越後カントリートレイル63kmはフラフラ状態

3年ぶり、そして新コースでの越後カントリートレイル63km。「暑くなるので、熱中症対策、水分補給、ミネラル補給を十分に。」と言われ、対処したつもりだったが、結果的には熱中症の初期症状に苦しむことに。 スタートして7km位までは舗装道や林道。ここで飛ばすと後が怖い（結局、飛ばしても飛ばさなくても後は怖かったが･･･）。山道に入りトレランの雰囲気になり、ブナ林を気持ち良く走る。法末集落からは先は前回までのルートと同じ。22kmのコースと分かれて城山へ。この辺りまではまだ日差しも弱く、涼しくて走りやすい。城山を下り、馬場清水で給水。日差しも出てくる。丸山への登り返し途中では、木陰に休んでいるランナーもいて、この後の過酷なレースを予感。 白山運動公園に下りて給水。ここでテントの陰からtsuruさん現る。水ぶくれの処置をしてもらっていたらしい。ここまで一緒だったやまびこさんと共に、3人でこの先を進む。桐沢峠に登り返し、この辺りで距離的に中間点。ここから小国のせせらぎ公園までの約6kmは日差しをまともに受けて辛い。桐沢集落入口にある清水でリフレッシュ。まるでゴールのようなゲートがあるせせらぎ公園で給水と給食にバナナ2本。水をボトルに補充し、さあ、八石山へ向かうぞ！ 集落を通り越し、単調な林道に入った辺りで眠気が襲ってくる。昨夜はいつもよりも眠ったつもりだったので、睡眠不足ではないはず。とすると、脱水症状、熱中症？　やまびこさんについて行けなくなり、以降は歩き。下りの道も、杉林の中のトレイルコースも、日陰を選んでゆっくり歩く。途中の私設エイドで冷たい飲み物をもらい、頭から水をかけてもらっても眠気は相変わらず。これは、八石山登山口のエイドまで行ってリタイア宣告だな・・・ 山道では木陰が涼しく感じられ、急な登りもなく、淡々と歩いているうちに眠気も治まり、なんとなく回復した感じがする。エイドの関門時間14:00に間に合ったので、そのまま八石登山に突入。頂上近くでは、下山途中のやまびこさんとバッタリ。彼女はまだまだ元気そう。八石山頂エイドではランニングクラブの方々が待っていてくれて、元気をもらう。ここでtsuruさん、jasmineさんと一緒になり、以降はこの3人でゴールを目指す。 下山途中で再び眠気に襲われたが、八王子のエイドでもらった氷で局所を冷やしながら歩いていたらまた回復し、その後はゆっくり走りながらゴールへ向かう。最後は3人で手を繋いでゴールイン。ゴールゲートの先には、1時間近く前に着いていたやまびこさん達が待っていてくれた。 一時はどうなることかと思ったが、、なんとか完走できて良かった。一緒に走ってくれた仲間、エイドの皆さん、八石山頂に水を上げてくれた方々、沿道の応援、大会運営者、全ての人に感謝です。