24:02
14.0 km
567 m
㊗️還暦登山は檜尾岳へ!でも結果的には戒めの山行に😹
木曽駒ヶ岳・空木岳・越百山 (長野)
2026年02月14日(土)〜15日(日) 2日間
還暦を迎えた最初の週末。どこへ行こうか悩んだ末、昨年行ってとても良かった檜尾岳へ、1泊2日ソロで行ってきました。昨年は雪が少なかったこともあり、それほど厳しい山行だとは感じていなかったのですが・・・。雪の量と雪質が変わるだけで、難易度も危険度もここまで変わるのかと、身をもって実感することに。 記念登山のつもりが、結果的には「戒め登山」。良くも悪くも、しっかり記憶に刻まれる山行になりました。厳冬期に活動記録が少ない理由も、よく分かりました。「いや、気付けよ!」って話ですが(笑) 私は登山に出会うのが遅かったので、今もなお登山に夢中です。還暦はただの通過点ですが、体力は確実に年々落ちているので、ちょっとだけ冒険しつつも、自分の実力に見合った山行計画で、この先も山登りを続けていきたいと思います。 【駐車場】 ・菅の台バスセンターに駐車。駒ヶ岳ICから路面積雪なし。 ・バス始発は8:15だが、臨時便が8:00と8:35に運行。 ・8:15発は駅からの定時便で、すでに満車状態。乗れたのは3~4人のみ。 ・結局8:35の臨時便に乗車。7時頃にザックを置いても、始発には乗れない状況でした。 【天気】 <1日目> ・晴れのち薄曇り、中風。平均気温:-0.4℃(Max:8.7℃、Min:-5.5℃)平均湿度:27% ・稜線は風強めだが、危険レベルではなし。 ・夜は爆風かつ曇天で、星撮影は断念。 <2日目> ・晴れ、弱風。平均気温:1.9℃(Max:4.6℃、Min:-5.0℃)平均湿度:60% ・日の出直前はガスに包まれたが、ほどなく抜けてご来光と絶景を拝めました。 【檜尾避難小屋】 ・2/14の宿泊者は私一人。協力金1,000円。 ・ペットボトル500円/本(完全凍結。解凍に一苦労)。 ・トイレは2つあるが、雪の影響で使用可能は1つ。外に出る必要あり。 ・備え付けシュラフは4つほど。 ・小屋内平均気温はマイナス6℃。水は凍るため、飲料はシュラフ内で凍結防止。 ・1階にバーナー使用可能スペースあり。ただし水をこぼすと即凍結。 ・今回は体力的に2階へ上がる気力がなく、1階で寝ました。 ・爆風でも微動だにしない小屋の造りには、毎回感心させられます。 【登山道】 <1日目:千畳敷駅~檜尾岳~檜尾小屋> ・千畳敷駅~極楽平の急登はラッセル。上に行くほど雪質は硬くなる。 ・極楽平以降の稜線は、まさに絶景の連続。 ・夏道が出ている所と完全に埋まっている所が混在。ラッセルは膝程度。 ・特に厳しかったのは、夏道が完全に雪で塞がれた斜面のトラバース。キックステップで慎重に進行。濁沢大峰付近は要注意。 ・熊沢岳~檜尾岳の登り返しが地味にきつい。 ・山頂から小屋までは約300m。山頂直下は急登のため危険ゾーン。ただし雪が柔らかく、クライムダウンは意外と楽でした。 ・小屋到着は18時。昨年より3時間遅れ。そういえは、昨年は危険なトラバースは一切無かったなぁ。 <2日目:檜尾小屋~檜尾登山口~菅の台BC> ・昨年は登山口まで6時間半で降りられたが、今年は雪が多そうなので、少し早めに下山開始。 ・ラッセル確定なので、最初はスノーシューでスタートしたが、それでも股下まで踏み抜く場面多発。 ・踏み抜いたスノーシューを持ち上げるのは、結構脚力いるので、途中からアイゼンに履き直しました。 ・結構急な斜面もあり、スノーシューでクライムダウンするのが怖かったのもあります。 ・スノーシュー、アイゼンどちらにせよ、雪がダマになって爪の効果がなくなり、滑り易く危険でした。なので一回一回雪の塊を叩いて取りながら歩いていたので、その分時間が掛かりました。 ・尾根歩きといっても分岐が沢山あり、トレース無いのでルートミスも何度か。幸い直ぐに気付いたのですが、戻るために登り返そうとしても、雪がズルズル滑って登れない。しかたなく正規のルートにトラバースを試みるのですが、そこもまた雪が腰まで来るほど深く、難儀しました。この雪質では下から登ってくるのは、相当時間が掛かると思います。 ・今年は雪が多く、登山口までラッセル必要なほどでしたので、尚更歩くのが遅くなりました。 ・いつの頃のトレースなのか、薄っすらと足跡が残っていましたので、ナイトハイクでも問題なくルーファイ出来ました。 ・桧尾橋バス停に21:45到着。遭難レベルと思われるかもしれませんが、危険を冒さず冷静に自分のペースで歩いたし、心配も恐怖心もありませんし、これが私のスタイルです。 ・当然バスは無く、菅の台BCまで1時間半ほど歩く羽目に。下り坂なので楽なのですが、所々路面がブラックアイスバーンになっていて、4,5回程転びました。車なら確実に事故レベル。 【装備:持って行った(〇)、持って行かなかった(×)】 ・12爪アイゼン:〇 当然必須 ・チェーンスパ:× 持って行っても出番無し ・ピッケル :〇 1本でしたが、ダブルならなお安心 ・スノーシュー:〇 下山時に装着、履いても深く踏み抜きます ・ワカン :× 殆ど効果無いと思われます ・ストック :〇 下山時の踏み抜き脱出時に重宝 ・ヘルメット :× 安全面では着用推奨 ・ロープ :× 基本不要 ・シュラフ :〇 宿泊人数次第だが持参推奨 参考)ザック重量(出発時):11kg(アイゼン、スノーシュー含む、飲料除く) 【混雑状況】 ・ロープウェイ点検明け最初の週末で、全体的に多めだったかな。 ・ただし千畳敷駅から上は終始ソロ。狙い通りではあるものの、適度な緊張感は常にありました。 【その他(失敗談)】 ・サングラス落としました。というか10m程転げ落ちるのを見ていたが、戻って取りに行く気力も体力も無かったので諦めました。 ・ストックのバスケツトを片方無くしました。いつの間にかネジが緩んで外れてしまった様です。 ・カメラレンズ壊してしまった。強風で三脚が倒れてしまったんですけど、sonyのEマウントレンズ弱すぎ。これで2度目です。おかげで、檜尾小屋以降の写真が殆ど撮れませんでした。 ・1日目も2日目もゴールまで日没に間に合わず、ヘッデン点けてナイトハイク。念のためヘッデン2個持参して正解。 ・靴がやや小さく、キックステップし過ぎで、下山後につま先が内出血。 ・手指に軽度凍傷。アウターグローブ未装着が原因。 ・雪を融かして飲料を確保するつもりで、水を600mしか持って行かなかったので、2日目途中で水が尽きて脱水症状に。バーナーとコッヘルで雪を融かせばよかったのですが、風もあったし何より面倒だったので、最後まで我慢してしまいました。やっばり飲料は事前に作っておくべきでした。途中で雪融かして作るなんて、特に一人だと中々やらないもんだなぁと改めて実感しました。
