両神山・諏訪山・二子山(埼玉,群馬)
2026年9月27日 (日)日帰り
1概要
毘沙門水で水を汲み、沢沿いの道を登って鳥首峠へ。日尾城跡を経て観音山へ向かい、眺望を楽しみながら山頂で昼食。毘沙門水で茹でたスパゲティと「青の洞窟 ズワイ蟹のトマトクリーム」を味わい、二子山や父不見山を眺めながら贅沢な時間を過ごした。下山後は観音院に立ち寄り、石仏や滝、仁王像などを見学。栗尾バス停まで歩き、変化に富んだ山行を楽しんだ。
2Abstract
I filled a bottle with water from Bishamon Spring and followed a trail along the stream to Torikubi Pass. From there, I continued past the ruins of Hio Castle toward Mt. Kannon, enjoying the views along the way. At the summit, I had lunch featuring spaghetti with “Snow Crab Tomato Cream Sauce,” cooked using the Bishamon Spring water. I spent a relaxing hour taking in the views of Mt. Futagoyama and Mt. Chichibufujiyama. On the descent, I stopped at Kannon-in Temple and explored its stone statues, waterfall, and impressive Nio guardians. Finally, I walked to Kurio Bus Stop, thoroughly enjoying a varied and memorable day in the mountains.
3詳細
【毘沙門水から観音山】
22日(火)に引き続き、小川町役場から長沢行きバスに乗り込む。このバス路線は9月末に廃止されてしまう。今日もバスマニアの人たちと登山者を乗せて出発。馬上(もがみ)というバス停を過ぎ、毘沙門水の真ん前で降ろしてもらう。早速協力金100円を支払って1Lのペットボトルにお水をいただく。白いポリタンクに水を汲みに来た車で駐車場は満車になるほどの人気ぶり。馬上バス停まで県道を少し下り、そこで橋を渡って細い舗装路に分け入る。沢沿いに登山道の入口を発見したが、荒れている。沢に入ると割ときちんとした道になり、ところどころに看板が立っている。今はYMAPでもメジャーなコースとして扱われていないが、平成16年の彩の国まごころ国体(第59回)開催時の観音山縦走競技会場であったことを知る。バスが廃止となり、益々廃れてしまうだろう。
植林された杉林の中を沢沿いに歩を進めていく。沢を渡る風が心地よい。苔むした立派な階段があり、かつては馬上集落から観音院に参拝する人が相当数いたことが伺い知れる。迷うことはないが、途中、道が不明瞭なところがあった。ほどなくして鳥首峠に到着。観音院の駐車場へ下る道を分けて、日尾城跡方面へ進路をとる。炭焼き窯後を過ぎ、少し登ると観音山方面と日尾城跡の分岐に到着。観音院への道と間違えないようにという配慮だと思うが、枯れ枝が置いてあって行きづらい雰囲気。しかし、上ってすぐに日尾城跡の広場のような場所に着いた。今は訪れる人も疎らだが、れっきとした後北条氏の山城で甲斐からの兵が秩父を通って攻めてくることを警戒していたという。城主の諏訪部貞勝は鉢形城の北条氏邦の家臣で、その家は代々800石取りの騎馬・馬術・将軍家の馬を管理する旗本になったそうだ。
すぐに先ほどの分岐に戻って先に進む。尾根の反対側、広葉樹の中を気持ちよく歩く。大きな一枚岩の上に垂らしてある鎖をつかんで上がると、眺望が開けた。遠く、長沢背稜まで見渡せた。痩せ尾根をさらに進むと、今度は反対側の父不見山方面が見渡せた。ここで本日唯一のすれ違い。高齢のご夫婦で、お互いに気を付けるよう言葉をかけ別れる。さらに、途中道が崩落しかかっているザレ場を注意して進み、再度植林地になった。ここで観音院への分岐を分け、山頂を目指す。杉の植林地の中、急坂を喘ぎながら稜線を目指す。尾根に出たところで、すぐ山頂。先には展望に優れた小さな広場があり、父不見山と同じ、軽くて丈夫な新しいベンチがあったので、ここで昼食とする。
【観音山から栗尾バス停】
観音山の山頂で、NHKのど自慢をききながら昼食を準備する。今日はスパゲティをゆでて、青の洞窟シリーズの「青の洞窟 ズワイ蟹のトマトクリーム」。毘沙門水のお水を使ってゆでたからか、水がなくなる頃には程よくアルデンテとなり大成功。少し水を足してひと煮立ちしてからメスティンの上で温めていたレトルトの封を切ってかける。おいしくて夢中で食べてしまった。その後、さらにコーヒーを淹れて、眼前の二子山や父不見山を堪能。1時間強の滞在だった。この間、山頂を独占した贅沢な時間だった。来た道を分岐に戻る。喘ぎながら一歩一歩登った道だったが、杖を使って慎重に降りるも、あっという間に戻ってきてしまった。
山門の両脇にある石細工の仁王像は国内最大だが、石を切り出した場所、鑿で彫った場所の案内があった。結構な傾斜をひたすら下り、観音院の屋根が見えた。そこから周遊コースとなっており、馬の蹄跡洞窟に到着。石仏群があった。さらに分岐に戻り「矢抜け穴」を見て、観音院へ降りる。観音院は大きな岩の下に鎮座する形で圧巻の姿。新生代の地層や昔の修行僧が水垢離した滝など見どころがいっぱい。鐘撞堂で鐘もつける。30分近く滞在し、階段を下りる。最後の山門で写真を撮り、あとは舗装路を1時間弱下って栗尾バス停へ無事に到着した。
バスの待ち時間、秩父札所巡りをされている初老の男性とお話を楽しんだ。
いつもと比べ半分の行程だったが、変化に富む山行を楽しめた。