櫃ヶ山・星山(岡山)
2026年9月22日 (火)日帰り
シルバーウィーク5連休も半分は仕事
昨日の午後と今日一日、休みが取れたので家族サービス(嫁だけだが)
といっても、車中泊からの山歩きだけどな!!
昨日のうちに高知を出て、岡山県は真庭まで行って道の駅「醍醐のさと」で仮眠
少し休んで登山口で車中泊のつもりが、涼しくて朝まで快眠⋯
結局は8時過ぎて登山開始の体たらく
早朝出ればよかったかな
岡山県真庭市(旧勝山町)に位置する「星山(ほしがせん 1,030m)」は、中国百名山選定
美しい独立峰で、山頂は開けた笹原の稜線となっており360度のパノラマが楽しめる
山名はガイドブックなどでは「ほしがせん」だが、地元では親しみを込めて「ほしやま」と呼ぶようだ
ふもとの集落「星山」は「ほしやま」だそうだ
平成9年に地域の自然に適した森づくりのため「勝山美しい森」がオープン
ビジターセンターは現在閉鎖中だが、登山道は素晴らしい整備状況だ
老若男女に愛される星山だが、意外に情報が少ない
昔、この山に大彗星が落ちたという伝承があり、山名の由来とされる
付近には星にまつわる神話や、星を祀る祠が残されているという
視界を遮るもののない笹の山頂は
晴れた夜ともなれば星屑"stardust"が振り注ぎ、美しく彩られるのだろう
「ジギー・スターダスト」は、デヴィッド・ボウイが演じた架空のロックスター
アルバム「ジギー・スターダスト(1972年)」に登場するボウイの「ペルソナ(別人格)」だ
滅亡の危機に瀕した地球に現れた宇宙人のメッセージを伝えるスーパースター
赤毛のウルフカットに妖艶なメイク
山本寛斎らが手掛けた斬新なコスチュームを纏う
グラム・ロックの象徴的アイコンだ
ボウイはステージ上でこのキャラクターになりきって表現した
しかし狂熱の頂点にあった1973年、ツアー最終公演で突然の「引退」を宣言
架空のスターとしての物語を完結させた
音楽と演劇の融合でポップ・カルチャーに絶大な影響を与えた金字塔だ
だがボウイ本人は自身とジギーの境界が曖昧になり、ひどく苦しんだという
ボウイ、といえば左右の瞳の色が異なる「オッドアイ」でも知られる
ガールフレンドを巡る喧嘩で殴られ、左目の瞳孔が開いたままになったのだが⋯
神秘的な雰囲気を本人が痛く気に入ったのだという
お気に入りは、僕の生まれ年である1969年の「Space Oddity」だ
月に向かって打ち上げた宇宙船がトラブルで帰還不能になる、という衝撃的な歌詞
同年アポロ11号の月面着陸ロケットの打上げ直後、万が一を警戒したBBCは放送を自粛
アポロの無事帰還後、ヘビーローテーションされたというのも、彼らしいエピソードだ
明日は全国的にはシルバーウィークの最終日
僕の「ペルソナ」である「グータラ・スローダスト」が囁く
敢えて帰還不能となり、もう少しこの辺りをうろつきたい⋯
だけど、現実は残念ながら明日も仕事が待っている
斬新な行動で群衆を興奮の坩堝に巻き込んできたボウイなら
或いは「ジギー・スターダスト」なら
心のままに行動するのだろう
そんな度胸もないし、
なによりそれをやって許される才能も、カリスマもないな⋯