木曽山脈(中央アルプス)の山

  • 木曽駒ヶ岳

    標高 2956 m

    • 長野

    長野県南部に連なる中央アルプス(木曽山脈)の最高峰。登山者の多くが利用するロープウェイ・千畳敷駅がメインの登山口となる。標高約2600m、日本最高地点の駅前に広がる千畳敷は、日本でも有数のお花畑だ。ここから山頂へは、急登こそあるものの通過困難箇所はなく、天気が安定していれば初級者でもそう苦労せず山頂を踏めることだろう。コース沿いには中央アルプス固有種のコマウスユキソウ(ヒメウスユキソウ)が咲き、時間があれば中央アルプス唯一の氷河湖、濃ヶ池に立ち寄るのもいい。山頂周辺と宝剣岳北面には計5軒の山小屋もあって天気急変の際などは安心だが、一気に高度が上がるので高山病には注意が必要。水分をたっぷり摂ることとゆっくり歩くことが高山病を防ぐコツだ。なお、宝剣岳はクサリ場が連続する。岩場が苦手な人は立ち入らないように。

  • 空木岳

    標高 2864 m

    中央アルプスのほぼ中央、長野県駒ヶ根市、飯島町、大桑村にまたがる空木岳(標高2,864 m)は、要塞を連想させるピラミダルな姿が印象的な山。深田久弥は『日本百名山』の中で「空木、空木、何というひびきのよい優しい名前だろう」と書いている。山頂への一般的なコースは東面の池山尾根の往復。池山林道終点を起点に、大地獄、小地獄などの難所を通過し、ダケカンバ帯を抜け、夏にはお花畑となる空木平を経て山頂へ。駒ヶ岳ロープウェイ千畳敷駅からのコース(上級者向け)は、激しいアップダウンや岩場の通過があるダイナミックな縦走だ。山頂東直下に空木駒峰ヒュッテがあるが、素泊まりのみ(宿泊有料・寝袋は用意されている)。

  • 恵那山

    標高 2191 m

    恵那山は、長野県阿智村と岐阜県中津川市にまたがる中央アルプス南端の山。日本武尊や「日本アルプスの父」W.ウエストンゆかりの山で、『万葉集』や島崎藤村の『夜明け前』にも登場する。特徴的な大きな櫛形の山容は、濃尾平野や岡崎平野などからもその姿を望むことができる。山名の由来は、天照大神の胎盤(胞衣=えな)が埋められたことによる。登山道は、長野県側の広河原ルートと岐阜県側の黒井沢ルート、前宮ルート、両県境の稜線をたどる神坂峠ルートの4本。前宮ルート以外は、タクシーかマイカーでアクセスする。山頂に展望櫓があるが、周囲にトウヒやコメツガなどの背が高い針葉樹林があるため、展望はいまひとつ。

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