沼山
大境山
(山形)
2021年11月06日(土)
日帰り
ただただ反省です。
大境山は遠かった、見積り甘すぎで猿鼻山並の事故案件になってしまいました…。
大里峠から大境山を目指して、大境山から中田山崎に下山、ロードハイクで玉川に戻る周回コースの計画でしたが…。
※大里峠から大境山登山道までは、道は有りません。
山名、エノカッチ、サムサ峰は関川村山岳渓流地図より
大里峠〜エノカッチまでは春に1度登っているのである程度計算は出来ましたが、その先は地形図を見た感じは沼山の前後が気になるものの、その他は概ねなだらかなタップダウン。しかし藪の状況は、無雪期の詳しい記録が無く不明だったにも関わらずスタートが遅すぎた(これが全て大反省点です)。
日没までに藪を抜けれないと感じだした時は少し焦ったが、直ぐにビバークを選択肢に考えてからは落ち着いてた(去年の餓鬼山でのNさんとの出会いが生きました)。
レインの上下に、ハードシェル、軍手にフリース手袋、オーバーグローブ、ニット帽と本日の天気ではだいぶ余計の物を持ってきており、また翌日も天気が良くこの後崩れない予報だったし、エマージェンシーシート、モバイルバッテリー1個、水1L、おにぎり2個、ウィダー1個、クリームパン1個、柿の種1袋、一本満足4本もあっのでビバークする事に不安は無かった。
そして、既に沼山は越えており緩やかな最後の登りを残すのみで、またこの後は尾根も徐々に広がり台地状になり、滑落の危険も少ないので心に余裕はありました。
コース状況は雪食地形なので山形県側は切れ落ちており、また稜線の中心は藪が煩いので、稜線の広いところは1段下の新潟県側を歩いた。
鉈目、踏み跡は無し、たまに獣道は確認出来る程度だった。
自宅を出た時点で、今回は大境山を諦める。
関川村に入ると出るのが遅かったので湯蔵山に変更するか考えるも玉川へ。
玉川側の大里峠駐車場に駐車して、大里峠へ登り、そこから県境稜線を辿りエノカッチ(812.3m)へ、570m付近から急登となり放射状に根曲がりした灌木に難儀しながら登る、1番きつい登りです。
稜線の肩に上がってからは藪の細尾根となる。
細尾根のP770で一旦藪を抜けると、360度眺望を得ることが出来る1番の見晴らしポイントだが足場狭く危ないのがネック。
今日は先を目指すので好きな山だけ写真に収めエノカッチを目指す。
エノカッチ到着も予想より少し遅れたので、戻ることも考えたが、ここからは概ねなだらかなのでもう少し進み様子を見ることに。
一先ずエノカッチで腰を下ろして、エネルギー補給し、三角点を軽く探すもまたしても見つからず、時間無くあきらめる残念。
エノカッチから下り出すと蔓エリアになり難儀、この先もこの調子だと厳しので引き返すかと思ったとこで蔓エリアを抜けて一転快適な稜線に、サムサ峰(783m)まで概ね快適に進むことが出来た。
細長いサムサ峰の山頂稜線は二重山陵のようになっており、間の窪地に小さな池があった。また、サムサ峰を越えると灌木が徐々に煩くなりペースダウン。
気になっていた沼山への登りへ、序盤は薄藪の快適な尾根道に喜ぶが、徐々に藪が濃くなり椿の密藪に、沼山は背丈ほどの藪に覆われて密藪になっていた。
沼山からの下りは、地形図に山形県側には岩場が表記されていて1番気にしていた場所、藪が濃いので足元に注意してくだるも、山形県側を気にしすぎて尾根の中心から新潟県側に逸れてしまい、ほぼ3mほどの垂直な斜面の上に出てしまう。木々につかまり慎重にクライムダウンで下りトラバースし県境尾根へ復帰。
沼山を越えても藪の状況は改善されず(最後まで背丈程の灌木藪、根曲がり難儀した)、ペースが上がらない。ビバーク適地を探しつつも一先ず明いうちは前進する事に、日没後の僅かに日の光が残る内に850m付近の台地状に場所の近くまで行けたので、滑落の心配も少なくなり日没後も藪こぎを続け、登山道に出ることが出来た。
星の位置、麓の集落の明かり、うっすら暗闇の中に見える大境山等で大きく方向感覚を失うことは無く、またこまめにGPSを確認し軌道修正しながら進んだ。
途中ヘッデンを落とした時は焦ったが、それ以外は冷静で目の前の薮を掻き分けるのに没頭していた。道に迷った訳ではなく進む方向、この先の地形を理解していたのが良かったのかな、台地状な場所で滑落の危険が無いのは大きな安心感ではあった。
ただ登山道に出るまで途中でタオルを落とした事に気付かなかったので、それなり必死だったようではある。そして、タオル落として来てしまったので山に申し訳ない事をしてしまった。
初見の大境山の激下りの登山道を慎重に下る、途中枯れ沢に迷い込みかけるも気付いて無事復帰して中田山崎に無事下山、後は音楽を聴きながら玉川まで1時間強の残業ロードハイクで車で戻った。
こんな形で遂に1泊登山デビューも考えましたが(ビバークして翌日に大境山まで行くかなとも思っていた)、結果下山しました。
今回は広い尾根で、進行方向も分かっており日没後も藪こぎ続けることが出来ましたが、安全の為には日没後は行動を無理せずビバークが1番なのかな、色々考えてさせられました。
今回は大境山には辿り着けなかったですが、気になっていた大里峠からの県境稜線の藪区間は歩ききれたので、続きの大境山までは次の機会にしたいです。
距離、累積標高は二王子岳位です疲労感が全然違う、ハードな1日でしたね。
今後は予備ヘッデンも携行しよう、その前に朝にヘッデン使用するような登り方にしなくては…、今回は反省するのみで、後タオルごめんなさい。
※動画は前回登った春にP770から撮影したものです。