【福井県境】松屋地蔵大権現岳・大御影山・大日岳・三十三間山
三十三間山・三重嶽・武奈ヶ嶽
(滋賀, 福井)
2023.06.10(土)
日帰り
私的に今月最後の連休。天候に恵まれず。
高島トレイル後半戦の計画が、武奈ヶ岳方面で日曜日は雨と霧の予報。
雨とわかっててテン泊縦走するほど、俺の精神汚染はまだ進んで無い。
それならばと、空白になっていた三十三間山~大日尾根間の県境ラインを埋めに行ってきた。
最近、福井新聞のネットニュースで福井県境を12年かけて踏破した人が記事になっていた。
俺の軌跡マップを見るとやっと三分の一程度か。
俺は20年くらいかかるんちゃうかと溜息と放屁。
20年後も山を歩けてると良いんだが。
膝の維持をするにはどうすりゃいいんだろ。
やっぱ筋トレ?整体?普段からサポーターしてると良いのか。
詳しい人教えてくだされ、良心的山頂価格とやらで。
本日、ガール様は高須方面に出撃した模様。
どうやら登山中に観光誌の取材を受けたようだ。
写真が載るのかそりゃ迷惑な。
彼女にはそんな話が多い気がする。
人の良いオーラが出てるのかもだ。
花沢さん的な。
いや、あの太っ腹はドラえもんか。
こんなことを書くと晩飯抜きになるのか。
ここまで山の事書いてねぇなw
だって、登山中の記録なんて書く事大体同じなんだが、後に続く人の為に記録を残しておくことにする。
これ以下は読む必要が無いので最初に書くが、このルートに基本的水場はない。下山ルートでやっと出てきます。
後、大日岳からの下山ルートは一部が崩落してます。通れたけど。参考までに。
【登山口~松屋地蔵大権現岳】
時計回りに大日尾根に取り付く計画。
駐車場は綺麗に整備されてる。
隣にカフェがあった。
だが、俺はカフェ向けの風貌じゃない。
汗と泥だらけのおっさんが来るのは店も迷惑だろう。少なくても俺がマスターなら遠慮してほしいが、俺はスイーツが大好きだ。
あ、ミニストップ寄るの忘れた、オーマイガー!!
登山道は、その殆どが狭急なトラバースをひいコラ登る。
若狭美浜トレイルのルートになっているので、表示やテープが多く、迷うことは無い・・・・のだが、表示の多さ故の分岐が分かりにくい。
わかりやすい分岐表示が望まれる。
特に危険な個所は見つけられなかった。
松屋地蔵大権現岳山頂には表示はあった。のだがかなり古い。他にプレートもない。
全国の山頂プレートマニアの皆さん!チャンスです!ナウい(死語)の頼んます!
【松屋地蔵大権現岳~大御影山】
尾根に取り付くまではずっと登りだ。
当たり前なんだが、最近こんなんばっかやな。
このルートはそんなに歩く人がいないんだろう。
不明瞭な道をたどる。。。が、なかなかいい感じの登山道。
季節がハマると幸せになれそう。
【大御影山~大日尾根】
高島トレイルのルートに入る。
1か月程でこんなに草木は伸びるのか。
ここのルートの眺望はやはり素晴らしい。
若狭湾は国の宝だと思う。100年後その後も、この景色は変わらず残ってるべきだ。
【大日尾根~大日岳】
勝手な想像で、もっと荒れていて殺伐してるのかと思ったが、そんなことは無く緑豊かでも歩きやすい。
穏やかに下って穏やかに登って県境ラインを歩ける。
大日岳に近づくとかなり不思議な光景を目にすることができる。
残念なのが、大日岳のプレートが地面?に無造作に置かれていた事。
こんな事すると腐っちゃうだろ。
だが、プレートを取り付けれる箇所もない。
なんだこれ。
木の成長待ちになるのか。
【大日岳~三十三間山】
この周回の最難関区間と書きたいが、最難関ルートはこの後。
大日岳からすぐ、作業用モノレールが並走して設置してある。
関係無いが、メーカーはニッカリだ。
一般の人は乗る機会も無いだろうが、結構な癒し系の乗り物だと思う。
山の中に鉄の打ち合う音が響く。
作業道と県境ラインが交差する地点を歩くのに苦労した。
例によって県境ラインが稜線を外してくる、藪のトラバースを歩く。
誰だ、こんな所に県境ラインを引いたのは!!
能登越までのラインは道が不明瞭。
違う道と交差して迷いやすい、注意してください。
能登越からは青葉山が綺麗に見える。
ここからの角度で見ると西峰と東峰が綺麗に見えて、まるで鬼の角だ。
鬼ヶ岳の名は青葉山にこそ相応しいと、皆さんに怒られそうな事を書いて置く。
三十三間山に近づくにつれ、草も消え快適に木立の中を歩けた。
三十三間山山頂で、県境ライン接続やったぜベイベーヒャッホー!記念の撮影をし、
能登越でご飯にした。
黒霧島先輩が室堂で旨そうにグビグビしてたので、俺もノンアル積んでおいた。
生まれて初めてノンアルをのんだが、そのまんまビールやんけw
技術力に脱帽だ。マンマミーア。
夏の必須装備になった瞬間だ。
今度は500を積もう。
【大日岳~下山】
能登越から大日岳に戻り下山ルートに入る前。
すごい数の作業員さんとすれ違う。
登山道を歩く人、モノレールで気持ちよさそうに上がってくる人、色々だ。
共通してるのは、こちらが挨拶をすると、凄く綺麗な笑顔で嬉しそうに挨拶を返してくれる。
なんだこれ。
そういう教育でもしてるのかと疑いたくなるレベル。
俺も作業員さんたちみたいな笑顔スキルを手に入れたいと思った。
かなり真剣にマジで。
その後、大日岳に向かって左に下山ルートに入る。
タブン、急降下ルートなんだろうな~~~と想像してたらそうでも無かった。
基本、良くある鉄塔巡視ルート。
整備されてるわけでもないが、道はある。
が、
沢から水が出てきた辺りから、登山道とは呼ばんだろと思うレベルの登山道になってくる。
だが、ヤマップでは赤線だ。
結構な距離を渓流沿いに下って行ったのだが、沿いじゃなくて渓流を歩く地点も多い。
渡河をやりすぎて、数なんて覚えちゃいない。
岩の上を渡るが、岩は苔むして足を乗せるのが怖いぞ、トレポ必須だ。
途中、一面が泥で膿んだ地点に差し掛かった。回避するために斜面を歩こうとしたら、そこも膿んでいた。
底なし沼よろしく、足首まで沈んでいく。
ゲイター装備してようが、ゴアテックスだろうが、膿んだ土にはかなわない。
結局、川の中を歩いて通過するも靴は悲惨な事になる。
やはり長靴が最強なのか。
今履いてるのも走行距離800キロ近くなってきたし、そろそろ買い替えを考えてた時期。
俺もyamaさんの全日本B長連合北陸支部に入れてもらおうかな・・・・。
そんな組織あるんか知らんけど。
下山し林道に合流する。
この林道がめっちゃ長かった。
登ってると良くあるパターン。
別当から市ノ瀬レベルか。
ここでペースを上げ、ヤマップのペース表示詐欺工作をする。
これも良くあるパターンか。
え。良くあるの?