辺見尾根から両神山を目指す〜登頂できず清滝小屋で撤退〜
両神山・諏訪山・二子山
(埼玉, 群馬)
2026年04月18日(土)〜19日(日)
2日間
両神山は日向大谷から谷を進む、八丁尾根から登る以外に東から尾根がいくつか伸びている🤔
調べてみると辺見尾根という尾根があるらしい。
バリエーションでとても長くアップダウンも多い上級者向けらしいが、気になったからには行ってみようと思いつき準備開始。
下調べと山に行けない間もランニングと筋トレを行って、いざ!しかし最後に大失敗、遭難してなんとか清滝小屋までで辿り着いたものの登頂せずに撤退しました😅
【両神山】DAY1
天気☀️
最高気温13℃
最低気温4℃
最大風速7m/s
始発で西武秩父まで移動🚃そこから小鹿野コミュニティバスに乗り換えて薬師の湯で下車🚌
薬師の湯からまずは四阿屋山に登頂!
山頂直下の尾根から辺見尾根分岐に入ります。
バリエーションとはいえ1日目のルートファインディングはひたすら尾根道ということもあり難しいところはなく、必要なことは各ピークを直登するか巻くかの判断をすばやく正確にすることです。
核心部が初っ端から現れます。
一つ目の痩せ尾根は慎重に端まで進むと
その先は崖となっていました。
左下が若干ですが緩やか(とはいえほぼ崖💦)になっており木々をホールド、岩をステップにして遥か下の尾根の続きへ向けて下って行きます。
滑落したらそのまま崖下へ谷底へ落下します。
ちょっと岩で擦りむきましたが無事通過出来ました😮💨
難しいと感じた箇所はそこくらいで、あとは必要なピークは登り、必要ないピークは巻く作業です。正直にすべてのピークを登ると体力を消耗するし、巻く際もかなりの急勾配をトラバースするので危険です。どれが最適解なのか考えながら選択していましたが、どうだったのか…1日目は薄くトレースのような物もあったため判断は楽でした。
しかし本当にバリエーションの藪漕ぎはうんざりしますね。疲れるし引っかかるし😅
三合落岳、瞽女ヶ岳にだけ小さい山頂標識がありました。
瞽女ヶ岳を通過、1195を過ぎたあとのコルでビバーク。疲れていたからか熟睡、風音だけが聞こえる静かな夜でした…
【両神山】DAY2
天気☀️
最高気温15℃
最低気温4℃
最大風速7m/s
2日目は5時に出発!
1284あたりから右手に鹿ネットが現れました。
これに沿って歩いていたところいつのまにか大きく方向を誤り尾根を下っていました。異変に気づきGPSで確認するとだいぶ降りてしまったよう。
すぐに登り返すも鹿ネットの向こう側に行かないと行けないのにネットが張り巡らされており行けません。ネットが緩んでいるところを探して這うように通過しました。
その後進んでいくも尾根が切れ落ちてしまい、行く先は5mくらい下方。崖の近くに生えていた木を伝って下まで降りました。
辺見岳付近に着く頃には体力消耗が激しく、ペースが出ません🥲休憩しつつ進みますが時間を消耗するばかり。
さらに辺見岳直下で熊に遭遇🐻
崖下にいた熊が僕に気づいたのか鼻息で威嚇してきました。こちらは疲れているしただ見守るしか出来ず、しばし経つと向こうから逃げて行きました。緊張より疲労が勝っていて怖くなかった…
このあたりから疲労のためか判断が鈍り、雑なルート選択をし始めていたように思います。無理やりトラバースし、ダメそうなら直登。木の葉で崖下にずれ落ちながも這いながら登ります。
エビズル、三笠山を過ぎると眼前に崖が立ちはだかっていました。ここから古道でトラバースしながら清滝小屋に向かうのですが、途中でルートを見失いました。しかし疲れているため引き返すという選択を行わず、僕はそのまま急勾配を降りたり登ったりを繰り返しながら先に進もうとしました。するともう元の場所には到底戻れなくなり先は崖で進めななくなってしまいました。僕は息も絶え絶えに必死に上に登りトラバース出来る箇所を探しました。
若干先に進めそうなところがありそこをトラバースしましたが結局先で崖に行き当たりました。この時もう冷静な判断など出来る状態ではなく、諦めて救助を頼むか、ちょうど清滝小屋まで続いている谷の上まで来ていたのでこのまま谷を下るかでしたが、僕は谷を下ってしまいました。下ると谷は左右に分かれました。左を確認すると先は崖のようで僕は右に滑り落ちながら進みましたがこちらも崖でした。1番やっては行けないことをやって詰んだなと思った時、右端に緩くなったところがありそこならなんとか助かりそうな斜度でしたのでそちらを木の葉にまみれながら滑り降りた時、清竜小屋の水場が見えました。なんとか助かりました。
息も絶え絶えに水場へ着くと、お兄さんが1人いて遭難してなんとか助かったと話をしました。
お兄さんは優しく話を聞いてくれて、この時本当に助かって良かったなと死ななくて良かったなと感じました。お兄さん、ありがとうございました。
両神山へ登る気力などなく、そのまま日向大谷へ下山しました。
今回、自分の力を過信して難コースを選んだこと、計画が不十分であったことが原因で遭難し、なんとか自力で生還したけど死にかけました。
こんなこと今後は絶対起こさないよう反省しなければなと思います…