午前中の空き時間を利用して、以前から行きたかった千光寺に行ってきました。 千光寺は言わずと知れた役行者が開祖で、大峯に入る前に母親と共に修行を行った場所とされています。 この近鉄生駒線は以前は、信貴電と呼ばれていて、そのころから「元山上口」の駅がありましたが、なぜ、こんな名前が付いたのか?ずっと不思議に思っていました。 ところが、大峯を歩くようになり、修験道の事をしり、役行者を知り、山上ヶ岳の元がここにあるのだと言う事を知るに至りました。 元山上口駅をスタートし、千光寺を経て裏行場に。YAMAPでは破線ルートとなっていて、余り人が歩いた形跡もありません。行者堂横から行場が始まり、すぐに鎖場が続きます。ひとつひとつはそんなに距離はありませんが、気がゆるせない岩場です。垂直に近い岩にぶら下がっている鎖場もあります。ここは、巻道もあるのですが、その巻道自体が手掛かり、足掛かりの無い急斜面で、這うよう登らなければなりません。 なかなかスリリングな経験でした。その後は、普通の登山道らしくなり、「西の覗き」なる岩場も寄り、ハイキングコースに合流して、鳴川峠から、なるかわ園地まで穏やかに歩きました。なるかわ園地のぼくらの広場の景色の良いベンチで休憩をしてから瓢箪山までおりました。
元山上口駅、小さな駅です。
千光寺はもともと女人禁制ではなかったようです。
立派な神社⛩
山口神社の前を左に折れて橋を渡ります。
朝日があたり自分の影が黒々と。
青空に架かる「信貴フラワーロード」
途中、クヌギを積み上げた椎茸の栽培地がありました。
この辺り、鳴川山と言うのか?
僕の場合は精神修養か? 勝手に修行させていただきます。
全てを廻るのも大変そう‼️
昔懐かしい水車。
反原発か?
左の「厄除大師」なるものが分からなかったです。
真言宗のお寺です。
役行者像が迎えてくれますが、 何体あるのか数え切れなかったです。
御堂の中には弘法大師の像があるそうです。
護摩供養の木が井桁に組まれています。
この行者堂の中に神変大菩薩(役行者)と、前鬼、後鬼の像があるようですが、見られません。
岩場の鎖。この一枚しか、写真を撮る余裕がありませんでした。
西の覗に向かいます。
途中、青空に突き上げる鉄塔を見上げる。役行者さんはこんな光景を目に出来なかったと思うと、少し優越感が!(笑)
西の覗の岩の上に立ち、セルフタイマーで撮ってみた。
岩と岩の間から見えた景色。
千光寺に戻る道。
鳴川峠。
ぼくらの広場から。 大阪市街から、奥に六甲も見えます。
花園ラグビー場と近鉄奈良線の線路が。
大阪湾、神戸、垂水辺りまで見えます。 明石海峡大橋は見えず。
八尾辺り。
関空方向ですが、見えず。
右手前に高安山。左奥に葛城山、金剛山。
花園ラグビー場アップ。学生時代の憧れの場所。
アップ。大阪城と高層ビル群。
泉北コンビナート。
瓢箪山まで降りて来ました。