しとしとのぼる 玉取山・兵庫山・大登岐山・登岐山
兵庫山・玉取山・大登岐山
(高知, 愛媛)
2025年09月28日(日)
日帰り
朝晩の涼しさと風の雰囲気が、やっとこさ秋になるなと感じさせてくれるようになった🌰
有り難い事に娘の頑張りは成就しそうであり、親として大した事は出来ていないことはさておき、我が子の成長に嬉しさを感じるのである🏫
季節の変わり目には、何となく山をだらっと歩きたくなるが、1ヵ月もダラダラ過ごしている今の自分で登れる山はいかほどあるのか🤔
と言う事で今回は、久しぶりにピストン登山で玉取山〜大登岐山まで。
大登岐山は高知のマッターホルンって言われてるらしいけど、ここいらはいつか繋いでみようと思って後回しになってた⛰️
ほいたら、気まま登山にレッツ💨
【これぞ山や】
天気は曇天だが、登山口に着くと、うっすい雨も降ってきた
とはいえ、こういう感じも好きだから色々と考えながら歩く
白髪隧道の脇から登りはじめ、佐々連尾山と分岐する稜線に出る
辺りはマッチロだが、風の音と時々ジ、ジと聞こえる鳥の鳴き声が響き、静けさが際立ち、人気ない山が気持ち良い
玉取山方面に向かって、始めは植林帯を通過するが、次第にブナやアセビ等の自然林へと変化し木々に囲まれた、森林限界程の標高もない1,300㍍級の森山の様相となる
薄い雨は木で遮られ、足元もそこまで濡れてないが、落ち葉や枯れ枝、露出した木の根などがバランスを微妙に崩しに来る
鹿の鳴き声も時折聞こえ、食害の木を眺めながら歩を進める
自然の雰囲気が色濃い山だが、ピンクテープと境界杭が短い間隔でぶっ刺さっており、自然外の造形物を見ると、人類社会行為が存在する場所に自分が居ると言う現実を実感する
完全な自然とは一体どんな所かを考えても、そこに人が存在するだけで衣服やザックギア等の人工物を持ち込んでいる訳で、すでに自然に割り込む事になっている
とはいえ、未踏峰や未探索の、初めての場所と言っても結局はその人の目線の話で、自然世界からすると、脈々と流れている大いなる時の流れに有機物と無機物がただ在るだけで
人間と言う生き物が存在しても、それも自然世界の一部にすぎないのであろう
自然が良いか、造形物が良いかなんて、人間の小さな価値観のミニマムな尺度にしか過ぎないのである
今日も静かな山の雰囲気が、小さな生命体に過ぎない自分の立ち位置を教えてくれる
日々の事は、大いなる時の流れの中では一瞬で些細な戯言のようなものであるが、自分にとってその瞬間は確かに存在する得難い事実であり、相反する視点の狭間でふわふわとした感情が流れていく
この感覚を得る事が、自分が山に入る醍醐味なのだと感じる
心拍は上がり、汗をかき、足元も滑り、転けたりして正直しんどい
体力も落ち、思うように動けない
足場も悪く、足を捻って痛みに声を荒らげ、高まるストレスを山にぶつけ、およそ生産性の無い行為をして、1人山を登る
そこには、はずかしいままに本性をさらけ出した自分が存在し、至らなさを思い知らされるのである
難しそうな山、険峻な岩場、バリエーション、沢、雪、トレイル、クライミング、色々してるがやはり自分のスタイルは、自由自在に行きたい場所に行って好きなように登りたい
山を歩き、沢を進み、岩場を登り、稜線を走り、休憩し、また山を進む
自由に山で過ごせる、そんな風で有りたいと改めて感じるのである
…こりゃ大分疲れてるな🤣
【話は逸れたが良い山だ】
何かそれらしい事を言ってるが、山は自由なんです
玉取山からは、尾根も狭く大岩前後の岩場や、倒木の多い痩せ尾根、薄い踏み跡も見えるが、白い霧にと木々に覆われた山を進み、兵庫山、大登岐山へ
足元も濡れて滑ったり、アップダウンでハアハアありの山登り
大登岐山も、晴れてたら絶対に良い展望となっているはず
そこから、雨に濡れた背丈以上の笹薮抜けて、登岐山まで足を伸ばし、もと来た道へ折返す
濡れている笹薮に突入するのに気が進まず、行くかどうか迷ったが、実際は5分位の距離だし、直ぐ着くのだ
後は修行のような折返しで、ピストンはちょっと飽きるのよ
とはいえ、自然林の山なので、人いきれもなく静かで、雨と霧と風に包まれて、色々な感情が入り混じった心で、しとしと山を歩いたのでした⛰️