頭布山
光兎山・奥山(虚空蔵峰)
(新潟, 山形)
2025年04月05日(土)
日帰り
某氏の山行記録を見て「静かな山」を志した者としては「いつかは」と思っていた頭布山をこの機会に登る。村境からコマタ峰経由で登るルートが一番確実に思えるが、カンニャ越えを越えてこそという気もする。かといって光兎山から下るのはルートはかなり危険なようで事故の記録もありビビる。100回登って100回帰ってこれる登山を信条とする慎重派的には避けたい。
佐藤れい子「越後百山」のルートが頭の片隅にあったので、光兎山北側を回ってカンニャ越えに直接アプローチしたらどうかなとルートを検討したところ、すでに記録がありました。これは一番ラクで危険が少ない冴えてるルートに思える。
林道は田麦集落から少し行ったところまで除雪されていた。すでに先着者がおり聞くと頭布山に行くらしい。今日が一番のチャンスなので誰かしらいると思ってたが…。自分とは違うルートで行くつもりらしい。お互いルートを交換。
少し遅れてスタート。一応ワカンは持っていったが不要だった。林道は途中崩壊している箇所があり小さく高巻き。ヨドソ尾根取り付きより先は林道が雪で斜めに沢床まで落ち込んでおり滑落・雪崩・落石注意。
目的の尾根に取り付き。多少藪化してるが人為的な踏み跡がある。踏み跡は雪渓の頭のあたりで終わってる気がする。その先は尾根に横から合わさっており、急斜面を藪クライミングでよじ登る必要がある。
しばらく登ると先行者と合流。沢沿いのルートはダメだったらしい。まさかマイナー12山や中ノ又の話をしながら登れるとは思わなかった。
光兎山山頂への稜線に出てカンニャコエ西沢に向けて下降する。出来るだけ右へ巻きながら降りながら。支沢が切れており結局沢床近くまで降りる必要があった。雪崩のデブリがそこそこある。
雪渓を詰めるとカンニャ越え。こんなにすんなり来れていいのかな?光兎山を見ると亀裂がいくつも走る嫌な予感しかしない斜面で、とてもここを降りられるとは思えなかった。
頭布山に向かって藪を登る。踏み跡らしきものはあるが、結構藪。雪を拾いながら下頭布?に登ると頭布山まで5つくらいピークがあるのが見える。この先藪のアップダウンやナイフ状の残雪を登っていく。
しばらく行くとこれまでの険悪な尾根とは打って変わって広い残雪の原生林になった。頭布山山頂は雪庇で残雪の厚みが凄まじい。
下山。ぶなの切りつけを探しながら降りると折戸集落から来たというものがあった。小国側から蕨峠を越えて来たのだろうか?
稜線に戻ると2人以外の新たなトレースがあり光兎山に向かっているらしい。同行者が光兎山に登るというので自分もついていったら、山頂直下の雪渓を登る凄まじいトレースを見て2人ともあっさりやめました(笑)