白い霊峰ー飯豊連峰4日間
朳差岳・鉾立峰・大石山
(山形, 新潟)
2026年03月20日(金)〜23日(月)
4日間
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風と空と
どこまでも真っ白な雪
ただそれだけの4日間だった
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1日目 西俣の尾根
穏やかに晴れた朝、飯豊連峰の雪稜は
眩しいほどの光の中に現れた
稜線まであと100アップ
突然、ガスと強風が吹き荒れた
雪洞を掘るには硬すぎる雪質だったので
少し尾根を下った
吹き荒れる強風の中、師匠が本気
巨大スノーブロックの製造が始まる
わたしがそれを積み上げる
強固な雪壁の家ができた。
地点名の看板を見つけ2人で笑った
【3匹の穴】3匹の子豚の家だ🤣
狼なんて怖くない♪
それから30時間テントで待機
2日目 ゆっくりして体力温存。外は爆風でもテントで安心して過ごせた。贅沢な時間
3日目 未明2時に出発
星空の下、硬く凍る斜面を登った。
稜線に着くと25mの風が待ち受けていた
予報は6mだったのに、、
いつもなら弱気になって撤退していたが、
耐風姿勢なら行ける、ひるまず進む自分がいた
強い西風が吹き付ける飯豊の雪は硬く
アイゼンがぎしぎしと鳴った
強風は体感を10℃は下げた。久々にダウンを着て行動。風の弱い斜面を見つけ、2人で風を凌いで休んだ。クラックの穴を見つけ、半身入れたら凍った足先が暖まった。
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神の降り立つ稜線
飯豊連峰の夜明け
風の中、神々しさに包まれて2人歩いた
前日の雪で化粧直しされ、
どこまでも真っ白だった。
風をすり抜け、ついには北俣岳に立った
飯豊本山、大日岳が見渡せ、眩しいほどの光の中に真っ白な稜線が美しく伸びていた。
4日目は悪天なので本山までは行かない事にした。でも眺めて心で歩けた。それで充分だ
霊山はいつも何か語りかけてくる
飯豊連峰はそれを少し厳しめに試してくる
白い霊峰 飯豊連峰
風の洗礼は
心を真っ白に研ぎ澄ました
爽快感しかなかった