09:08
33.5 km
2417 m
ザックを背負わず歩くと食料がギリギリで逆にダイエットできる腹ぺこ長沢背稜
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 (埼玉, 東京)
2024.05.25(土) 日帰り
今日もザックではなくヒップバッグ。背中で風を感じる感覚がただ涼しいというだけでなく、何か自由で心地よいのです。ただ最後食料枯渇して腹ペコだ。 •五月の鳥が鳴く三連符 •岩覗けば虹色蜥蜴登場こんにちわ •緑の光は新緑のトンネル •やったやったあった咲いてたシロヤシオ
09:08
33.5 km
2417 m
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 (埼玉, 東京)
2024.05.25(土) 日帰り
今日もザックではなくヒップバッグ。背中で風を感じる感覚がただ涼しいというだけでなく、何か自由で心地よいのです。ただ最後食料枯渇して腹ペコだ。 •五月の鳥が鳴く三連符 •岩覗けば虹色蜥蜴登場こんにちわ •緑の光は新緑のトンネル •やったやったあった咲いてたシロヤシオ
07:07
17.7 km
1628 m
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 (東京, 埼玉, 山梨)
2024.05.18(土) 日帰り
浦山ダムへ来るたびに眺めていた、自然林の尾根が印象的な秩父の太平山へ。奥多摩の日原から来ると出発時間は早く出来そうだが、結局七跳山までは結構な距離がありそうで… いや、今回の場合、秩父側から来たとしても、始発で浦山口をスタート出来ていれば、この日辿った栗山尾根も、8時半頃には登り始めることができていたはずだ。それが10時過ぎになってしまったのは、まず始発は到底間に合わず、その次も逃してしまい、浦山口到着が8時になると分かった時点で一度計画を取りやめていたということがあったからだった。しばらく他に行き先はないかとあれこれ探した結果、通称小鹿野アルプスが、ちょうど小鹿野町営バスの始発でうまく乗り継げるということが分かり、地図ケースから大平山の地図を取り出し、代わりに小鹿野アルプスの地図を印刷して最寄り駅を発った。当然行きの車内でも、急遽決めてしまった釜ノ沢五峰の情報を探すことに余念がなかったが、ふと以前フナイド尾根から赤岩の頭、秩父林道へ下った際の、出発時間は何時だったかと記録を見直してみたところ、この日と同じ浦山口を9時前の出発だということが分かった。あれは冬季だったが、今は日も長く、この日は天候の不安も先ずない。クマさんの心配は多少あるけれど、この時間からでも行けるのではないかと強行するに至ったというわけで、七跳山から矢岳側へ周るとい当初の計画は、さすがに完遂できなかったが、それは時間が遅くなりすぎるということよりも、思いの外体力的に厳しかったことが大きかった。舗装路の登りでは分からない、山の斜面を登って初めて気づく、その日のコンディションというものがあるんだなと改めて感じたのだった。
06:36
18.6 km
1402 m
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 (埼玉, 東京)
2024.03.02(土) 日帰り
カリカリのベアフット靴で出かけたらザックザクの雪歩きになって。念の為で持っていった唯一の耐雪装備、防水ソックス大活躍。足らぬ。防水ソックス様大菩薩。 福寿草はこんなものではないはずで、再来週あたりに盛りかな。 •福寿草だって群生しているのにお前はいつも一人だな •悪魔はだいたい自分の中にいます •こけたら死にそうな天国みたいな雪景色 •バスのおっちゃん!生きていて降りてきたよ
05:23
16.1 km
1672 m
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 (東京, 埼玉, 山梨)
2024.01.27(土) 日帰り
参加者 中山(単独) 参考文献 「山と高原地図22 奥武蔵・秩父」昭文社,2000 「山と高原地図23 奥多摩」昭文社,2006 守屋二郎作成、守屋益男監修「奥多摩登山詳細図(西編)」吉備人出版,2014 はじめに 高校生のときにはこの大平山という山には気づいていたと思う。おそらく川乗山から雲取山まで縦走したときのことだ。 地形図を見ると三ツドッケと酉谷山の間の奥多摩でも奥深い箇所の裏側、秩父側の稜線近くに天目山林道という道が伸びている。秩父側から林道を使えば稜線に簡単に登れそうだとか、この林道どこまで伸びてるんだろうとか妙に気になっていた。 その割に秩父側からもバスの便は少なく、魅力的なコースどりも思い浮かばず、この歳になってふと行ってない山として思い出した。 2021年秋 - 奥武蔵・川乗山〜二子山(https://yamap.com/activities/14138248)の項でも書いた通り、奥多摩から秩父に抜ける山行には興味があり、2023年にはバラクチ尾根を三ツ山まで登った(2023秋 - 奥秩父・三ツ山バラクチ尾根 https://yamap.com/activities/28130469)。この大平山も地図を見て奥多摩と秩父の間にある山として抽出した。 コースどりを考えるのにあたりはじめは日原から入山して浦山ダムへ抜ける方向を考えていたが、浦山ダムを走るバスの本数が少なく帰りにバス停で待ちぼうけまたは駅まで歩く可能性がある。浦山ダムから入山して日原に抜ける方向では始バスが秩父駅10:20発と登山に使うにはかなり遅い。 少し悩んだが行ったことがない山だし、楽しむなら時間がかかる登りだろうと考え浦山ダムから入山することにした。 大平山への登路はいくつかある。2000年の山と高原地図には示されていないが、YAMAPには川俣から大ドッケに至る峠ノ尾根に赤い線が引かれている。でもどうせなら尾根を長く歩きたいと思い浦山川と大久保谷の合流点近い尾根末端から歩くことにした。 七跳山からの下りは林道小川谷線が現在通行止めのため、三ツドッケからヨコスズ尾根経由で東日原バス停に下るのが公共交通機関に最も近い一般登山道と思われる。しかし、ヨコスズ尾根は塩地谷に登ったとき(2021年秋 - 奥多摩・日原川倉沢谷塩地谷 https://yamap.com/activities/13572678)に歩いているので、林道倉沢線に下る棒杭尾根をたどることにした。 西武秩父駅まで 朝7時に起きる。平日よりも遅くて山に行く朝らしくない。 JR八高線に乗り東飯能で乗り換え。西武線は秩父鉄道直通長瀞・三峰口行きが来た。存在は知っていたが山に登るには遅い時間帯の運行なので乗るのは初めてだ。西武秩父駅へは前より4両が行くと駅員さんに聞き、乗車して寝る。 9:48西武秩父駅着。まず秩父市営バス浦山線の西武秩父駅入口バス停を探しに行く。駅からまっすぐ歩いて行った国道の交差点にバス停があった。 10:26のバスまで時間があるので駅併設の祭の湯でおみやげを買ったり西武秩父駅が高校跡地に建ったという碑を読んだりして過ごす。国道のすき家で炭水化物を摂取しておこうかとも思ったが、別に腹が減っていないのでやめた。 西武秩父駅から栗山入口バス停まで 10:26市営バスが来た。川又線と同様、トヨタハイエースみたいな車だ。乗客は私一人。運賃前払いで310円。 運転手さんに釣りですかと話しかけられ、山登りと答えた。 途中、釣竿を入れたカゴを持ったおじさんが乗車、浦山大橋の手前で降りて行った。浦山大橋では釣りをしている人がいて、この辺にくる人は釣りを目的にくる人が多いようだ。 私は浦山大橋を渡ったところで降ろしてもらう。10:50着。 栗山入口バス停から新秩父線66号鉄塔まで 浦山大橋のたもとから大久保谷を経由して浦山ダム左岸を通る道が伸びている。ゲートが閉じているので右側から体をひねって入る。 しばらく道を歩いていると土砂が積もっているところがある。登り調子の道が下りになってしばらくで左手に山側に白い柵が見える。東京電力の鉄塔の巡視路の入り口だ。「奥秩父線8号に至る」と黄色い標識が立っている。11:02着。入り口から階段を昇っていく。 木の階段のジグザグ道が続く。スギの葉が落ちていて滑りそうになる。途中で暑くてフリースとセーターを脱ぐ。 11:11奥秩父線8号鉄塔の下を歩く。左へ9号に至る道が分かれ、尾根伝いに新秩父線66号に至る道が続く。 11:19新秩父線66号鉄塔に着く。ここから東電の黄色い杭は見当たらなくなる。 新秩父線66号鉄塔から栗山まで 新秩父線66号鉄塔からは急な登りで息苦しい。直登するとザラっとして滑りそうになるので浦山川側のシカ道を斜めに登る。標高750mほどで勾配は緩やかになる。振り返ると樹間に浦山ダムの青い湖水が見える。 平たく暗い植林帯の東側に明るいところを見つける。近づくとススキの原になっていた。栗山集落の真上なので茅場にしているのだろうか。 西側大久保谷側から尾根が上がってくる。尾根を登っていくと11:38栗山三角点峰813.9mに着いた。山と高原地図では丸山と表現されている。山頂は東側が暗い植林帯、西側が明るい広葉樹林帯である。眺望はない。 栗山から標高950m岩峰まで 栗山からしばらく尾根を行くと11:56標高950m付近で岩峰に出る。YAMAPでも注意箇所として写真が示されている。左手に金属製の囲いがあり、中に社があった。囲いは半円状で残りの半円は崖になっていて中には入れない。登路があるように見えないが、こんなところに社を設けているのは何のためだろうか。 岩峰には岩をトラバースするところがある。岩に張った根を掴みながら30cm幅ほどの小段を歩くのだが、西側大久保谷側がスッパリ切れ落ちていてちょっと怖い。ここだけ西上州の岩場みたいだ。 岩峰を少し下ると大久保谷側の展望がある。地形図を見て赤岩ノ頭と矢岳かと考える。 標高950m岩峰から大ドッケまで 標高950m岩峰からしばらくで大久保谷側から尾根が上がってきているが、歩いていても気づかない。山と高原地図によるとこのあたりを五社山と呼ぶようだが、登り調子の尾根の一部でやっぱり歩いていても気づかない。名前がついているということは集落からは目立つのだろうか。 12:13、標高1,040m付近の平らなところに着く。地形図では大久保谷から道が上がっている。探しに行くとススキの原っぱになった道があった。眺めがよい。あれが目指す大平山、七跳山と山座同定する。右へ目でたどっていくが、坊主山から赤岩ノ頭、矢岳の稜線の山と山の間が開きすぎているように感じる。18年前に酉谷山から矢岳へ縦走している(2004年冬 - 奥多摩・タワ尾根〜酉谷山〜矢岳[2/2] http://nakayamayu.web.fc2.com/record/2004/04toridani/index2.html)が、記憶が遠くて頼りにならない。 浦山川側からバラモ尾根を合わせるところは急登。1145m標高点付近はなだらかな尾根が続くが大ドッケの登りはまた急。浦山川側の峠ノ尾根に出るように斜めに登った。12:42大ドッケ着。 大ドッケから1469m標高点まで バスを降りてから約2時間で大ドッケ。地図を見るとあんまり進んでおらず少しあせる。 大ドッケからも登りが続く。標高1315m独標を登り、標高1350mまで達すると積雪を見つけた。先週の土曜日に降った雪だろう。 標高1350m付近は平たくなっていて窪になったところもある。日向ぼっこしてみたくなるところだが風が吹くと寒い。体は暑いので手を襟から中に入れて温める。 1469m標高点の手前は平たい尾根で歩きやすい。その分樹間から見える1469m標高点が高い。 1469m標高点へ急登すると左手に車が走れそうな未舗装の道路を見つける。地形図に載っていないのでびっくりする。帰ってからYahoo!地図の航空写真を見たら冬の写真らしく林道が白く写っていた。それをたどると植林帯をジグザグに下り、細久保谷へ出られるようだ。 13:16、1469m標高点には看板が1つ木に打ち付けられていた。 1469m標高点から大平山まで 1469m標高点からは地表面の半分くらいが雪で覆われる。雪はせいぜい5cmほどの深さでザクザクなのでアイゼンなどは不要だ。先ほど見つけた未舗装の道路の上を歩いていると雪に足跡がある。何度か解けた足跡とまだ踏み上げた雪が乱れている昨日か今日くらいの足跡だ。雪が積もったのは先週だろうから1週間の間にこんなところ歩いている人が他にもいることに驚いた。 未舗装の道路が南側にトラバースしそうなところに3本の木に赤いテープが巻かれたところが登山道の入り口かと思って道路から外れる。道はなかったが広い尾根なのでどこでも登れる。 ゆっくり登っていくと高いところがなくなり左手に大平山が現れる。13:29大平山着。 大平山にて 大平山の三角点に腰かけて休む。展望はないが南側は雪が少なく北風を避けられるのか暖かい。 バスを降りてから約2時間40分で大平山。1回も休んでいなかったのでここでじっくり休む。さすがにお腹が空いたので小さいパンを6つ食べ、板チョコレートをかじる。家で温めてきたテルモスの紅茶も3杯飲む。背中には汗をかいているので水分も失ってそうだ。13:39発。 大平山から七跳山まで 大平山から尾根を下る。下り切った大平山と七跳山の間のコルは山と高原地図には大クビレとある。天目山林道が大クビレを乗っ越しているところだ。どうせ廃れた林道だろうと思っていたら雪の上に4輪車が走った跡が残っていた。この1週間の間に複数台の車が走っていることに驚いた。林業関係者だろうか。一般車も通れるのだろうか。 大クビレからは急な登りだ。雪は硬くて滑るので雪を避けて登る。登り切ってからは小さな登り下りで14:07七跳山に着いた。七跳山は平たいがゆるいでこぼこがあってガスっていたら迷いそうだ。これまで雪の上に足跡があったが山頂には足跡が見当たらなかった。 七跳山から天目山(三ツドッケ)まで 七跳山から長沢背稜の登山道に下る道は急なので都県境尾根を下って登山道に下る。そこには雪に足跡があった。 登山道に出ると南向きの道は雪がない。水平に近い道がつけられており、スピードも上がる。大栗尾根の分岐に気づかずてくてく歩く。 天目山(三ツドッケ)の登りは急でつらい。振り返ると樹間に大平山らしき山。三ツドッケからも見えにくく、山の連なりの一部で判別しにくい。秩父側からも見えにくそうだし、林道がすぐそばにあるのに不遇な山だ。 アセビのやぶを漕いでいくと14:50三ツドッケ三角点峰。山頂を踏むのは大学生のころ以来だろうか。天気がよくて南側が開けている。川乗谷のあたりを赤いヘリが飛んでいた。西に目を向けると雲を裾野に従えた富士山が見える。 天目山(三ツドッケ)から棒杭尾根分岐まで 日のあるうちに倉沢バス停16:28発のバスに乗りたいが、残り1時間半。確実に登山道を下るならヨコスズ尾根を下って東日原バス停だが、意外と長く感じた記憶がある。棒杭尾根を下ってバスの時刻が若干遅い倉沢バス停でも間に合いそうと思い、予定通り棒杭尾根を下ることにする。 一杯水避難小屋に下らず都県境尾根を下る。15:14棒杭尾根分岐着。 棒杭尾根分岐から林道倉沢線地蔵橋まで 棒杭尾根は明瞭な尾根で踏み跡もしっかりしている。急なところはあるが、尻もちをつくほどではない。ヤブもない。急なところは長尾谷側にジグザグがついているところがある。1箇所長尾谷側のやぶに迷い込んだが、稜線に出たら踏み跡があった。 「保安林大切にしましょう」の看板。左向き矢印がついていて道案内を兼ねている。スギの葉の多いジグザグ道を下ると長尾谷が見えてきて15:41地蔵橋に着いた。 林道倉沢線地蔵橋から倉沢バス停まで あとは林道を下るだけ。凍った滝をいくつか見ながら下る。魚留橋に3人の登山客がいた。こんな夕方に山でもないところにいるのは凍った滝でも見にきたのだろうか。 林道を歩いていると暑くなってきたのでシャツのボタンを開けて歩く。秩父側は北向き斜面で寒かったのに。 16:15倉沢バス停着。寒かったせいか足がつりそうなのでバスの待ち時間でストレッチする。冬なのに意外と車の往来があって15分の待ち時間に10台ほどの車が通過した。 少し遅れた16:28のバスで奥多摩駅へ。夏ほど混んではいなかったが、ほかにも鍾乳洞の客や登山客を乗せていた。帰りは河辺で降りて梅の湯に浸かって体をほぐした。 おわりに 山中では林道倉沢線でしか登山者を見ない静かな山行であった。先週の積雪も深くて5cmほど、ザクザクでアイゼンもスパッツも不要だった。特に秩父側からだと登りなので難しくなかった。天気もよく、やや風が冷たい冬らしいハイキングであった。歩行時間5時間半の割には充実した山行だった。 技術的な核心部は標高950m岩峰だと思う。足幅は十分あるが、ロープなどはなく踏み外すと相当落ちそうなのでこわい。 体力的には浦山大橋から大平山までも標高差1200mほどあり、長い登りなのでつらい。また、秩父市営バス浦山線を使うならバスの時間が遅いのでどこへ降りるにしても急ぎ足になる。 棒杭尾根を初めて下ったが、特に迷うようなところもなく30分ほどで谷に降りられた。下ってしまえばあとは林道歩きだし一般登山道と時間はあまり変わらなさそうだ。
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