07:43
17.3 km
1483 m
立ち枯れの山「古礼山」と笠取山
和名倉山・笠取山・東仙波 (山梨, 長野, 埼玉)
2024.04.20(土) 日帰り
YouTubeで古礼山を含む山行を見て「行ってみたい」と思い調べたところ、以前登った笠取山の作場平登山口から行けることが分かり、笠取山とセットで登ることにした。古礼山は立ち枯れの木が多く、とても不思議な景色が広がる山だ。今日は春霞で不鮮明だったが稜線から富士山も綺麗に見える。登山道は危険も少なくおすすめの山域だった。 今日は作場平駐車場に7時半に到着するも上下の駐車場はいずれも満車。ほとんどが笠取山に登るだろう人の車だが、とても人気の山だ。駐車スペースは道沿いに点在するので邪魔にならないよう駐車し山行スタート。 序盤は樹林帯歩き。 登山道は整備され危険箇所は皆無。 笠取小屋から先、小さな分水嶺の手前を左に分かれ雁峠に向かう。笠取山への登山道の整備が行き届いているので「山道感」が強くなるが全く問題ない。 雁峠は眺望が抜けていてベンチもあり休憩場所に最適。 雁峠から燕山までは序盤に急登が続く。急登の途中で振り返れば笠取山が綺麗に見える。2つ(確か)の偽ピークに騙されつつ登頂。途中に山頂の巻き道の表示が出てきたが巻き道には気づかなかった。 雁峠から先は登山者が少ないが道は歩きやすい。 燕山から古礼山へは気持ちのいい稜線歩き。富士山もよく見える。途中から立ち枯れた木々が姿を現し、古礼山頂付近は立ち枯れた木がいっぱいだ。 古礼山からの下りは急で足元がぬかるんでいる。古礼山から水晶山へは眺望が少なくなり、「森」の要素が濃くなる。水晶山頂は全く眺望なし。 体力と時間が許せば雁坂峠まで行きたかったが体力不足で戻ることに。雁峠への下りまでは稜線歩きなので気持ちいい。 古礼山への登り返しを避けて巻き道を使ったが歩きにくい。北側斜面なので苔も凄い。体力が許せば登り返したほうがいい。 最後に笠取山に登ったが山頂までの道は相変わらずの直登で急登。山頂標識の奥に進むと岩岩ゾーンになり、古い山頂標識が出てくる。ここが一番危険なので注意が必要。 そのまま向こう側に下り、山腹を巻くように水干(多摩川源流部)を通り、笠取小屋に戻ってきた。 笠取山ピストンなら子ども連れでも楽しめる。 雁峠から先は登山者が少ないが気持ちの良い稜線歩きが楽しめる。 おすすめの山域だ。