剱岳(富山)
2026.07.19 (日)3日間
北海道に行くつもりで連休前後に有休を取りましたが、目的の山に向かう林道が直前に土砂崩れで通行止めになり、山行を中止しました。
2年連続です。
行けない繋がりで思い出したのが、去年2回計画したものの、いずれも雨予報で中止した池平山です。
小屋のキャパが小さいので、3連休に予約を取るのは、至難の業です。
無理かな~、と小屋のサイトを覗くと、連休2日目以降に空きが出ています。
これ幸いとばかりに、いそいそと行ってきました。
どこから行っても遠いので、遠くから小屋が見えた時には、心の底から嬉しかったです。
小屋番の伊豆田さんが、「2年越しにやっと来られましたねー」と歓迎してくれました。
この小屋は、奥地過ぎて、北方稜線に向かう人か、この小屋目当ての人しか来ません。
客層がとても変人寄りなので、我が家のように居心地がよかったです(笑)
こんなにいい小屋なら、また行きたいです。
【天候】3日間晴れ
【アクセス/利用交通機関】電車、バス
<行き>
22:30竹橋ー7:00室堂
<帰り>
11:05黒部ダムー(バス)ー11:16扇沢
11:25扇沢ー(バス)ー12:00信濃大町駅
12:05信濃大町駅ー(特急)ー15:43新宿駅
【コース状況/危険箇所等】
◆剱沢小屋ー真砂沢ロッジ
平蔵谷より上は、雪渓を高捲く夏道が右岸に出ている。夏道は途中で途切れている。そこからピンテに沿って雪渓に下り、剱沢雪渓の上を歩く。
途中、右岸に雪渓を高捲くピンテが現れるが、従わず、雪渓の上をそのまま歩く。(従うと行き詰まる)
雪渓の上をそのまま歩き続けることができるのは、長次郎出合まで。その先は、一旦左岸の夏道を通り、ピンテに従って再び雪渓に降り、また夏道に上がる。
雪渓から捲き道に上がるポイントは、わかりやすくマーキングされている。
チェンスパ必携。
アイゼンまでは不要。
◆池ノ平山南峰ー北峰(池平山)
南峰を降りて、北峰に登り返す。
南峰直下が崖で、フィックスロープのある斜面が別々に2つある。
わかりやすいのは、古い2本のロープがY字にかかったスラブ岩の斜面。
もう一つの斜面は、そこから山に向かって左に5 mほどトラバースした位置にあり、ザレた急傾斜に青いやや新しいロープがかかっている。
どちらを使っても、結局山に向かって右に草薮をトラバースして、尾根筋に出る必要がある。
つまり、古いロープの斜面の方が尾根に近い。
古いロープの斜面は、グレード5.8ぐらいの岩場なので、フリーで降りることもできる(と後から気付いた)。
岩場よりは、トラバースする草薮の方が危険。草で足元が見えないが、所々足場が崩落して、無い。
北峰は、取り付きが背丈ほどの草薮、稜線上は崖のような岩場にハイマツが覆っている。
北峰に向かって稜線右手の草付きに逃げたが、フラットな足場がなく、45°ぐらいの斜面に草が足元を覆っていて、滑落の危険がある。
おすすめしない。
◆二股ー梯子谷(はしごたん)乗越ー内蔵助平
おそらくあまり歩かれていないため、岩に苔がむしている。
梯子谷乗越取り付きは、苔付きの岩の上に水流があり、下り方面だと多分滑る。
梯子谷乗越下りも、湿った苔付きの岩がよく滑る。
内蔵助平までは、大岩がゴロゴロして岩飛びしながら歩く。
内蔵助平を過ぎて、内蔵助平分岐300 mほど手前に、迷いやすい地点がある。
来た道と同じく、岩がゴロゴロした広い涸れ沢を、草藪にしか見えない右手の方角に折れる箇所である。
池の平小屋で出会った方は、行きにこのルートを使って、二度と使いたくないと言っていた。
増水時には、通れないルートのため、こまめに情報を要チェック(真砂沢ロッジのXなど)。
池の平小屋で出会った方々には、劒沢ルートの方が人気があった。
歩かれていない割には、刈払いはしっかりとされていた。感謝。
◆ルート上の小屋
剣御前小舎 🚰🍹🍺🍛🍨 🚻
劒澤小屋 🚰(キャンプ場)🍹🍺 🚻 (キャンプ場外れたところ)
真砂沢ロッジ🚰🍹🍺🍛🍨☕️ 🚻
池の平小屋🚰🍹🍺🍛🍨🍉☕️ 🚻♨
【その他周辺情報】
◆池の平小屋
定員22名のため、3連休はあっという間に埋まる。
素泊まり10,000円、夕食2,000円、朝食・弁当各1,000円。
繁忙期1,000円増し。
連泊500円引き。
内湯には毎日入れる。スタッフの数が多い日には、屋外の五右衛門風呂にも入れる。
寝具は、封筒型シュラフ、インナーシーツ、毛布。
wi-fi 、乾燥室あり。
トイレはボットン式。