甲州アルプス~小菅
滝子山・大谷ヶ丸・笹子雁ヶ腹摺山
(山梨)
2024.04.13(土)
2 DAYS
この土日は好天なれど暑くなりそうだったのと、避難小屋泊ハイクをソロでしてみたく、水場やトイレがあり、トラブルあっても下山がしやすそうな湯の沢避難小屋泊に目星をつけていて甲州アルプスハイクをいざ実践。なにげに標高2000弱級なのでド低山ご当地アルプスよりも本格的です。全般的に涼しくて発汗もさほどではなくコンディションはかなり最高でした。
初日はkobadoraさんも滝子山予定とのことで滝子山までご一緒し、甲州アルプスへの登山道の分岐でではまた。というのもなんだか不思議な感覚。
滝子山へは笹子駅から寂ショウ尾根ルート、5年前くらいに初めて滝子山に来たときは入口付近の看板にビビっていたものでした。前半は別に普通の尾根道でなにが大変なのか談笑していましたが、ピーク付近になると確かに険しい岩場です。いくつかの群馬の山を思い出しました。つかみやすい岩や樹木があり上りはいいですが下りはかなり怖いというかやめたほうがいいと思いました。滑りやすい土のステップ箇所もあり。
滝子山は賑わっていましたが、湯の沢峠への道は人もまばらで、特にいいピークではないと思われる大谷ヶ丸に数名、途中すれ違いトレランなど数名程度。滝子山から大蔵高丸までは地味な森林登山道で、登山アプリがあれば道迷いの恐れ少ないですがわかりにくいところもあり。大蔵高丸付近は秀麗富嶽十二景でもあるので比較的多く訪れられる想定で?とても明瞭な道で景色もとても良かったです。
避難小屋に15時頃に到着し、水場やトイレ事情をチェック。水はそのまま飲みましたがたまにゴミが入る場合があり、濾過フィルターあったほうが良かったと思いました。それと湯の沢峠自体はまだ冬期扱いで車は通行止め、トイレが使えないという想定外事情あり。ここから天目温泉に下山して日帰りするサブプランも頭をよぎりましたが夜を過ごすことに。夕食済ませて寝不足解消のためひたすら寝ようかと思いシュラフにくるまって横になるも緊張感からかなかなか寝付けず。
翌朝は5時頃に出発、まず最初の白谷小丸・白谷ノ丸からの早朝の澄んだ空のもと富士山はもとより、南アルプス、八ヶ岳の光景が素晴らしく、泊まらなかったら見ることができなかった光景でこれだけでも来た甲斐があったというものです。牛奥ノ雁ヶ腹摺山に着いた頃にはもうモヤっていました。
白谷小丸では夜中に天体観測されていた方もいて、知らない世界があるものです。
いくつかのピークで小休止しながら行動食など食べながら進む。小金沢山から石丸峠への1kmほどは岩場でなかなか険しいです。
一番長い名前の山らしい、牛奥ノ雁ヶ腹摺山と小金沢山も秀麗富嶽十二景であり景色よく、石丸峠に近づくにしれて窓98の壁紙チックな笹道風景で、これがハイマツだったらカンペキにリアルアルプスの雰囲気。
石丸峠からバス停に下山しようかとも思ったが、いい時間のバスが無く(あと数十分早ければ10時半頃のに乗れたかも)、セオリー通りに大菩薩のほうに進んで上日川峠から帰るのもバス待ちが長く帰るのが遅くなりそうだったので、予定コースで小菅の湯に下山することに。石丸峠から小菅の湯に向かう尾根道は昔は小菅村から大菩薩峠に向かうのによく歩かれていたコースなのか、予想外に歩きやすいハイクオリティ登山道で良かったです。奈良倉山からの下山としてもかなり安心安全そう。陽当り強くて水分不足になりそうでしたが。
小菅の湯に入って帰るつもりでしたがなんだか鼻炎がひどくなり体調良くなかったので早めに奥多摩駅経由で帰宅。
・一日目
滝子山・大谷ヶ丸・ハマイバ丸・大蔵高丸
・二日目
白谷小丸・白谷ノ丸・黒岳・川胡桃沢の頭・牛奥ノ雁ヶ腹摺山・小金沢山・天狗棚山・玉蝶山・榧ノ尾山・狩場山
食材食料メモ
1日目昼
コンビニサンドイッチ1個
1日目夕
キューピーあえるパスタソースアラビアータ
乾麺パスタ100g
サラミスライス5枚
乾麺ラーメン2束200g(半分あまり)
2日目朝~昼
ハーフバケット一斤
サラミスライス5枚
コンビニ菓子パン2個
行動食ナッツ類
塩、オリーブ油、ガーリックパウダー
水1.2リットル(湯の沢峠で補給)
アミノバイタルパウダー1本を600cc