昇仙峡ハイキング 弥三郎岳・白砂山
弥三郎岳(羅漢寺山)
(山梨)
2021.02.22(月)
日帰り
天神森バス停近くの市営駐車場からスタート。前半は渓谷脇の遊歩道を歩き、ロープウェイ横の登山道を登り、パノラマ台から弥三郎岳、白砂山経由で天神森へ至るルート。
遊歩道は休日は自動車通行止めの様だが、当日は平日だった。しかし実際は車は5台程度しか来なかったので問題無し。途中には渓谷の岩の案内板があり、序盤は写真に撮っていたりしたが、数があまりに多い。説明する側も飽きてきたのか後半は明らかに説明板の数が減っていた。
仙娥滝を通り、水晶街道を経由してロープウェイ駅に到着する。この辺りはお土産屋が立ち登る観光地街となっている。しかし平日朝の為か、店も開いてないし客も見当たらず。
ロープウェイ脇の登山道から登る。ここからやっと登山っぽくなる。と言っても、この登りが今回のルートにおける登りの全てと言っても過言では無い。土の傾斜は歩き易い。木の橋でルートが作られているが所々腐って落ちている。ロープウェイがあるのであまりメンテされて無さそう。
1時間弱で稜線に出る。左手がパノラマ台ロープウェイ駅だが、右手にチョットした展望スポットがあった。左に富士山、右に甲斐駒ヶ岳まで一望できるので丁度いい休憩場となる。
パノラマ台駅には、羅漢寺山との表記があるので、てっきり頂上に羅漢寺が有ると思っていたが無かった。代わりに八雲神社があった。後から調べたら羅漢寺は遊歩道の途中にあったらしい。
パノラマ台駅から弥三郎岳へ向かう。
弥三郎岳は意外に凄かった。頂上はツルッとした巨大な一枚岩で鎖と足掛かりの加工がされている。樹木が無く、360度の展望が可能。天気もよく2月とは思えない陽気。温められた岩の上では、蝶々も羽を休めていた。
パノラマ台経由で白砂山へ向かう。ここからは緩やかに下っていくイメージとなる。
その名の通り、白い砂の山に到着。木に括り付けられた標識にも白砂山と書いてある。しかしよく見ると名前の右側に→が書いてあるではないか。どうやらこの白い砂の山は白砂山ではなく、もっと右にあるとわざわざ標識で教えてくれているらしい。
ホンモノの白砂山に到着。今度は→無しの標識が有る。この白砂山気づいたのだが、砂の感じが先週登った日向山にそっくり。ここから日向山は甲府盆地を挟んで向かいに有るから、何らかの関連性が有るのかも。
下山途中に、太刀の抜き岩3分との表記を発見。yamap の地図には表記は無いが3分ならばと寄ることにした。行ってみると刀が先端に刺さってたかも的な岩がそそり立っていた。切り立っているので先端までは行けず。丁度富士山と重なって見え、悪くない。
1時間程で最初の駐車場へ到着。
渓谷、お土産屋、登山道、展望スポット、岩場のスリル、10キロ以上のハイキングなどなど見どころ満載であった。