ではないような気がします。
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 これも何だったっけ?もう関東森の場所も思い出せん。とにかく雨と笹薮で全身超びしょ濡れ、かつ虫が三桁に届く勢いで顔の周りを飛び回っているため立ち止まれん。
これも何だったっけ?もう関東森の場所も思い出せん。とにかく雨と笹薮で全身超びしょ濡れ、かつ虫が三桁に届く勢いで顔の周りを飛び回っているため立ち止まれん。
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 あっ、これは覚えていますよ。ついにここでメジャールートに合流です。関東森を越えて半分くらい行ったら刈払いされている領域に入るので、超絶歩きやすくなります。が、虫は相変わらず超多い。
あっ、これは覚えていますよ。ついにここでメジャールートに合流です。関東森を越えて半分くらい行ったら刈払いされている領域に入るので、超絶歩きやすくなります。が、虫は相変わらず超多い。
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 そしてビクトリーロードを歩けばほどなく大深山。ここから松川温泉に向かうか迷いましたが、せっかくここまで来たので八幡平でも拝んでいきますかね。
そしてビクトリーロードを歩けばほどなく大深山。ここから松川温泉に向かうか迷いましたが、せっかくここまで来たので八幡平でも拝んでいきますかね。
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 ちょっと下ると大深山荘です。ここで休憩がてらおやつをムシャムシャし、八瀬森から連れてきてしまった虫達が帰宅するのを待ちます。
ちょっと下ると大深山荘です。ここで休憩がてらおやつをムシャムシャし、八瀬森から連れてきてしまった虫達が帰宅するのを待ちます。
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 出発すると早速トラップが皆様をお待ちしております。てっきり田代平以降があまりメジャーでないからメンテされてないのかと思っていましたが、メジャールートでも容赦なくノーメンテを貫く信念を感じました。
出発すると早速トラップが皆様をお待ちしております。てっきり田代平以降があまりメジャーでないからメンテされてないのかと思っていましたが、メジャールートでも容赦なくノーメンテを貫く信念を感じました。
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 これどこだったっけなぁ?確か出発直後あっというまに虫にたかられてションボリ歩いていたら風の強いエリアにでて、そこで虫野郎たちがふっとばされていい気味だった辺りかなぁ?つーか、漢字読めんな。
これどこだったっけなぁ?確か出発直後あっというまに虫にたかられてションボリ歩いていたら風の強いエリアにでて、そこで虫野郎たちがふっとばされていい気味だった辺りかなぁ?つーか、漢字読めんな。
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 さっきの山頂と同じに見えますが、確か違うところです。あいも変わらず読めもせん漢字な感じ。ああ、確かこのあたりから羽虫が減ってきたような記憶がありますね。
さっきの山頂と同じに見えますが、確か違うところです。あいも変わらず読めもせん漢字な感じ。ああ、確かこのあたりから羽虫が減ってきたような記憶がありますね。
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 ちょっと歩くと石沼です。石のある沼だから石沼なんでしょうね。こちらの漢字は読みやすくて最高。
ちょっと歩くと石沼です。石のある沼だから石沼なんでしょうね。こちらの漢字は読みやすくて最高。
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 その後はちょっぴり雰囲気が変わり、石の上をノコノコワッショイ進みます。
その後はちょっぴり雰囲気が変わり、石の上をノコノコワッショイ進みます。
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 おっ、ええですな。雨がやんで気持ちよく前のほうが見えます。足元も水たまりになっておらず最高。
おっ、ええですな。雨がやんで気持ちよく前のほうが見えます。足元も水たまりになっておらず最高。
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 さっきの写真の一番奥にあるちょっぴり高いところです。また漢字が難しくなってまいりました。
さっきの写真の一番奥にあるちょっぴり高いところです。また漢字が難しくなってまいりました。
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 その後は結構歩きやすい道でしたが、足元に浮石というか小さめの岩?みたいなものがコロリと転がっているので、踏んづけてグニャリとやらかしギョエーと叫ばないように注意しましょう。一瞬だけ先の方の山が見えました。多分畚岳?
その後は結構歩きやすい道でしたが、足元に浮石というか小さめの岩?みたいなものがコロリと転がっているので、踏んづけてグニャリとやらかしギョエーと叫ばないように注意しましょう。一瞬だけ先の方の山が見えました。多分畚岳?
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 畚岳への分岐までやってきましたが、どう考えても真っ白選手権開催中なのでそちらに寄るのは断念し、きがつけばもちろん畚岳に向かってノコノコワッショイ歩いていました。
畚岳への分岐までやってきましたが、どう考えても真っ白選手権開催中なのでそちらに寄るのは断念し、きがつけばもちろん畚岳に向かってノコノコワッショイ歩いていました。
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 一回ツルリとなりつつも無事故で到着。ここも景色がええと効いていますが、真っ白な眺望以外見たことない。つーか、よう考え」たらこの漢字も読めんな。「ばんだけ」とか間違えそう。
一回ツルリとなりつつも無事故で到着。ここも景色がええと効いていますが、真っ白な眺望以外見たことない。つーか、よう考え」たらこの漢字も読めんな。「ばんだけ」とか間違えそう。
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 その後は割とアッサリ登山口にご到着。八幡平の頂上入り口までは車道歩きなので誰とも会いませんが、ここで新品のマスクを取り出しスチャッと装着。あとは雨の中モソモソと坂を登ります。
その後は割とアッサリ登山口にご到着。八幡平の頂上入り口までは車道歩きなので誰とも会いませんが、ここで新品のマスクを取り出しスチャッと装着。あとは雨の中モソモソと坂を登ります。
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 視界が真っ白で何度か危険な目に会いましたが、まあ何とか無事に歩けております。
視界が真っ白で何度か危険な目に会いましたが、まあ何とか無事に歩けております。
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 県境までやってきました。
県境までやってきました。
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 そう、ここが頂上への入り口です。周りは皆「ピカピカのレインウェアとザックカバー」で、私だけ「泥まみれのカッパとザックを覆う変な布」となっており、非常にアレな気持ちになります。
そう、ここが頂上への入り口です。周りは皆「ピカピカのレインウェアとザックカバー」で、私だけ「泥まみれのカッパとザックを覆う変な布」となっており、非常にアレな気持ちになります。
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 雨がそれなりに降っていましたが、結構人がいるもんですね。ツアーが多いっぽかったから雨天でもしょうがないのかもしれません。ドラゴンアイ、とは死んだ魚の目を意味するのかな?
雨がそれなりに降っていましたが、結構人がいるもんですね。ツアーが多いっぽかったから雨天でもしょうがないのかもしれません。ドラゴンアイ、とは死んだ魚の目を意味するのかな?
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 めがね沼も真っ白です。まあ、眼鏡は曇ってなんぼ、ですからこちらは正しいふるまいと言えるでしょう。
めがね沼も真っ白です。まあ、眼鏡は曇ってなんぼ、ですからこちらは正しいふるまいと言えるでしょう。
秋田駒ヶ岳・男女岳・貝吹岳 ほんでもって到着。そのまま下って雨でスパッツ・カッパ・靴などを洗浄、気持ちよく着替えて松川温泉に向かうおっさんであった。
ほんでもって到着。そのまま下って雨でスパッツ・カッパ・靴などを洗浄、気持ちよく着替えて松川温泉に向かうおっさんであった。

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