活動データ
タイム
09:36
距離
8.6km
のぼり
1439m
くだり
1799m
活動詳細
すべて見る昨日に引き続き、富士山でスキーです。3:30起床、下山しても高山病が治っていないためか、あまり眠れませんでした。須走登山口まで1時間車で移動、朝食と準備して6時に出発。 登りは、まぼろしの滝経由で山頂をめざします。途中までヤマップ開始するのを忘れてた、ショック。 まぼろしの滝から、沢をつめて、雪渓を登りますが、ジグザグ一切なしの直登です。そして、僕は最初からバテバテ、Kさんに大きく遅れて後ろから追いかけます。登山人生でこれほどバテた事は無い。単に実力不足か、高山病のせいか、寝不足のせいかわかりませんが、数歩歩くとゼーゼー。 まぼろしの滝は、火山で水がしみこみやすい富士山にはめずらしい水流。午後になると雪解け水で結構な水量になるそうですが、僕たちが歩いた時には、全く水は無し。まさに、幻。 沢登のように沢をつめていきます。スタートからずっと見えている富士山の山頂はすぐ近くに見えますが、どんなに歩いても近づいてきてくれません。小さかった景色や目印が大きくなるだけで、山頂はいつまでも遠いまま。やっぱり富士山はスケールが違うわ。 なんとか雪渓にたどり着き、スキー靴に履き替えてアイゼンをつける。雪渓は結構な急斜面。この辺りから頭痛とバテ具合が激しくなり、牛歩登山。Kさんに申し訳ないが、息が切れてスピードが上がらない。僕はパーティー山行の時はいつも先々歩くのですが、初めて、バテて遅れる人の気持ちが分かった。ごめんなさい、これからは皆さまにペースを合わせて歩きます。 そして何とか山頂。前日滑走したお鉢の斜面のシュプールがよく見えます。 そして、滑走準備。疲労した身体に一つ一つの作業が応えます。でも、準備を終えて斜面を見下ろすと、疲れが吹っ飛ぶ。眼下に山中湖、そして相模湾、そしてずっと右に駿河湾の端が見えます。雲海があった昨日と違い、山頂からダイビングする感覚。そして滑走。 この気持ちよさ、いったいどのように伝えればいいのでしょうか、いや伝わりませんが、動画を見てください。つらい登りも全てはこの時のために。広い広い斜面を自由にシュプールを描いて落ちていきます。 最高のひと時を過ごし、7合目で登山靴に履き替えていると、雨。しかし、早い梅雨入りをして天気を心配していたが、よくもってくれたものだ。この後はいくら降ってくれてもいいです。昨日に引き続き、最高のコンディションで最高の滑走ができました。これは晴れ男である僕のおかげ?しかし2日間高所で日焼けした僕の顔は翌日えらい事に。顔が腫れてるこれは火傷です、晴れ男ではく、腫れ男。Kさんは、しっかり日焼け止めと、紫外線防止のフェイスガードをかぶって大丈夫だったようです。 そして、夜はまた、密をさけて駐車場で2人で祝杯。
動画
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