08:23
18.6 km
1328 m
長場内岳
長場内岳・水沢山・焼山 (秋田)
2025年03月10日(月) 日帰り
白神山地南端の山。能代市から見て北側にそびえる山々の中で藤里駒ケ岳の左側に見える双耳峰です。ネット上で公開されている登山記録が3件で2014年が最後でした。どの記録も詳細に書かれており、初級者程度の自分が登るにあたり参考になりました。 個人的に白子森・大仏岳・長場内岳を雪山の課題目標としていたのでその内のひとつを崩せたのは嬉しいです。また、先人が見た景色を実際に見て記録を残せたのは有意義なものになったと思います。今回の山行も危うい箇所や予測してない状況などあったものの良い経験となりました。 写真はヤマレコの方(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7889644.html)にあります。 ■アクセス 国道7号から秋田県道202号に入り突き当りまで進む。 狭隘道路かつ最後の橋から突き当りまで700m悪路、最奥に民家があるため除雪はされている。 窓山溜池側からも来れるがこちらは前後にすれ違い場所がないので住民の車が来た場合大変。 除雪終点は広めにスペースがあった。 ■コース状況 ①岳林道・四十八滝林道(4.3kmまで) 歩く分には苦労する箇所はない、山陰で雪はよく締まっていた。 ②p606付近~p674 2箇所やや急で雪壁を乗り越えた。 後述する林道終点まで歩くよりは安全で良いと思います。 ③p674~p778 急坂はあるが歩きやすい。展望もそこそこ。 ④p778~山頂 焼山から長場内岳を結ぶ稜線の向こうが白神山地。 鞍部を抜けると雪庇が続く、反対は急坂~急斜面。 ⑤下山路p674~林道終点~4.3km地点 林道に近づくにつれ斜度が増した、日当たりが良く雪は腐ってザーザー滑る。 林道は雪で斜面と一体化したトラバース道。 2箇所磨かれたような谷へのデブリルート、スノーシューでは危ない。 この区間は積雪期向きでないと思った。 ■他あれこれ 去年の神室山から見直している休憩や補給をきっちり行ったので下山後の疲労はだいぶ抑えられた。計画では移動8h+休憩1.5hだったが移動7hだった。要所で15分休憩を挟んだのが効いて下山でペースダウンしなかったのかもしれない。 コース状況で書いた④⑤が過去一危なさを感じた。 ④どこまでが地面、雪庇の迫り出しはどの程度か、雪庇の上を歩いてよいものか…経験の少ない自分には判断要素が足りなかった。ブナを結ぶ感じで進んだもののそれでもクラック2箇所を踏んだ。 ⑤は正直焦った。焦りもあってアイゼンを付けるorスノーシューを脱いでツボ足トラバースするという発想が浮かばず反省。今回で林道は絶対安全なわけではないのと、今後は地図を見て事前に避けられそうなのは勉強になった。 2枚履いているソックスの外側を1度交換した。これは去年の竜ヶ森でもやっている。長距離なので仕方がないかもだが他の人は湿り過ぎたりしてないのか調べておきたい。 カメラバッグの携行を辞めた。カメラバッグは揺れて体に当たるのが気になる。基本はソフトジャケットに包みザックに突っ込んでおき、安全に歩ける間はショルダーにマウント装着という風にした。いちいちザックを下ろすのはそんなに苦じゃないので自分はこれがよいかもしれない。 あれこれ書いたが厳し目に見て自分の経験より3段ほど難易度が上で見合ってなかった。何も起きず帰れたのは体力を満たしていたのと運が良かっただけと思う。人工物(最終カーブミラー)を見て安堵するぐらいには緊張した。雪山は自力で安全確保できる手段を学ぶまで危険度の少ない場所にしようと思う。
