■山行目的 直帰の蔵王が悪天候だったこともあり、青空を欲していた自分は、1週間前から天気予報を舐めるように見る。課金しているヤマテンによると、どうやら、いちばん天気が良いのは八ヶ岳らしい。最近課金を始めたナビタイムでスマートに電車とバス時刻を調べていざ、八ヶ岳へ。最近は課金しないと住みずらい世の中になったものです(節約しなさい) 今回は写真撮影が目的です。 ・赤岩の頭からの横岳サンセット ・横岳サンライズ→赤岳サンライズに変更 ■山行 特急あずさか遅延したため、バス停まで猛ダッシュ。登山口につく前汗だくにり、細い体力を消耗。 あずさの遅延に合わせてバスも遅らせて下さってたので、走る必要はなかったです。 美濃戸口に着くと、八ヶ岳ブルー!雲一つない晴天に恵まれ、とにかく人が多い。 さて、友人の心象スケッチ氏も美濃戸口から八ヶ岳に入るとのことで、話の流れで、横岳サンセット狙いの赤岳の頭へも一緒に行くことに。楽しいひと時に感謝! 以下写真にて。 ■移動 JR あずさ1号 茅野駅 アルピコ交通バス1000円 美濃戸口 *冬季ダイヤは1日あか往復しかないので注意 ■美濃戸口登山口 駐車場:あり 料金:500/円 トイレ:あり *J&Nは利用者は駐車料は無料 ■登山道 通行止め:なし 危険箇所:基本的に良好。地蔵尾根のナイブリッジはノートレースでは通過できないと思った方が無難 必要な道具:アイゼン、ピッケル等一般的冬装備(ワカン、スコップは不要) ■宿泊 テント泊 場所:赤岳鉱泉 料金:2000円 予約:不要 食事:夕食2500円(予約性) 売店:ビール、軽食等あり トイレ:洋式紙あり 水場:赤岳鉱泉内にあり 電波:なし
いつもの美濃戸口です。駐車場はほぼ満車。 この先の八ヶ岳山荘の駐車場は満車でガードが閉じられていました。
心象スケッチ氏のバルトロと並んで一枚。 自分のオスプレーは19kgだったかな。久々の冬テント装備でバテました。
私の背中。良いレンズは写りが違いますね。撮ってもらった写真をもらうたびレンズが欲しくなるというかアリ地獄。
前シーズンに買い換えたAKU ハヤツキ。 石井スポーツ専売の甲斐あってかイタリア本国と同等の価格でリーズナブル。しかも軽いうえに温かいので文句なし。
気持ちの良い針葉樹の森を歩きます。
雪がキラキラしています。
北沢の水面には氷が綺麗に形を作っています。
赤岳鉱泉に到着です。こんな快晴の日にアイスキャンディは気持ちいいだろな。 少し溶けているのか、高頻度で崩落してました。
夕陽を求めて、赤岳の頭へ行きます。ダケカンバかな?が斜陽で輝いて見えました。 テント内でゆっくりする暇なく、急いで出発しました。
もう少しで目的地!
赤岩の頭に到着しました。すでに黄金色です。間に合って良かった。
柄にもなく映える写真を撮ってみたり。
心象スケッチ氏の見よう見真似で、こんなのも初めて撮りました。
夢中です。
硫黄岳も色づいてきました。
赤く染まる横岳岩稜 これが撮りたかった。夢中でシャッターを切りました。気がつくと手先の感覚がないほど冷やしてしまいました。
赤岳も赤くなってきました。
美しいです。人に山に登る理由を問われれば、ぼくは「景色」と一言答えるでしょう。最高です。
目的を達したのでテント場に戻ります。登りでは気が付かなかった、ミニスノーモンスター。蔵王が名残惜しいのか、目がいってしまいます。
夜の赤岳鉱泉アイスキャンディ。 星空が満点中の満点です。
夜中3時に行動開始します。 思ったより早すぎて、地蔵尾根の風の当たらないところで時間調整の休憩を何度もしました。 稜線上の寒さは体が覚えているので、我慢しました。
頂を染める赤岳 これを撮りたかった。ありがとう!
稜線のコントラスト
日が昇ったので小さな物にレンズを向けます。 マクロも持って来れば面白かったかも。
色っぽくテカる阿弥陀岳。阿弥陀は男性的か女性的か考えたけど答えが出ない。赤岳は女性的な気がするけど、阿弥陀は性を感じないんだよなー。
波打つ岩肌。 目に入るもの全てが綺麗で、なかなか足が進まないのです。
赤岳展望手前からの横岳。 まだ朝日が黄色くて綺麗です。 赤岳天望荘で小休憩します(営業していないと思ってましたが、行き交った登山者に教えてもらいました。知っていれば泊まったのに😭)
赤岳天望荘も入れてパシャリ。 同じ横岳でも、見る角度でこんなにも違うなんて。これだから山岳写真はやめられない。
赤岳登頂。さて、文三郎尾根こら下山しようと下りましたが、この写真の看板方向に誤って下ってしまい。途中で引き返しました。 いつまで経っても道迷いは無くなりませんが、リカバリーは早くなった自信があります(笑) よく考えれば、迷う前に引き返してるので迷ってないかも(と、自分で自分を褒めたい)
恐ろしく鋭い権現方面。
文三郎尾根。ここの岩稜帯も引き込まれるような迫力がある。何度も振り返りながら下りる。 昨年とは違った雪の付き方をしていてるのか、表情が全然違うって見える。また来年も来る理由ができた一枚。
行者小屋に到着!
針葉樹の先に見える阿弥陀が壮観。 実は行者小屋から見えるダイナミックな景色が好きで、今回こっちに泊まる予定だったけど、行動時間の短縮のため見送りました。また来ますよ。
赤岳鉱泉のテントまで帰ってきました。 自分のテントをみるとホットしますが、帰りのバスが14:45なので、急いで撤収します。
J&Nで生ハム盛り合わせとビール。この後ステーキも頂きした。奥さんいつも気遣いありがとう! 今回はテント泊で節約したものの、帰りのバスで1000円札を紛失してしまいました。バチが当たらないよう、これからは山小屋へもっと課金します。 ご覧頂きありがとうございました。
この活動日記で通ったコース
美濃戸口登山口-美濃戸登山口-堰堤広場-硫黄岳 往復コース
- 08:23
- 17.8 km
- 1421 m
- コース定数 35