山頂の砂浜を見に尾白川渓谷ルートを通って日向山へ

2021.05.04(火) 日帰り

注意情報

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チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 54
休憩時間
1 時間 37
距離
11.4 km
のぼり / くだり
1304 / 1304 m
2
25
1 19
41
38
2 12
1
38
25

活動詳細

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5月4日に日向山に行ってきました。 日向山は「山頂の砂浜」で有名な山で、前からずっと気になっていましたが、日向山だけ登るのだと体力的に物足りない気がしていました。でも、日向山の先に鞍掛山というのがあるのを知り、この2座を登るのならいいかもと思って行くことに決めました。 日向山へのルートは、以前は尾白川渓谷を通って、不動滝から日向山へ行くルートと、矢立石から笹原を通って行くルートと2つあったのです。でも、不動滝から行くルートは崩落のため数年前から通行禁止になってしまいました。ただ、行った人の記録を読むと、行けないわけではない様子。そこで駐車場に着いた時、そこにいた警備員のおじいさんに「不動滝から日向山に登るルートは通行禁止で通れないんですか?」ときいてみました。「まあ…俺は行っちゃダメとは言わないよ。でもまあ、自己責任で。自己責任で行くんなら俺はダメとは言わないよ」という答え。じゃあ、自己責任で行こうということになり、尾白川渓谷ルートを行くことにしました。 不動滝までの尾白川渓谷ルートは何度も行ったことあり、すごく気持ちの良い綺麗なルートだというのはわかっていたので、笹原ルートをピストンで行くよりこちらの方が絶対いいと思ったのです。しかも、今回はソロではなく夫と一緒だったので心強い。渓谷ルートは途中、少し崩れているところもありますが概ね整備してあり、特に危険な箇所はなし。沢沿いを行くので、水と新緑が美しく癒されます。途中でロイヤルブルーのすごく綺麗な鳥もいたし、鹿にも会いました。このルートを選択して良かったと思いながら不動滝に到着。ゴールデンウィークなのに誰もいませんでした。 さて、ここからが通行禁止ルート。確かに、これまでとは違って踏み跡は薄く、昔は横木を置いて整備された階段だったと思われる道も、横木が腐っていたり土がかぶさって見えなくなったりしていました。踏み跡と思ったら、鹿の足跡というところもありました。でも、ルートを見つけるのが難しいということはありません。ただものすごい急登が延々と続きます。しばらく行くと地図上では林道と思われる少し広い場所に出ます。ここは以前は林道として車が走っていた時もあったのでしょう。今はとても車は通れません。その道をトラバースして行くと錦滝に着きます。滝の横にある東屋を抜け、また急登へ。ここからの上りもすごくキツくて岩山でもないのによじ登る感じ。でも、錦滝までもその後も、景色はとても綺麗だし、ルートとしてすごく面白い!やっぱりこのルートを選んで良かったと思いました。このドSなルートを楽しい!と思っている私たちって?と思いましたが、本当に楽しいルートでした。 日向山と鞍掛山への分岐に来て、最初は鞍掛山に行くつもりで鞍掛山方面に行ったのですが、時間的にも下山が遅くなりそうだったし、ルートの楽しさからすればかなり満足していたので、今回は鞍掛山はやめて日向山だけ行って帰ろうということになりました。 少し行くと突然現れる砂浜!そして右手には雪を被った甲斐駒ヶ岳!反対側の遠くに八ヶ岳!幸せすぎる展望です❗️真夏だと暑いだろうし、風が強いと砂埃がすごかったと思いますが、無風でしかも心地よい暖かさ。最高でした‼️ 砂浜とぼこぼこした岩。こんなのが山の上にあるのが本当に不思議です。何枚写真を撮っても足りないくらいの美しさでした。 帰りは笹原コースで。こちらはハイキングコースという感じで、小さな子ども連れの家族もいたし、登山というよりハイキングといういでたちの人もたくさんいました。 最後はもちろん尾白の湯で汗を流して帰宅。疲れたけど最高の登山でした!

メンバー

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