柏原駅からの霊仙山(帰路は醒ヶ井駅)
伊吹山・伊吹高原・御座峰
(滋賀, 岐阜)
2023.11.26(日)
日帰り
初めての霊仙山。柏原駅から挑戦する。
気温は6度程度で少し寒いが、歩き出すと汗も出てくる。
ちょうどいい。
登山路はいきなりドロドロ。靴とズボンが汚れるのがちょっと嫌。
泥はねしないように慎重に歩く。
途中までは車も走れる立派な道。林道だろうか。
紅葉も見られ、まだまだ秋を感じる。
涼しいのだが、汗も引き出すので、
二本杉のあたりで上着を脱ぐ。カメラも肩にセットして
ここから本格的に山登りを楽しむ。
ただ、◯合目の表示がなかなか出てこない。
この調子で頂上まで行けるのか少し不安になる。
ただ、このコースは傾斜もそれほど厳しくなく、歩きやすい。
変化に乏しいコースだったが、立ち寄った谷山から景色が一変。
雪が凍ったようなシャーベット、カルスト地形らしい岩、
その岩に見事に張り付いた苔、なかなか見られない景色。
さらに、霊仙山の頂上が見えてきて、見事な景観に感動した。
避難小屋が間近に迫ってきてからは
低山とは思えない景色を満喫した。
また、柏原駅からここまで、1人とすれ違っただけで、誰とも会わなかったが
このあたりからは多くの登山客と遭遇。賑やかになってきた。
ここまでくると、登山路はあってないような感じだが、
多くの登山客が歩いている道はドロドロのベチャベチャ。
霜や雪が溶けているようで、滑りやすく、靴も汚れる。
それを避けて、岩を縫うように楽しみながら登ると、
感動の景色が待っていた。
向かいの伊吹山は最初は雲が湧き立つような感じで、
見えない部分もあったが途中からは、すっかり綺麗な全景が見れた。
また、琵琶湖も雲海が見事だったが、すっかり晴れて、
湖面が美しく生えていた。
頂上では感動の360度の景色を何枚も写真を撮ると同時に
記憶にも刻んだ。
流石に頂上部は微風程度ではあったが寒くなってきたので、
昼食としてカップラーメンとコーヒーで温まる。
名残惜しいが、ここにいても寒いので、しばらく楽しんだが、
下山することとした。
しばらくはカルスト地形と美しい苔の群生を楽しみ、
滑らないように、足元も気にしながら、移動する。
途中、カルスト台地の窪みにできた池も堪能しながら、
本当に楽しく歩く。普段見られない景色がこのような低山で
見られることに感動しながら、醒ヶ井駅を目指して下る。
下りはあっという間に登山口に着いた。
ただ、ここから駅までが長かった。
釣り客で賑わう「醒井養鱒場」までも大概遠いと思ったが、
さらに駅までは行けども行けども辿り着かない。
電車も気になるので、時間を調べると、このままのペースで歩くと
ギリギリ間に合わず、これを逃すと帰宅が1時間以上遅くなる
とのことだったので、疲れていたが、急ぎ足で舗装道路をひたすら
駅を目指して歩く。時には小走り。
なんとかギリギリの時間で間に合うことができた。
今回、初めて登った霊仙山だが、なかなかお目にかかることのない
絶景に感動した。
また、天気がよく360度パノラマを堪能しつつ、
少し雪景色も見ることができたので本当にいい1日となった。