01:21
3.5 km
271 m
ロープウェイを利用して山頂駅へ。展望を楽しむ観光客や、火山活動によってできた溶岩台地・坪庭を散策するハイカーも多く訪れている。坪庭をスタートして、途中から北横岳方面の登山道へと入り、急傾斜にジグを切るようにつけられた登山道を登っていく。高度を上げていくと、樹間から縞枯山方向が見渡せるようになってくる。三ッ岳方面からの登山道と合流し、5分ほど進むと北横岳ヒュッテ(トイレあり。宿泊は定員制のため要予約)に到着する。小屋脇の森の中に点在する七ツ池にも立ち寄りたい。小屋から山頂までの登山道は傾斜を増す。登り着いた北横岳南峰からは、南八ヶ岳方面の眺めがいい。そこから尾根伝いに進むと北峰へと到着する。日帰りの場合、ロープウェイの最終時間に注意すること。
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八ヶ岳は南北に連なる火山群の総称で、夏沢峠を境にして北八ヶ岳と南八ヶ岳と区分けされている。最高峰の赤岳を筆頭に険しい岩稜帯が続く南八ヶ岳に対して、針葉樹の森に池沼が点在する北八ヶ岳と、ひとつの山塊で雰囲気の異なる山を味わえるのが八ヶ岳の魅力。この南北八ヶ岳の両方に「横岳」が存在するため、北八ヶ岳に位置する横岳は北横岳(きたよこだけ)と呼ばれている。冬季でも晴天率が高くて比較的積雪量の少ない八ヶ岳は、雪山登山者も多い。ロープウェイが利用できて、途中に山小屋もある北横岳は、本格的な雪山登山を始める人向けの山としても賑わう。双耳峰の山頂からは、蓼科山や南八ヶ岳の連なりはもちろん、南アルプスに中央アルプス、御嶽山、北アルプス、遠く頸城山塊まで見渡すことができる。原生林に山上の池など森深い北八ヶ岳エリアの要素を味わいながらの、本格的な登山を楽しめる。
※年間の登頂者総数を100とした場合の各月の割合を%で表示
天気予報は山頂の情報ではなく、ふもとの天気予報です。 地形や日射などの景況により、実際の山では値が大きく異なる場合がありますので十分にご注意ください。