石鎚山脈の山

  • 石鎚山

    標高 1972 m

    • 愛媛

    愛媛県西条市と上浮穴郡久万高原町にまたがる石鎚山(標高1,982m)は、四国および西日本の最高峰。長大な鎖場が有名で、紅葉の時期には色付くもみじを鑑賞に多くの登山客が集まる。ロープウェイでアクセスできる石鎚登山の遥拝所・成就社を起点として、岩場につけられた4つの鎖を頼って登るのが石鎚登山の醍醐味だが、鎖場には迂回路が設けられているので、一般にはそれを利用するのがよい。役小角の開山とされ、山岳信仰の山として栄えてきた。石鎚スカイラインからの姿はピラミッド型、西の面河(おもご)方面からは岩峰がそそり立ち、東の瓶ヶ森付近からは重厚な姿を見せる。天狗岳、弥山、南尖峰など複数のピークをもち、最高峰は岩峰状の天狗岳。弥山には石鎚山頂神社がある。山頂からは四国山地や瀬戸内海を見渡すことができる。

  • 寒風山

    標高 1762 m

    寒風山(かんぷうざん)は、四国山地西部の石鎚山脈に属する山である。四国百名山に選定されている。かつては「さむかぜやま」と呼ばれた。 山名の由来は定かではないが、旧国道194号の寒風山隧道(1,120m)の上にある桑瀬峠(1,451m)は季節風の通り道であり、その傍にある寒風山が冬季に北西風をまともに受ける位置にあるのは確かである。山頂南西側の峰は険しい岩稜で断崖となっているが、北東側の最高峰はシコクザサに覆われた360度の展望の利く山頂である。1964年には桑瀬峠直下に旧国道の寒風山隧道が開通し、さらに1999年には新寒風山トンネルが開通した。桑瀬峠の愛媛県側は現在は笹が生い茂り通行不能である。 山頂からは間近に笹ヶ峰およびちち山、冠山、筒上山および伊予富士など石鎚山脈の山々、さらに瀬戸内海から太平洋まで望む。寒風山から平家平にかけて笹ヶ峰一帯の山稜部は1982年に笹ヶ峰自然環境保全地域に指定された。 寒風山隧道の愛媛県側出口直下の標高950m地点には明治初期に発見され稼行されてきた銅山である基安鉱山があったが1972年に閉山し、現在ではズリ山がその痕跡を留めるのみである。

  • 伊予富士

    標高 1756 m

    伊予富士(いよふじ)は、四国山地西部の石鎚山地に属する山である。日本三百名山の一つに数えられる。 伊予富士を含む石鎚山地一帯は石鎚国定公園に指定されている。山頂には三等三角点「伊予富士」が設置されている。 日本全国にある郷土富士の多くが独立峰で、富士山に山容が似ることから名付けられているのに対し、伊予富士は独立峰ではなく石鎚連峰の一峰に過ぎないが、西側になだらかな斜面を持ち見る方向によっては富士山を髣髴させる。 北側に瀬戸内海、南側に幾重にも重なる四国山地の山々と、その向こうに土佐湾を望むことができる。

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