06:16
10.3 km
921 m
残雪期だからこそ🏔️大中子山
田代山・帝釈山 (福島, 栃木)
2025年04月05日(土) 日帰り
前日の長須ヶ玉山の林道を挟んでお向かいの 大中子山。 こちらも会津百名山のひとう。 残雪期が最適な山。 馬坂峠に続く林道歩きから始まる。 長須ヶ玉山より1キロ手前に取り付きがあるので、 気分も軽い。 さらに、放射冷却で-4℃まで冷え込んでいて、 前日より早く6時から歩き始めるので、 足元はかた雪で歩きやすい。 (うまく宿が取れなくて、道の駅で車中泊したのだけれど、ナルゲンボトルを利用した湯たんぽが大活躍。抱っこして暖を取らなかったら、凍えていたと思う。) 取り付きから少しで渡渉。 どの場所が安全か見極める。 難なく。 そのあとは、お決まりの急登り。 今回は、この序盤が一番きつかった。 ただ急登りなら慣れているのだけれど、 アイスバーンのような硬さ。 さすがに不安になって、 チェーンスパイクからアイゼンへ交換。 安全なツリーホールを見つけて、 その平らな部分で、 確実にアイゼン装着。 これで、アイスバーンも問題なし。 ざくっざくっと一歩一歩、進む。 気温はまだ低く、多分氷結温度。 汗を拭こうとしたら 首にぶら下げた汗ふきが凍って硬くなっていた・・・ 1300m付近から広めの尾根、 樹々の間から周辺の高山を眺めるべスポジが現れる。 尾瀬地区の山なので、 燧ヶ岳もすぐ。 大きな双耳峰は、 雪帽子をかぶってやわらかな曲線の白猫の耳。 夏場の荒々しい姿と異なる。 会津駒ヶ岳は青空と真っ白な稜線が 潔く一直線。 大杉岳から三ツ岩、窓明の方まで、 白いスクリーンのよう。 今日は、あちらに登っている方が多数。 爽快だろうなぁ。 でも、会津駒に登っていると、 会津駒のこの姿は眺められないから、 今日は、大中子山でよかったと思う。 1600mを超すと、 こちらもパウダー状の雪が増えてくる。 ただし、気温も低く足も沈まないからからアイゼンが◎ とにかく美しい尾根。 ダケカンバ、オオシラビソ、 真っ白な尾根と雲一つない青空。 頂上の手前は頂上台地でしばらく平坦。 森のよう。 台倉高山を歩いたときもそう思ったのだけれど、 シベリアは、タイガはこんな感じなのかな。 (北欧で北極圏は行ったことがあるから、少し近い感じがする) 田代山からの帝釈山、馬坂峠を挟んで台倉高山。 遠く那須連山。 日光ファミリーも見える。 今年は雪が多いから、ここ近年の中ではかなり眺めもいいみたい。 今日の幸せをかみしめつつ、 アイゼンでサクサク下山。 やはり序盤の急登のところは、 悩ましく。 気温が高くなってざけ雪になってきているので、 アイゼンでも噛みづらい。 安全なところを選んでいたら、 尾根間違い。 足元に注意しすぎると、地図の確認の頻度があいてしまう。 復帰して、 また慎重に渡渉して取り付き箇所へ。 ちょうど、多分、長須ヶ玉山からの帰路の方を見つけて、 うれしくて「お疲れ様です~」と、叫ぶ。 あちらは、きょとん。あ、はい・・・みたいな。 私だけテンションが高いのかしら? 同じ会津百を歩く仲間だと思ってうれしかったのだけど。 林道もそのままアイゼンで戻り、 マイカーに再開。 疲れはあまり感じず、 楽しい気持ちばかり。 お天気とお山の組み合わせ、 今日もベストコンディションで歩けたのだと思う。 道具のチョイスもよかった。 今回のために、初めて買ってみた防水ソックスが、 足の保温に役立って、残雪期歩きの冷えも防止できた。 装備は本当に大切。 ・ 12時過ぎには道の駅に戻ったので、 温泉の前に、もう一座行っちゃおうかなと調べ始める。 そのくらい、疲労なし。 前日も雪山だし、 ある程度負荷があったはずなのに。 南郷の明神岳へ行ってみる。 が、ここは残雪期には不向きでした。 雪崩スポットだらけの低山。 雪はないんじゃないかとおもったら、 しっかり残っていて、 午後のざけ雪。 雪崩は落ち切っていたけれど、 初級のはずが難易度高くなっていました。 荒れて藪化しているとの話だったけれど、 無雪期の春先か晩秋がいいのかも。 眺めはとてもいいから、登るといいとは思う。 で、 噂にだけ聴いていた、界温泉、谷地電機の一角にある「里の湯」でひとっぷろ。天然温泉の旗がひらひらしていたので、場所が分かって入ってみた。 受付はなくて、料金箱に400円入れる仕組み。小さめの内風呂のみ。洗い場3か所。ケロリン洗面器。 私は、こういうシンプルなのも好き。 汗を流せて、薬効があるならなおいいみたいな。 ・ 終わりよければすべてよし。 はじまりからよい予感ばかりでしたけどね。 次も佳き山行になりますように。 本日で、会津百名山、100座目、101座目。あと9座。
