飯豊山・大日岳・御西岳(福島,山形)
2026.05.30 (土)3 日間
7月の連休に行くつもりだったが、その時期は灼熱地獄とのことなので少し早めに訪問。梶川尾根は初っ端から急登祭り。何とか梶川峰に出ると、見事なゼブラ模様の山並みが目の前に広がっていた。この時点で大満足だったが、さらに歩を進めて爆風の稜線上に出る。強烈な西風を受けつつも楽しい稜線歩きを終え梅花皮小屋に到着。小屋には10人くらいの宿泊者がおり、みんな石転び沢雪渓から上がってきた様子。石転び沢もいつかは行ってみたい。ここの水場は潤沢だった。翌朝は大日岳、飯豊本山に向かって稜線を進む。風は相変わらず強い西風。烏帽子岳から御西小屋までは8割方雪だったが、トラバースというよりはクラックに気を使いながら歩く。この区間は人通りが少なそうだった。御西小屋で荷物をデポし大日岳をピストン。ここのハイライトは何と言っても山頂直下の雪渓。時間的に雪が緩んでおり、踏み跡もしっかりしていたので足元は軽アイゼンでもよかったが、ピッケルは必要だったなと大後悔。下りが死ぬほど恐ろしかった。何とか御西小屋に戻り、飯豊本山に向け雪原とお花畑を歩く。3年前の10月に弥平四郎から縦走しようとした時はこの区間で積雪に阻まれ、ダイクラ尾根から下りる羽目になったが、今回は雪よし、お花よし、景色よしの三方よしなコンディションだった。飯豊山頂からはもはや説明不要の大パノラマ。これまでの疲れが吹っ飛んだ。2日目は本山小屋泊。テント泊の方が1名のみで小屋内は貸切り状態。夕日を見たり山頂に朝駆けしたりと小屋泊を堪能した。水場は雪渓に埋まっていたので雪から水を調達。3日目は弥平四郎への下山。稜線を離れるのが本当に名残惜しかった。三国小屋から先は南側が開けた尾根歩きかつ無風だったのでとにかく暑かった。この時期でこれなら夏場はどうなってしまうんだと思うほどに暑かった。道自体も南側が切れ落ちているザレ場が断続的に現れるので神経を使った。途中、疣岩山山頂直下にかなり急な雪渓トラバースあり。ここも大日岳同様かなり怖かった。上の越からは樹林帯の急坂を下りる。暑さは多少和らいだが、疲れた脚にはかなり堪えた。その後は林道を歩いて弥平四郎集落へ。3日ともピーカンで、見事なゼブラも拝めたので楽しさでいえば文句なしな半面、雪渓での経験不足や装備の甘さなど、残雪期登山の難しさも実感した3日間だった。また行きたい。