⚱️緋色の街から弧を描く 龍王山・不老山・衣笠山・城山・観音寺山
観音寺山
(岡山)
2023.02.04(土)
日帰り
先々週、西大平山塊から眺めた観音寺山。あの《シャープなシルエット》は岩稜に違いない。それを確かめるべく備前焼のふるさと「伊部駅」を基点に周回してきました。
【セクション1 軌跡の接続】
まずは前回時間切れで延ばしきれなかった龍王山までの接続と、一昨年11月に伊部西大窯跡をかすめて北上した際の軌跡への接続を実行。これによりJR赤穂線を境に南北分断していた軌跡が繋がりちょっとした満足感(笑)
南、西、北、3大窯跡を連ねメインストリートを歩いたことで伊部の街並みや備前焼の歴史に触れることができたのは思わぬ収穫。
【セクション2 烏帽子岩北東稜線】
LMこそ無いがそんなことはどうでもよい。見事に北東に伸びる稜線は期待通りの眺望を得ることができた。観音寺山へ接続するのにうってつけの経路。
【セクション3 衣笠山、城山】
何の疑念も抱かずに取り付いたが、予想外のシダ藪に阻まれ進退極まる。大幅な時間ロスに一時は撤退も脳裏によぎる。この稜線を『繋ぎ』に持ってきたことを後悔したが終わってみれば楽しい思い出。とは言うものの、ヤブ免疫の無い方は止めておいた方がよいかも。
【セクション4 観音寺山主稜線】
セクション3での苦労は何だったのか?南北貫く縦走路は快適を極めた。要所には高度感満点の展望岩が配され、雪を抱いた後山連峰まで見渡せた。300m級の山と侮るなかれ、素晴らしい眺望を存分に味わえる岡山沿岸部では類まれな美しい稜線。冒頭に書いた《シャープなシルエット》は想像通りだった。
この次は旧閑谷学校方面か?機会があれば、スケ岩や水引の滝方面も巡ってみたい。